【ピッタリの一台が必ずある】動画機としてあなたに合う Nikon Zシリーズ 解説!

Sponsored by Nikon
2022.03.22 (最終更新日: 2022.06.06)

昨今、ミラーレス戦国時代といわれる中、カメラメーカー各社さまざまなミラーレス機を並べています。そんな中で「Nikonのミラーレスは、動画機としてどうなの?」と、疑問を抱くユーザーは少なくはないのではないでしょうか。

今回は、2月22日(火)から27日(日)にわたって開催された、カメラならびに関連機材の展示会「CP+2022」(https://www.cpplus.jp/)
にて配信された、映像ディレクターの大塩尚弘さんによる「ピッタリの一台が必ずある Nikon Zシリーズ」の内容をまとめてお届けいたします。

Nikon Zシリーズはどれも個性豊かな名機揃いです。その中でも今回はフルサイズ一眼として、映像も写真も妥協せず可能性を広げたいプロの方向けの 「Z 9」、動画撮影をメインとして使用したい方向けの「Z 6II」、動画・写真も活用したい方向けの 「Z 7II」、フルサイズミラーレスの入門として使用したい方向けの 「Z 5」を引き合いに、どのような特徴があるのかを解説していきます。

映像ディレクター
大塩尚弘

映像制作会社で約20年勤務し、その後独立したTV出身の映像ディレクター。企画構成から撮影・編集・ナレーションなど多岐にわたって携わり、そのノウハウをシェアする「TPS Films」をYouTubeチャンネルで公開している。2020年4月に制作会社を退職し沖縄県へ移住し、2021年10月よりフリーの映像ディレクターとして制作を再開した。取材系、ドキュメント系の映像を得意としている。

【Z 9】Nikonの持つ技術を集結した最上位モデル機


Z 9のスペックは以下の通りです。

  • センサー:フルサイズ
  • 有効画素数: 4571万画素
  • フレームレート  7680×4320(8K UHD):30p/25p/24p  3840×2160(4K UHD):120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p  1920×1080:120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p  1920×1080スロー:30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍)
  • 本体重量:1340g(バッテリー、メディア含)
  • 手振れ補正:イメージセンサーシフト方式5軸補正、レンズシフト方式、電子手ブレ補正
  • マウント:Zマウント
  • ISO感度:64~25600
  • 最長記録時間:125分
  • 同梱バッテリー動画撮影可能時間(電池寿命):約170分(画像モニター使用時)
  • HDMI端子 Type A
  • 記録媒体:ダブルスロット (1)CFexpress(Type B)/ XQD (2)CFexpress(Type B)/ XQD

Z 9はフラッグシップ機と呼ばれる最上位機です。 Nikonが持つ最高の技術が結集された一台であり、Nikonのミラーレス機の中で一番いい機種となります。

動画性能ではフラッグシップ機にふさわしく、いよいよ8Kに突入します。8K 30pでの撮影が可能で、しかも連続撮影時間は125分と、約2時間カメラを止めずに撮影が可能です。さらに4K 120pでも撮影できるので、編集で2〜3倍のスローをかけることができます。また今後のファームアップデートで、8Kを超えるオーバー8K60pを含む12bit RAW動画のカメラ内記録機能の搭載、動画撮影における操作性や機能向上に対応予定と発表されてます。これは映像制作をされる方にとっては非常にありがたいことではないでしょうか。

他のZシリーズと大きく違う点が、本体でProRes422HQ(10bit)収録ができる点です。非常に綺麗で信頼度が高いデータ形式であるProResで撮影するには、従来だと「外部収録機+SSD」という方法でようやく可能でした。ところがZ 9ではメディアスロットに挿したメディアへ直接出力可能です。このようなミラーレス機はZ 9レベルの機種にしかできない芸当です。まさにZシリーズの“ラスボス”といえるほどのスペックとなります。

作例・感想

沖縄市にはモータースポーツの多目的広場があり、そこで行われていた走行会をZ 9で撮影しました。

撮影しながら一番驚いたのが、オートフォーカスの性能です。とにかく外さない。オートフォーカスには速度と追従感度というものがあり、これを最大まで上げて撮影したところ、被写体にくらいついて離れません

