想像以上に快適!8K編集に耐えうる超高性能CPU「第12世代インテルCoreプロセッサー」搭載PCの実力とは?

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8Kは本当に必要なのか?


2021年は8K元年と言ってもいいほどハイエンドのミラーレス一眼に8K動画の収録機能が搭載された。

ついに手の届くカメラに8Kが搭載され、多くのフォトグラファーや映像クリエイターがローコストで8Kが運用できるようになった年と言えるだろう。

2020年にCANON EOS R5で8Kが収録できるようになり、2021年はSONY α1、そしてNikon Z 9が8K収録に対応した。驚くほど早いスピードでミラーレス一眼の8K化が進んでいる印象だ。

ここで多くの方が疑問になるのが「8Kは必要なのか?」という点だ。
まだ、映像の納品の多くはFHDだったり4Kだったりするが8Kは本当に必要なのか疑問に思っている方も多いはず。

確かに、8Kはまだまだインフラも整っていないのが現在の状況だと思う。私のPCのモニター環境も4Kで、テレビもOLEDの4Kなので8Kの環境はないのが現状だ。多くの方が同じような環境で8Kの必要性はまだ感じていないかもしれない。

しかし、私は2021年12月24日に発売されたNikon Z 9を3台導入することに決めた。様々な理由はあるが、その1つの理由は8K収録が125分できる点だ。

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8Kが必要な2つの理由

1.画素数の多さ

私が現在8Kを必要としている1つ目の理由が8Kの画素数の多さだ。
8Kは面積で言えばFHDの16倍、4Kの4倍の面積がある。その利点がとても使える。

私の場合、小規模なチームで動くことが多く、少ないときは私一人でワンマンオペレートすることもある。
そうなるとマルチカムでカメラをオペレートするのは難しくなるが、画素数があれば編集時にクロップなどをして画にバリエーションを付けることができる。フィックスのショットでも編集時に自由に画を動かせるのはメリットだろう。

今までFHDのコンテンツを作成する時には4Kで収録し編集時にクロップなどをしていたが、4Kコンテンツも増えてきた。ただ、4Kのカメラで撮影すると編集時にクロップなどはできなくなるのでカメラワークで追う必要がある。スライダーや電動ズームなどの機器ももって行く必要があり、人員も荷物も増えてしまう。

8Kで撮影すれば4Kコンテンツでも自由度が上がり、1カメでもクロップやズーム、パンなどを加えることができるのでとても便利だ。8Kは4Kプロジェクトに対してとても効率良く使えるのが魅力だ。

2.高画質


2つ目の理由は数年続く長期のプロジェクトを高画質に収録しておけること。3〜4年、長いと5〜6年くらい続くプロジェクトもあり、数年後を見越して最高の画質で収録する必要がある

現在は4Kで十分でもこのスピードだと8Kも当たり前の世の中がすぐに訪れてしまう。その時になって8Kで収録したデータの存在が大きくなる。アーカイブ的な仕事のために8Kは必要だ。

私も現在は6Kで収録しているが、来年からはNikon Z 9の8Kでの収録に変更する予定だ。

…といったように、8Kは視聴する環境はまだまだ整ってはいないが、活用できるシーンはとても多いのが筆者の考えだ。

8K活用にはPC周りのインフラ整備が重要

活用することを考えると、今度はインフラを整えることが重要になる。

8Kの映像は3300万画素の膨大な大きな動画ファイルになる。私が導入予定のNikon Z 9はH.265 4:2:0 10bitの8K 30Pが収録できる。

正直、サクサク動画を再生したりするにはそれなりのPCが必要になるのは言うまでもない。私自身パソコンを買い換えるタイミングは動画のフォーマットが増えた時に買い換えることが多い。

FHDから4Kになったタイミング、4Kから8Kのタイミングなど3年に1回ほど買い換えることが多い。4Kから8KになるということでPCのスペックに悩んでいる方も多いだろう。

第12世代インテルCoreプロセッサーは高性能コアと高効率コアを組み合わせたCPU

今回、注目のCPU 第12世代インテルCoreプロセッサー(開発コード名:Alder Lake)を搭載したiiyama pc のクリエイター向けパソコン「SENSE∞(センスインフィニティ)」 SENSE-F069-LC129K-XAX [Windows 11 Home] を使用して、8K環境でどの程度快適に編集できるのか検証してみた。

まず、動画編集においてCPUはとても重要なパーツになる
再生(デコード)だけでなくエンコードの品質や速度にも影響するので快適に作業するには手を抜けない。

第12世代インテルCoreプロセッサーはIntel製のPC向けCPUとしては初めて種類の異なるCPUコアを組み合わせている。高性能コア(P-core)と高効率コア(E-core)の2種類だ。

P-core (高性能コア)は処理パフォーマンス重視がP-コアの役割だ。一方、バックグラウンドタスクや、ストリーミング配信時におけるエンコードなどマルチスレッド処理を行うにはP-コアよりも高効率コアE-コアの方が省電力で効率よく処理できると言われている。

この2種類のコアを搭載することでOSと連携して命令を効率よくP-コアやE-コアに割り当てることができるのが第12世代インテルCoreプロセッサーだ。

今回、Core i9-12900K(第12世代インテルCoreプロセッサー)を搭載したSENSE-F069-LC129K-XAXというPCを使用して8K動画を簡単に編集してみた。

