たどり着いた構成と背景
しろちょけ(素人に毛が生えた)な私。2年ほどYouTube LIVE配信を試行錯誤してきて、おかげさまで配信ご依頼をぽつぽついただけるようになりました。
私はファイナンシャル・プランナーでもあり、知り合いの講演をYouTube LIVEで流し、後にダビンチリゾルブで編集、サーバーアップロードするというのが標準的なワークフローで、自分の講演をワンオペ配信することもあります^^;
そんな私の2022年夏、ワンオペ配信構成例をご紹介します。お悩みな方のご参考になれば甚だ幸いです。
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マイク
単独で低域カットできるRODEのVideoMic Pro+とワイヤレスGoを試しましたが、ATEMイコライザーのほうが調整範囲が広く、今はコンパクトな後者になりました。
なお講演収録は専用のラベリアマイク使用が安心です。
モニタ-
ATEM配信マルチ画面を講師確認用に14インチのモバイルモニタに投影。
そしてHDMIスプリッタからビデオキャプチャ経由で配信コントロールMacBook Proにも映しています。
このMacはATEM Software Controlパネル、You Tube Studio管理パネルともども、3画面を切り替えて確認しています。
PC
配信コントロールPCはMacBook Pro(M1)に変えました。
独立電源はUSB-Cポートが空くので重宝します。
右上の「案内PC」は講義開始前、休憩中など用の案内パワポを投影します。
タイムスケジュールや注意事項意などのほか、GoogleフォームなどのアンケートQRコードを入れたりしています。
このPCに「自分だけの」Zoomミーティングを立ち上げておき、EMEET M3の会議用マイクスピーカーを受講者側に置いてBT接続すればそちらの音声も拾える、はず。
↑すみません、ハウリング未検証。いずれ追記します。
レベライザ
画像には書いてありませんがミニ三脚にはレベライザーを着けてます。
カメラの位置によっては配信画像が傾いて見える場合があります。
そのため微妙な脚の長さ調整が必要で、これ使わないと実質無理でした。
私はSLIKのレベリングユニット2ですけど、調整リングの固定は軽めにしないと固着して難儀しますので要注意!
USBコンセント
これがないと卓上が電源タップで溢れます。
機材に合わせ、USB-AとCタイプを用意するとスペースが空きます。
電源供給容量にもご注意ください。足りないと給電されませんので。
カメラとATEMの設定(※追記 20220922)
カメラの記録設定はFHD30P、SS1/30、ISO auto、F4.0通しズームレンズ。
ATEM Software Controlの設定ー一般設定ービデオービデオフォーマットは自動。
スイッチャーメニューのライブ配信品質はStreaming High。
時折YouTube LIVE配信管理画面には帯域不足メッセージが出ますが、Streaming Mediumとそんなに画質差はないようなので、これで配信しています。
(なおLowだと差が出ると聞いています by BMDサポートさん))
まとめ
実際のセッティングはこんな感じ。
※ATEMは排気口が左なので、本当はMacの左に置いたほうがアチチにならずいいです。
講演会場や講師の違いによりセッティングは都度変わります。(ハード、ソフトとも)
そのため、私と同じようにワンオペされている、あるいは目指している方と情報共有できれば助かるなぁと日に日に思うようになりました。
当Vookの王道が映画製作だとすれば、ある意味その正反対であるワンオペLIVE配信の需要は今後ますます増えると感じておりますので、今後もどうぞよろしくお願いします。
(Vookの中の人にも愛をこめて)
スラウギ原 拝
※追記 20220727
今日有線ネットワークが使えないところで、モバイルルータとiPhone11テザリングでMBPに繋いだところ配信できませんでした。
前は出来たのですが、それはたまたま接続できたときのDNS系設定が残っていたためかもしれません。
テザリングは出来たらラッキーぐらいに考えたほうが無難と思いました。
suraugi@suraugi
Windowsトラブルを、システムやデータを残しながら修復するスペシャルSE業のかたわら、PCコンサルとファイナンシャル・プランナー(FP)やってます。 ここ数年、自分自身やFP仲間の講演リアル配信・収録からの動画編集・サーバーUploadが増え、ATEM ...
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