撮影素材→オフライン用素材のフレーミングまとめ

2022.07.28 (最終更新日: 2022.11.26)

はじめに

タキです。

昨今のハイエンドのデジタルシネマカメラは3:2とか4:3で撮れるものが殆どです。
またセンサーが大型化したことにより、ポスプロでのスタビライズやリフレーミングを想定して余白(90%フレームライン内でアングルを切っていくとか)をもって撮影するということも増えています。

本稿では、それらの撮影素材をオフライン用に変換する時に、どのようなスケーリングやフレーミングをするべきか、についてまとめます。

※オフライン用に撮影素材を変換する、という工程が制作ワークフローに組み込まれている方を対象にしています。素材直で編集→完パケというフローにおいては関係ない記事です。

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考えうるパターン

以前こちらの映像技フォーラムでも意見交換したのですが、
​映像技術フォーラム|FILMCLUE

① 撮影素材そのままの解像度
② 撮影時のフレームを19201080にスケーリングして余白をつけた解像度
③ 全素材を1920
1080におさまるようにスケーリングしたもの
④ 撮影時のフレームを1920*1080にスケーリングして余白を切ったもの

が考えられるかとおもいます。
言葉で書いてもわかりにくいですね。

まとめました

まとめてみました。
これを使って、今回は何番でどのコーデックで出してください or 出しましょうか?というやりとりをすればいいと思います。

因みに筆者のおすすめは圧倒的に②です。
DIT的にはスケーリングの設定や計算が面倒ですが、諸々のバランスがよいと思います。
16:9じゃない場合、DNxHDが生成できない旨を説明する必要があります。

おわりに

資料をつくって貼ってしまったので、とても簡素な投稿になってしまいました。
PDFがご入用な方は、何らかの形でコンタクトをとって頂けたらと思います。

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タキ ユウスケ@Kotetsu_Inc

株式会社虎徹 代表取締役 / TD / DIT / Colorist

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