超高性能CPU搭載 | SENSE-F069-LC129K-XAX [Windows 11 Home]外観とスペック

SENSE-F069-LC129K-XAX [Windows 11 Home] は、ミドルタワー/ATX PCケースのデスクトップPCだ。
広々としたケース内と配線がスッキリとしており追加で作業したい場合も簡単に作業できそうだ。


USBなどの拡張性もバッチリでケース前面に4つ、背面に6つ プラスUSB-C1つを搭載。


注目すべきはCore i9-12900Kを採用していることに加え、CPUクーラーには360mm 水冷クーラーを採用しているので安心だ。

グラフィックスは8Kゲームもサクサク動くほどの高スペックグラフィックカードGeForce RTX 3090 24GB GDDR6Xを搭載。


ディスプレイポート3つにHDMI1つを備えている。

メモリスロットは4つありデフォルト状態ではDDR4-3200 DIMM (PC4-25600)の32GB(16GB×2)が搭載されている。
カスタマイズで128GBまで追加することができる。

ストレージは1TB NVMe対応 M.2 SSDを採用。

また、拡張に優れており、3.5/2.5インチ兼用内蔵ベイ×2 ,2.5インチ内蔵ベイ×2を備えている。


前面にはメッシュ加工を採用。こもった熱を逃してくれる仕様だ。


(※こちらは後ろから撮影)
上部のハンドルも丈夫なものが付いており、移動もし易い。

8Kの動画をストレスなく編集するには十分なパフォーマンスと言えるだろう。

▼SENSE-F069-LC129K-XAX [Windows 11 Home]詳細はこちらから
* 基本構成価格 476,980 円(税込)~
* 製品ページ:https://www.pc-koubou.jp/products/detail.php?product_id=858585

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H.265 4:2:0 10bit の8K UHD素材を編集

最強のコンビで実際にどの程度 H.265 4:2:0 10bit の8K UHD素材を編集できるかテストした。


実際に簡単な編集をした3分ほどの長さの動画をタイムラインに並べてみた。(クリックで拡大できます)

まずは、GPUに頼らないソフトウェアエンコーディングの場合、素材の動画を再生する時に再生時の解像度をフル画質にしてもカクつくことはなく滑らかに再生することができた

シーケンスに素材を配置した場合でもグレーディングなどしなければフル画質でもカクつかない印象。ただ、Lumetriカラーでグレーディングしてレンダリングしない場合はフル画質ではカクつく。

再生の画質を1/8か1/16にするとスムーズになる印象だ。ただ画質は下がるので、あまり意味がない印象。リアルタイムのビデオレンダリングはGPUを使った方が8K編集ではストレスがない

シーケンスのビデオプレビューレンダリングではCPUの恩恵があり、3分の8K動画のプレビューレンダリングが3分39秒で完了した。

驚くほど高速にプレビューレンダリングができたのでとても快適だ

書き出しは8K UHD ターゲットビットレート 130Mbps、品質最高に設定してハードウエアエンコーディングで5分16秒で書き出すことができた。

CPUとGPUのパワーでストレスなく書き出せた。
タスクマネージャーを見てみると、書き出しの際はCPUの使用率約85%でGPUが50%前後だった。

プレビューのレンダリングの際はGPU58%でCPUが13%前後の使用率だったので、書き出しにはCPUの性能が重要だということが分かる。

ちなみにGPUを使わないソフトウェアエンコーディングもトライしたが、書き出しに1時間以上かかったので諦めた。

8K動画もストレスなく編集できるPC環境が必須の時代がやってくる

第12世代インテルCoreプロセッサー搭載のPCを使用して感じたことは、8K動画もストレスなく編集し、書き出すことができた。

編集においてはいかにスムーズにプレビューでき、クロップやズーム、テロップ、グレーディングなど様々な操作をしても、カクつかず再生できることはクリエイティビティにも繋がる

リアルタイムでスムーズにプレビューでき、少しでもストレスなく編集できることが重要だ。

カメラなどをアップグレードしても、編集環境の構築を怠るとポストプロダクションで時間や急ぎの編集なども時間が掛かってしまいストレスになるので、これから8K環境をしっかりと整えておきたいという方には是非第12世代インテルCoreプロセッサー搭載のPCを使い、快適な8K環境を構築してほしい

また、8Kは先の話として考えず、いつでも8Kに対応できる環境を整えておくことで、8K環境が必要になった時にすぐに対応できるようにしておくと安心だろう。

WindowsベースPCであればパワーアップが必要になったパーツを自分自身で組み替えることもできるため、拡張性もバッチリだ。

早めに8Kに対して準備しておくと良いだろう。


ご紹介した第12世代インテルCoreプロセッサー搭載PCは
<こちら>でもご覧いただけます。

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KOJI_UEDA

KOJI_UEDA@KOJI_UEDA

米国サンフランシスコに留学し、写真と映像の勉強しながらテレビ番組、CM、ショートフィルムなどを制作。帰国後、写真家塙真一氏のアシスタントを経て、フリーランスのフォトグラファーとして活動開始。ライフワークとして世界中の街や風景を撮影。ドローン撮影や特機での撮影も...

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