さらに大きな特長の一つに堅牢性があります。今回はプロのドライバーが運転する車の助手席に乗せていただき、ドリフト中の車内を撮影しました。衝撃、振動が大きい環境でしたが、Z 9には壊れそうにない安心感があります。防塵防滴性能はもちろんですが、ちょっとやそっとでは壊れない堅牢性に非常に頼もしさを感じました。

もう一つ素晴らしい機能と感じたのがセンサーシールドです。今回はチリやカス、ホコリが舞うサーキットで撮影したため、非常に空気が悪い中でレンズを交換しなければなりませんでした。しかし、Z 9は電源を落とすとセンサーの前にセンサーシールドが降り、センサーが汚れないように守ってくれるのです。また万が一ゴミが付着してもメンテナンスしやすいように導電コートでダストの付着を軽減し、フッ素コートで付着したダストのふき取りも容易にする世界初※のダブルコートも採用されているので、これは屋外での撮影が多い人ほど「助かる!」と思う機能だと思います。
※2021年10月28日現在、ミラーレスカメラにおいて。ニコン調べ。

このZ 9には業務用ビデオカメラのような取り回しの良さがあり、さらにZレンズの高い表現力を活かした精細な映像が撮れます。映像制作用のカメラとしては最高と言えるでしょう。

👉Z 9がオススメの方
Z 9をオススメしたい方は、もちろんプロの方です。十分安心して使えると思います。また、すでにZシリーズをお使いの方のステップアップにもオススメです。Zシリーズのメニューは、各モデルとも同じような作りになっているため、Zシリーズの使用経験があれば、説明書を読まずにZ 9を使い始められるのではないでしょうか。これだけの性能を持ちながら、使う人を選ばない間口の広さ、わかりやすさを備えています。

【Z 6II】RAW動画や高感度など映像制作に安心して取り組める動画機


Z 6IIのスペックは以下の通りです。

  • センサー:フルサイズ
  • 有効画素数: 2450万画素
  • フレームレート  3840×2160(4K UHD):60p/50p/30p/25p/24p  1920×1080:120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p  1920×1080スロー:30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍)
  • 本体重量:705g(バッテリー、メディア含)
  • 手振れ補正:イメージセンサーシフト方式5軸補正、レンズシフト方式、電子手ブレ補正
  • マウント:Zマウント
  • ISO感度:100~51200
  • 最長記録時間:29分59秒
  • 同梱バッテリー動画撮影可能時間(電池寿命):約100分(画像モニター使用時)
  • HDMI端子 ミニ(Type C)
  • 記録媒体:ダブルスロット:(1)CFexpress(Type B)/ XQD (2)SDXC

Z 6IIは、私が普段から愛用しているカメラです。リグを組み外部収録機を付けてN-Log 10bitで撮影と、日頃からフル活用しています。

元は業務用ビデオカメラを使っていましたが、ミラーレスでの撮影に切り替えたいと思った際に選んだのが、このZ 6II。結論を言うと、大変気に入っております。「好きぃ!」と声を大にして言いたいです。

動画は4K 60pで撮影できます。またファームウェアのアップデートをすれば外部収録機でN-Logの収録が可能になります。有償設定が必要ですが、RAW動画も撮影できるようになります。ISO感度が51200まで設定できる高感度仕様のため、暗いところでもよく撮れるのがうれしいポイントです。

作例・感想

私が住んでおります沖縄県中部に、イルミネーションで全国3位を獲得したというテーマパークがありますので、そちらで撮影をしてきました。

ISO感度を16000まで上げ、明るいZレンズとの合わせ技で撮影しています。肉眼でみて「ああキレイだな」と思ったところにパッとカメラを向けると、周りの暗さを考えなくてもキレイに撮影できるわけです。

また、今回はRAWで撮影しましたので、後から色を調整できるのも助かりました。イルミネーションは特に色の世界を表現するのが難しいので、RAWで調整できるのは大変助かります。

動画撮影は、カメラの性能によって制限を受けることが少なくありません。「このカメラの性能ではこれ以上の表現は撮影できない」と。そうなっても都度都度カメラを買い替えるわけにもいきませんので、まあ仕方ないと諦めることになりますが、私がZ 6IIを使っている中で、そうした制限を受けたと感じたことはありません。

要因はRAWで撮影できるということに加え、Zレンズが使える点にあります。Zレンズは「ちょっと反則だ!」と思うほど非常に優秀なレンズで、表現力、描写力、繊細さ、明るさが揃っています。フォーカスブリージングや静音性もまったく文句がありません。レンズの性能と本体の性能の合わせ技で、あらゆる撮影を可能にする頼れる存在になっています。

👉Z 6IIがオススメの方
Z 6IIをオススメしたい方は、映像制作をされる方です。主に動画機能を中心に使用する人に向いている機種。他のミラーレス機と比べて、とても高いという価格ではありませんので、プロアマ問わず愛される機種かと思います。幅広い方に安心してオススメすることができます。このZ 6IIを使うと、"惚れます"!

