[DaVinci] スマートビンを使ってクリップ属性や入力カラースペースをまとめて変更する方法

データレベルが正しく読み込まれない場合

データレンジは動画撮影に使われるカメラ内部で設定出来るかコーデックによって決まっています。例外ももちろんあります。カメラ内部でLOG収録した素材の場合はフルレンジとしてクリップ属性の情報が残りますが、ATOMOSでLOG収録した撮影した素材はProres422HQで収録する際にフルレンジのクリップ属性が保存されないため、コーデックの種類によって自動的にビデオレンジと判断されてDaVinci Resolveに取り込まれます。この様な問題を解決するにはクリップ属性を変えてやる必要があります。データレベルについての記事はこちらのリンクから読むことが出来ます。

[DaVinci] DaVinci内でのデータレベルの処理について

データレベルの変更をする方法

データレベルを変える方法は、メディアページのマスタービンに入っている素材を右クリックしてドロップダウンメニューの中から「クリップ属性」を選択します。

クリップ属性の中から必要なデータレベルの設定を選択して「OK」をクリックします。

同時に複数クリップの属性も変更可能

まとめて複数のクリップ属性を変えたい場合にはデータレベルを変更したい素材を全て選択し、上記と同じ作業をするだけで同時に変えることが出来るので便利です。この際にクリップ属性を変えたい素材をリストアップするのに、スマートビンを使うことが出来ます。

スマートビンで属性を変えたいクリップをまとめて整理

例えばPRORESのファイルだけをマスタービンからまとめて見つけたい時には、スマートビンを作成すると非常に簡単に見つけられます。まずDaVinci Resolve 14のメディアページUI左下のスマートビンと書かれた空白の部分で右クリック「スマートビンを追加」をクリックします。

するとポップアップメニューでスマートビンを構成する要素を自分で選択することが出来ます。とても強力なサーチ機能の様なもので、PRORESファイルのみを抜き出したい場合は以下の写真の様にします。スマートビンの名前をまとめた内容と同じにしておくと整理が出来て分かりやすいです。

メディアプール プロパティ / Video Codec / (に次に含む)/「PRORES」と記入。

こうして出来たスマートビンはは以下のように確認することが出来ます。

あとはスマートビンの中に入っている素材を全て選択し、「クリップ属性」からデータレベルを設定して「OK」をクリックすることで必要な全てのクリップ属性を一度に変えることが出来る様になります。

同じ方法で入力カラースペースもカメラ(コーデック)単位で選択

RCM(Resolve Color Management)を使った作業環境を使う場合は、入力カラースペースを設定することがプロジェクト設定にて出来ますが、複数のカメラのカラースペースで収録された素材を編集する場合はカメラ単位で入力設定することが出来ます。例えばスマートビンを以下のように編集すると…

メタデータ - カメラ / カメラの種類 / (に次を含む) / URSA と記入します。

そうするとBlackmagic DesignのURSAで撮影した素材だけが全てスマートビンの中に表示されます。このようにカメラ単位でスマートビンを作っておけば、複数のカメラで撮影した素材も簡単に入力カラースペースを変更することが出来ます。

RCMについては別の制作ノートで読むことが出来ますので、もし良かったら読んで感想ください。

[DaVinci14] RCMについて:カラーマネジメントツール

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