DaVinci Resolveで編集がしたい理由
カラコレ・カラグレの用途のみで使用していたDaVinci Resolveですが、ここ最近は他ツールとの併用(Adobe Premiere Proでカット編集し、DaVinci Resolveで色編集)がめんどくさくなってきました。
いちいちXMLファイルを書き出してツール間をいったりきたりするのに、時間のもったいなさを感じ、どうにかしたく...。
いっそ、カラコレ・カラグレをマストにして“カット編集からカラコレ・カラグレまでをDaVinci Resolveで完結”できれば良いなと思いました。
なので、思い切ってDaVinci Resolveで完結できるように、いちから勉強のし直し。その過程をオープンにしていきます。
DaVinci Resolveをダウンロードする
今回はDaVinci Resolveのダウンロード~起動までの手順について、説明していきます。
今回の作業工程は、
- サイトからのダウンロード
- セットアップとインストール
- 起動と初期設定
です。
簡単にできるかと思いますが、画像付きで説明していきます。
1. Blackmagic Designのサイトにアクセスする
DaVinci ResolveはBlackmagic Designの製品です。最新版のDaVinci Resolve(2022年9月現在は「DaVinci Resolve 18」)の無料版をBlackmagic Designのオフィシャルサイトからダウンロードしてみましょう。
まず、下のリンクをクリックしてBlackmagic Designのサイトにアクセスします。
DaVinci Resolve 18
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve
映画のシーンのような動画が現れますが、その下にスクロールしていくと下図のように最新版のDaVinci Resolve 18を紹介する画面があります。ここで「今すぐダウンロード」ボタンををクリックします。
2. ダウンロードする
このような画面が表示されます。
無料版と有料版、Mac版とWindows版
ちなみに「DaVinci Resolve 18」には無料版と有料版があります。
上の画面で右側の「DaVinci Resolve Studio 18」は有料版で、税込価格44,980円です。無料版を使ってみて、もっと拡張された機能が使いたくなったら、有料版をの購入を検討してもいいかもしれません。(小生は有料版を使ったことがありませんので、オススメはしませんよ。てか、できません)
話を戻して、ここでは左側の無料版「DaVinci Resolve 18」の方から、自分が使用しているOSのバージョンを選びましょう。お使いのPCがMacの場合は「Mac OS X」、Windowsの場合は「Windows」のボタンをクリックしてください。
ここからはWindows版のダウンロード例を使って説明していきます。
図のように「Windows」のボタンをクリックすると、個人情報の登録画面が出てきます。
個人情報を入力して、右下の「登録&ダウンロード」ボタンをクリックします。
このような画面が現れて、ダウンロードが開始されます。ファイルサイズは約3GBありますので、環境によってはダウンロードにしばらく時間が掛かるかもしれません。
ダウンロードしたファイルは圧縮フォルダになっているので、展開する必要があります。ダウンロードが完了したら、ダウンロード先のフォルダをダブルクリックか、「圧縮フォルダーツール」を開けて「すべて展開」をクリックします。
展開先のフォルダはそのままにして、「完了時に展開されたファイルを表示する(H)」にチェックを入れ、「展開(E)」ボタンをクリックして展開します。
3. 「DaVinci Resolve」をインストールする
展開された実行ファイル「DaVinch_ Resolve_ 18.0.1_ Windows.exe」をダブルクリックしてインストールを実行します。このとき「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というダイアログが出てきたら、「はい」を選択してください。
DaVinci Resolveのインストーラーが開くので、「Install」をクリックします。
インストールの準備が開始されますので、しばらく待ちましょう。
セットアップ
セットアップウィザードが開きますので、「Next」ボタンをクリックします。
ユーザーライセンス同意書に同意するためには、左下の「I accept the terms in the Licence Agreement」のチェックボックスにチェックを入れて、「Next」ボタンをクリックします。
インストール先のアドレスを選択します。特に変更する必要がなければこのまま、「Next」ボタンをクリックします(間違えてメモリにインストールしないでね)
これでセットアップが完了しました。「Install」ボタンをクリックしてインストールを開始します。完了するまでしばらく待ちます。
コンピューターを再起動するように指示が出ます。必要であれば他のアプリで作業中のファイルを保存するなどした後、「はい(Y)」をクリックします。コンピューターが自動的に再起動されます。
DaVinci Resolveをセットアップ
そんなこんなで、コンピューターの再起動後、デスクトップ上にDaVinci Resolveのアイコンが表示されるので、ダブルクリックして起動します。
すると、DaVinci Resolve 18の新機能について説明する画面が出てきます。興味がある方は右上の言語選択のプルダウンメニューから「日本語」を選択して、各項目を読むこともできます。必要なければ「Continue」ボタンをクリックして先に進みます。
初期設定
初めて起動するので初期設定を行います。「Quick Setup」ボタンをクリックします。(あれ、さっきの画面で「日本語」にしたけど、日本語にならないのか...? 日本語になってなかった?)
システムチェックが自動的に行われるので、「Continue」ボタンをクリックします。
動画などのプロジェクトのクオリティを設定します。右端のロゴを選ぶと、後から手動で設定することになります。「Continue」ボタンで次に進みます。(4KとかHDとかの説明は省きますね)
DaVinci Resolveで作成した動画などメディアファイルを保存する場所を指定できます。デフォルトではユーザーのVideoフォルダーになっています。「Continue」ボタンで次へ進みます。
DaVinci Resolve以外の動画エディターを使い慣れている場合、ここでキーボードレイアウトを合わせることができます。必要なければそのままで、「Continue」ボタンで次へ進みます。
お疲れ様でした。これで初期設定は完了です。「Start」ボタンをクリックすると、DaVinci Resolveが起動します。
表示言語を日本語にする
新しいプロジェクトの初期画面です。このままでは表示言語が英語になっているので、日本語に変換します。
左上の「DaVinci Resolve」の文字をクリック→「Preferences」を選びます。
UI Settingsのウィンドウが開いたら、「User」タブを開き、「Lunguage」のプルダウンメニューから「日本語」を選択して右下の「Save」ボタンをクリックします。
ここで一旦、DaVinci Resolveを閉じて再び起動すると、表示言語が日本語になっています。
これで、ダウンロードからセットアップの完了です。ここからDaVinci Resolveを使った編集作業が始まります。
基礎解説シリーズ|DaVinci Resolve@DaVinci_tips
Vook編集部がお届けする「解説シリーズ」のDaVinci Resolveアカウントです。DaVinci Resolveの基本的な使い方から、かゆいところに手が届くTIPSまで、様々なナレッジ記事を発信していきます!(リクエストもぜひ)
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