【Z 7II】映像も写真も幅広く魅せるハイブリッド機


Z 7IIのスペックは以下の通りです。

  • センサー:フルサイズ
  • 有効画素数: 4575万画素
  • フレームレート  3840×2160(4K UHD):60p/50p/30p/25p/24p  1920×1080:120p/100p/60p/50p/30p/25p/24p  1920×1080スロー:30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍)
  • 本体重量:705g(バッテリー、メディア含)
  • 手振れ補正:イメージセンサーシフト方式5軸補正、レンズシフト方式、電子手ブレ補正
  • マウント:Zマウント
  • ISO感度:64~25600
  • 最長記録時間:29分59秒
  • 同梱バッテリー動画撮影可能時間(電池寿命):約105分(画像モニター使用時)
  • HDMI端子 ミニ(Type C)
  • 記録媒体:ダブルスロット(1)CFexpress(Type B)/ XQD (2)SDXC

Z 7IIは、高画素機と呼ばれるモデルです。有効画素数が4575万画素と、Nikonのカメラの中では最高画質クラスを誇ります。動画は4K 60pでの撮影が可能。さらに有償設定を行えば、RAW動画で撮影もできるようになります。

そして、Z 7IIの高画素を活かした使い方に、動画素材としての写真撮影があります。映像制作の中でも静止画を使うケースは多々あるかと思います。Z 7IIは高画素のため、写真をある程度引き延ばしても粗が出にくい機種です。実用に耐えられる高画質な写真が撮影できます。

「もうちょっとアップの画が欲しいな」というときに一枚撮っておくと、後から好きなだけ拡大やトリミングして、映像として使える画像データが手に入るため、素材を用意する時には非常に頼りになります。こうした芸当は高画質機ならではです。

作例・感想

実際にZ 7IIを使って撮影をしてきました。沖縄県は陶芸が盛んな地域で、那覇市には陶芸工房が集まったエリアがあります。とてものどかなエリアでして、そちらで撮影をしてきました。

お店の中は、外部収録機を付けRAWで撮影。撮影した映像を見た感想は「キレイに撮れているなぁ」という一言に尽きます。色合いの良さ、繊細さ、描写力の豊かさを感じられる映像となりました。

工房の中は4K 60pの本体収録で撮影。「なんて温かみのある画が撮れるんだろう」 と、しみじみ感じたのが最初の感想です。現場の空気、被写体の方の雰囲気をなんとも見事に押さえてくれます。肉眼で見ているものよりも、映像の方がキレイに見えることもあります。カメラを向ける度に感心させられました。

撮影時間はおよそ2時間でしたが、本当に楽しい時間を過ごせました。「こんなにキレイに撮れる!」「良い画が撮れている!」と、止め時が分からなくなる不思議な魅力がありました。

👉Z 7IIがオススメの方
Z 7IIは、高画素が魅力です。写真と映像、両方撮影する方にオススメしたい一台となっています。普段は写真をメインにしているけれど、動画も必要になるというケースも昨今では多いので、高画素機兼本体収録 4K 60p、さらに外部収録機を付けRAWと安心して幅広く使うことができます。

【Z 5】Zレンズの入り口になってくれるフルサイズエントリー機


Z 5のスペックは、以下の通りです。

  • センサー:フルサイズ
  • 有効画素数: 2432万画素
  • フレームレート  3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p  1920×1080:60p/50p/30p/25p/24p
  • 本体重量:675g(バッテリー、メディア含)
  • 手振れ補正:イメージセンサーシフト方式5軸補正、レンズシフト方式、電子手ブレ補正
  • マウント:Zマウント
  • ISO感度:100~25600
  • 最長記録時間:29分59秒
  • 同梱バッテリー動画撮影可能時間(電池寿命):約120分(画像モニター使用時)
  • HDMI端子 ミニ(Type C)
  • 記録媒体:ダブルスロット(1)SDXC (2)SDXC

