【Premiere Pro】動画編集の実力をホンネで検証してみた! クリエイターノートPC「ASUS Zenbook Pro 16X OLED」

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2022.11.09 (最終更新日: 2022.12.07)

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みなさん、こんにちは! 
突然ですが、映像編集に重要な要素としてパソコンがありますよね?

今回はASUSさんのZenbook Pro 16X OLED UX7602ZMを触る機会をいただいけたので、Premiere Proによる編集作業を試してみて、率直に感じたことをお伝えします!

「Zenbook Pro 16X OLED UX7602ZM」主な特徴

* 16インチ 4K有機ELディスプレイ
* タッチ操作・スタイラスペン入力対応
* ASUS Dial搭載でPremiere Proの機能を割り当てられる
* 軽量(約2.4kg)
* OS:Windows 11 Pro 64ビット
* CPU:インテル® Core™ i7-12700H プロセッサー
* メモリ:LPDDR5-520032GB
* ストレージ:SSD 1TB(PCI Express 4.0 x4接続)
* グラフィックス:GeForce RTX™ 3060 Laptop GPU, ビデオメモリ 6GB
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今回検証する「ASUS ZenbookPro 16X OLED UX7602ZM」は、タッチ操作可能な16型4K有機ELディスプレイを搭載したクリエイターノートPCです。

▲ 最新の第12 世代インテル® Core™ i7-12700Hプロセッサーを搭載しているので、映像編集やモーショングラフィックスなどの映像制作でも高いパフォーマンスが期待できます

大容量のメモリおよびストレージに、GeForce RTX™ 3060 Laptop GPUも搭載されています。

3,840×2,400ドットという大画面のディスプレイなので、4K動画を100%表示で再生できるのに加えて、アスペクト比は16:10なのでPremiere Proのパラメータも表示させながら作業を行えます。

そして、この製品のユニークなところが、ダイヤルコントローラー「ASUS Dial」をパームレスト部分に搭載していること。

Premiere ProやAfter EffectsなどのAdobe製ソフトウェアをはじめ、主立ったクリエイター向けアプリのショートカットキーを割り当てることで、自分の好みに合わせた直感的な操作が可能になります。

廃熱処理もしっかり考慮されている印象。「ASUS Active Aerodynamic System Ultra」というエアフロー改善機能を内蔵しており、約7度リフトアップするキーボードの裏側を巨大な吸気口として利用することで、高負荷状態で使用し続けたとしても熱による性能低下を心配することなく安定した性能を発揮できるとのこと。

それでは、その実力を試してみます!

検証に用いた素材


* コーデック:GoPro CineForm
* 解像度:W3,840 x H2,160
* FPS:23.976
* 音声:1ステレオ

編集前に収録した素材をGoPro CineFormに統一。元素材のまま編集しようと考えたんですが、Blackmagic RAWのためPremiere Proが対応しない(プラグイン使えばいけるけど)という悲しい状況……。

コーデックは仲良くなってほしいなぁと思いながら、DaVinci Resolveで変換しました。

GoPro CineForm

ウェーブレット圧縮なのでPremiere Proの再生時の解像度を変えることでダイレクトに影響してくるコーデックです。もちろんProResでもいいんですけどね(笑)

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検証:コマ落ち

まずはコマ落ちチェック。

素材をフル画質のままタイムラインで再生するとコマ落ちが発生するか検証してみました。

作業する上で、素材をそのまま使うかどうかの判断材料ですよね。

今回は500MB/sくらいのR/WのSSDに入れての検証です。

コマ落ちの判定はプログラムパネルにコマ落ちインジケータを表示させ状況で測定しています。

4K再生


通常再生ではコマ落ちはなし。

ただ、若干JKL作業を行なった場合にラグがある様に感じますが、気になるほどではありませんでした。

通常のカット編集であれば4K素材のままレンダリングなしでいけそうですね。

4Kマルチクリップ(3面)での再生


こちらも再生中のコマ落ちは発生しませんでした。

ただし、再生開始までのラグが体感で0.5秒ほどあるので編集する場合はちょっとストレスを感じます。

4Kマルチの場合は、プロキシを使うのがベターですね。

プロキシ

Premiere Proでプロキシを作成する場合、画面にプロキシのウォーターマーク(透かし)を埋め込むことができます。

作業中にオリジナルデータかプロキシかを判断する材料にもなります。

プロキシはH.264とQuickTimeのどっちが良い?

初めて使うときは勘違いしがちですが、H.264はデータ量は小さくなるもののマシン処理は高くなるコーデック。
快適に編集したい場合はQuickTimeのProRes LowやCineForm Lowを選びましょう。

