X-Particleで流体シミュレーションをしてみよう

2022.07.27 (最終更新日: 2022.08.15)

X-Particleを使ったシミュレーション

今回はX-Particlesでシミュレーションを行ってみましょう。X-Particlesで行えるシミュレーションはいくつか種類があり、そのいずれも物理演算を行ってエミッタを動かします。シミュレーションできるものは下記のXつです。
・液体
・炎・煙(気体)
・布
・剛体・軟体
今回はこの中で使用頻度が高いと思われる液体シミュレーションの実施方法を簡単にまとめていきたいと思います。

流体シミュレーションの実施

前回行ったエミッタが放出できるまでの手順を行います。
※「簡単な使い方」章を参照

C4DでX-Particles ( INSYDIUM Fused )を使ってみよう

X-Particles って何? CINEMA 4Dにはx-particlesという超強力なプラグインが存在し、2021年7月にx-particlesに加え、レンダラーであるCycles4Dを始...

次に流体の挙動を持たせるダイナミクスを追加します。
xpFluidPBD

この状態で再生するとエミッターが下に流れていきますが、流体っぽい動きかどうかはわかりません。そこで衝突する壁を作ります。今回は球の中で流体が流れるようにしたいので、球を作成します。
プリミティブの球体を配置し、少し大きくします。面が多いほうが仕上がりが麗なので球体の分割数を増やします。

次にこの球体に、コリジョン(衝突)の設定を行います。
右クリックして、INSYDIUMタグ>xpColiderタグを追加

コリジョンは設定を変更して、内側面に衝突判定がつくようにします。
[Nomals]を[Inside]にします

これで流体が流れるようになりました。
ただ、流れるだけでも良いのですが、乱流というか乱れを加えることでリアルっぽさが増しますので、
モディファイヤ xpTurbulenceを追加します。

再生して動きを確認します。

これがシミュレーションの基本操作になります。
X-Particlesには粒子の動きに影響を与えるフォース(モディファイヤ)が数多く用意されています。簡単に追加するだけで動きを制御できるものから、スプラインやオブジェクトを使用して細かく制御できるものまで、幅広くあり、それらを組み合わせていくことで、イメージした動きを表現することができます。
全てが用意されていますので、あとはこれらに慣れていくだけです。完全に理解することが難しいですが、慣れていくことが一番の最適解だと思います。

プロのビデオグラファーを目指す学校、はじまる。入学生募集中。

PR:Vook School

コメントする

  • まだコメントはありません
ishimizu

いしみず@ishimizu

3DCG制作を行っております。 1969年生まれのおじさんです。45歳で独立し2017年株式会社フィジカルアイを愛媛県今治市で設立。3DCGを活用したコンテンツ制作を生業にしながら前職からの経験をいろいろと書き溜めておこうと思います。

いしみずさんの
他の記事をみる
記事特集一覧をみる