Z 5はフルサイズミラーレスのエントリー機という位置付けです。4K 30p、FHD 60pでの撮影が可能です。スロットはSDカードのダブルスロットで、SDXCのカードを2枚同時に挿せるようになっています。

Zシリーズ最大の特長に、Zレンズを使用できるという点があります。フルサイズミラーレス界では最大口径を誇るZレンズ。フォーカスブリージング抑制や静音性に優れた設計で、明るくきれいで表現力・描写力に優れたレンズが使えるのは大きなメリットです。

私の肌感覚的な感想ですが、Zレンズは「次元が違うレンズ」と表現してもよいレンズで、誰もが「こんなにキレイに映るの!?」といった驚きを感じられるはずです。そんな感動を与えるZレンズへの入口となってくれるのが、このZ 5であるといえます。

作例・感想

実際にZ5を持って、私が住んでいる街で評判のカフェに撮影にいってきました。
沖縄県糸満市 Hawaiian Pancake Cafe KOA

名物のパンケーキを撮影してみましたが、映像のクオリティは十分ですね。ちょっとした情報を伝えるリポートものやVlog的なものでしたら、十分に使えるクオリティだと思います。

三脚でしっかりと固定して撮らなくても、手ブレ補正もしっかりしているのでハンディで撮るのもいいですね。飛行機が離陸する様子を撮影してみたり、ぶらりと向かった海を撮影してみたり。「なんとなく自由に楽しく撮る」という楽しみ方を味わえる、とてもいいカメラだと思います。

収録メディアがSDカードなのもうれしい点です。コンビニや電気屋さんで気軽に手に入る数千円のカードでも十分撮れますので、ランニングコストが抑えられるのもいいですね。上位機種になるとカード1枚数万円というような世界になりますが、気軽に手に入れられるSDカードでどんどん撮って楽しめるスペックを歓迎する人も多いのではないでしょうか。

Z 5はフルサイズ機の中では、結構お手頃な価格の部類かと思います。こういった機種を入口に、映像や写真の世界を楽しんでいただければと思いますので、最初の一台として安心して手にしていただければと思っています。

👉Z 5がオススメの方
Z 5は、これからフルサイズカメラを使ってみたいという方に向けたエントリー機!「写真もいいなあ」「動画もいいなあ」と、どちらにもチャレンジしてみたい方にオススメの機種です!

まとめ

以上が、映像ディレクター大塩さんによるNikon Zシリーズの紹介でした。プロ仕様のフラッグシップ機「Z 9」からミラーレス入門機である「Z 5」まで、お気に入りの1台が見つかることを願っております。

簡単に各機種の価格の参考掲載です。
ニコンダイレクトでは期間限定の無金利キャンペーンなど、いろいろなキャンペーンを実施しておりますので、ご興味がある際は下記URLをのぞいてみてください。

Zシリーズ共通のメリットに、フルサイズセンサーによる高画質と、Zレンズの表現力・描画力があります。自分の目で見る以上の美しい映像に触れることができれば、どのモデルを手にしても、ご満足いただけるはず。ぜひ自分の映像制作のスタイルや価格にあったZシリーズを手にして、自由で美しい表現の映像制作をお楽しみください。

<今回使用した機材紹介>
■ニコンダイレクトページ
株式会社ニコンイメージングジャパンが運営する公式オンラインショップ
Z 9
https://shop.nikon-image.com/front/ProductVOA080AJ
Z 6II
https://shop.nikon-image.com/front/ProductVOA060AJ
Z 7II
https://shop.nikon-image.com/front/ProductVOA070AJ
Z 5
https://shop.nikon-image.com/front/ProductVOA040AJ
Nikon Zシリーズ製品ページ
https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/
Zマウントレンズ製品ページ
https://www.nikon-image.com/products/nikkor/zmount/

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【Nikon Imaging Japan公式アカウント】 【Picture Perfect】プロクオリティの「写真」と「映像」の表現を広げる。 URL:https://vook.vc/p/nikon-z 【意外と知らない「写真」と「映像」の違い】まとめペ...

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