速度変更 + 4Kネイティブ

タイムラインクリップに10倍速(1000%)をかけて再生した場合でも、再生中のコマ落ちは発生しませんでした

けっこう重いかと思ったのですが、この辺りはそのまま再生できそうですね。

テロップアニメーション + 4Kネイティブ


テキストをグラフィックタイトルで作成し、アニメーションを追加。

さらにラフエッジで質感を追加しての再生でも、コマ落ちは発生しませんでした

単純なアニメーションであればそのまま使える感じです。

タスクマネージャー
で見ると、この処理はGPUを主に使っていたのでCPUの負荷は低め。

カラー+


調整レイヤーLumetriカラーでコントラストを調整し、クリエイティブからLUTをかけて再生。この辺りもこのくらいではコマ落ちなし。

タスクマネージャー
このLumetriカラーの処理もGPUが主に使われます

検証:編集作業の操作感

続いては、Zenbook Pro 16Xを使っての編集操作で気づいたことのまとめです。

基本操作

JKLやIO操作は、もちろん問題ないです。

キーボードに関しても打ちやすいと思います。キーの感覚も打ちやすいので違和感なく作業できました。

一点残念なのが、JIS配列だと \ キーがBackspaceキーに押されて半分の大きさになっちゃってます。

タイムラインの全体を見たい場合によく使うキーなのでブラインドタッチする方は、慣れが必要かも……。

こういう特定の機能は、ASUSダイヤルに割り当てるのもアリだと思います。

HOMEとENDキー


HOMEとENDキーが物理キーとしてあるので、再生バーをタイムラインの先頭や最後尾に移動することになども便利に使えます。この仕様はありがたいですね。

デジタルのテンキー「NumberPad」を搭載


Zenbook Pro 16Xは、タッチパッドをテンキーとして使用することができる「NumberPad」が搭載 されているんです。

そのためタイムライン上のクリップを選択して数値管理で移動することが可能になっています。

一気に複数のクリップを移動するときになどに便利な機能ですが、今まではフルキーボードでないと数字キーはないものが多かったので非常に嬉しいポイントでした。

4K有機ELディスプレイがタッチパネル対応

Zenbook Pro 16Xのディスプレイは、画面に直接タッチすることが可能です。

マルチアングルなどを直接クリックして変更するのは感動しました。

また、付属のASUS Pen 2.0を使用することで、スタイラスペン入力で操作することもできるので細かい操作にも対応できます。

ASUS Dial


Zenbook Pro 16Xの最大の特徴と言っても過言ではない、ASUS Dial

このダイヤルは、編集中に使用する操作の一部をショートカットのようの割り当てることができます

そのため、よく使う機能を素早く利用することができ、効率アップにつながります。

個人的に面白かったのはタイムラインの拡大縮小やタイムラインを1フレームづつジョグ送りのように扱える操作性は非常に直感的でした。

ASUS Dialを使う際の注意点
これはスペース的に仕方ないところですが、両手をトラックパッドの左右に置くことになるため、ASUS Dialが意図せずに反応してしまうことがありました。
状況に応じてASUS Dialは使用をOFFにすることも可能(Pro Art Creator Hubで行う)なので、自宅作業と外出作業で切り替えても良さそうです。

ProArt Creator Hub


ASUS Dialの割り当ては、専用のアプリケーションが用意されています。

ここからアプリケーションごとにダイヤルに何を割り当てるかカスタマイズすることが可能です。

初期設定でもタイムラインの移動やズーム処理などが割り当てられていますが、カスタマイズして自分がどのようにしたいかを考えるのも楽しい部分ですね。

また、この機能からASUS Dialを無効にすることも可能なので状況に合わせて用途によって使い分けられるので安心です。

スピーカー

音が良いなー、という印象が最初からありました。

編集チェックでも音声は重要な要素のでスピーカー性能は重要です。

このクオリティであれば、外部スピーカーは必要ないな、と感じました。

検証:ムービーの書き出し


最後は、動画の書き出しです。

この辺りはレイヤー数やエフェクトの負荷のかけ方にも依りますが、CPUも3.4Ghzくらいまで上がりつつGPUも最大で85%くらいまで使われる場合もあるため、スペックの恩恵はハッキリとあると感じました。

Mercury Playback Engine
Premiere Proは編集によってCPUとGPUの両方を使うMercury Playback Engineを使用します。
そのためスペックによって体感速度が変わります。GeForce RTX™ 3060のグラフィックカードを搭載しているモデルはCUDAテクノロジーを利用できます。

まとめ

全体的に触ってみて非常に使い勝手の良いマシンだなと感じました。

クリエイターのことを考えた搭載したASUS Dialもそうですが、基本性能の満足度が高かったです。

4K編集をゴリゴリにするのであれば、プロキシなどを併用すれば問題ありませんし、カット編集なら4Kのままいけます。

持ち運びができて、メインマシンにしてしまえるのが魅力。全体的にかなりアリ!な1台だと言えるでしょう。

皆さんもぜひ一度手に取ってみてください。それでは!

ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602ZM(ASUS Dial 搭載モデル)


発売日:2022年8月4日
標準価格:449,800円 (税込)
16インチ 4K有機ELディスプレイ
インテル® Core™ i7-12700Hプロセッサー
Windows 11 Pro 64ビット
LPDDR5-520032GB
SSD 1TB(PCI Express 4.0 x4接続)
WPS Office 2 Standard Edition(3製品共通ライセンス付)
グラフィックス : GeForce RTX™ 3060
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yamadai

ヤマダイ @ymrun_jp@yamadai

映像講師。 2017年11月よりAdobe Community Evangelist。 Premeire Pro/After Effectsなどを触る生活。 日々モーションを考えるサイトを運営 https://everydayskillshare.jp...

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