【Premiere Pro】【After Effects】簡単! スクエア動画を作る方法。Instagramやショート動画にもオススメ。

突然ですが、どんなSNSにもピッタリな可愛いスクエア動画を作ってみたいと思いませんか?

はじめに

Instagramに「投稿」される映像は、正方形でピッタリ綺麗に表示されますよね。

ですが、いつも通り1920×1080で作った映像をアップしちゃうと、「横が切れちゃって見せたいところがちゃんと見せられない」なんてことも……!!

そんなときは正方形で映像を作っちゃいましょう!

最近はInstagramだけでなく、YouTubeでも正方形でショート動画として認識してくれたりと汎用性が高くなってきています。

しかも、そんなに難しくない!!
正方形映像の作り方を簡単に紹介します!

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映像サンプル

Premiere Pro


Prのスクエア動画 Youtube Shorts

After Effects


Aeのスクエア動画 Youtube Shorts

2022年現在、Youtubeでは縦型もしくは正方形の動画は自動的にYoutubeShortsとして投稿されますが、Vookさんの動画の埋め込みがShortsに未対応のため、大きく表示されている映像は1920×1080で書き出し投稿したものとなっています。

正確なスクエアな映像は各埋め込み下にリンクをつけていますので併せてご覧ください。

Premiere Proでの作り方

STEP 1.シーケンスの設定

新しいシーケンスを作る場合(制作の始め方の詳細は初心者向けの記事が多数ありますのでそちらをご確認ください)

[新規→シーケンスを選択]


すると、上記のような画面が出てくると思います。
ここでAVCHD1080p30を選択してください。

次に、右側の[設定]を開きます。

[設定]を開き編集モードを[カスタム]に変更することでフレームサイズを変更することができるようになりました。

ここで、任意の1:1のサイズにします。

今回は、1080×1080にしました。

ここまでできたら右下のOKをクリックしてください!
これで下準備は完成です。

+α
すでにシーケンスを作った後から調整したい場合は、

[シーケンス→シーケンス設定]
から同じような設定画面が出るので、そこからフレームサイズを調整することができます。

STEP 2.制作

画面上で正方形になっていることを確認し、普段と同じ要領で編集作業を進めます。

STEP 3.書き出し設定

[ファイル→書き出し→メディア]を選択


すると、この画面が出てくると思います。
ここで出力されるビデオの基本設定が最初に設定した縦横1:1の設定になっているかを確認してください。


なっていなかった場合は、左上の[編集]をクリックして、シーケンスの設定をし直してから再度ここまでの手順を行ってください。

確認することができたら、右下の[書き出し]ではなく[Media Encoderに送信]をクリックしてください。

すると、しばらくしてこちらの画面が開きます。
ここでプリセット[カスタム]になっている、もしくは[ソースの一致(高速・中速)ビットレート]になっていることを確認してください。

その後、書き出しを行うことで無事、正方形の映像をPremiere Proで作ることができました!!

After Effectsでの作り方

STEP 1.コンポジションの設定

新しくコンポジションを作る場合、

コンポジション→新規コンポジション

を実行すると、下図のようなウィンドウが出現します。
ここでまず任意のプリセットを選択します。

今回はHD・1920×1080・29.97fpsを選択しました。

このときに[縦横比を○○:○○に固定]のチェックボックスにチェックが入っていた場合、チェックを外してください。

次に、基本設定の幅と高さを1:1にすることで、正方形になります。
今回は、1080×1080に設定しました。

設定することができたら右下のOKをクリックしましょう。

できました!

+α
すでに作成済みのコンポジションを、後から正方形にしたい場合は

コンポジションコンポジション設定]

説明したものと同じような設定画面が出るので、そこで幅と高さを同じにしてください。

STEP 2.制作

画面上で正方形になっていることを確認したら、普段通りの編集作業を進めます。

STEP 3.書き出し設定

[ファイル→書き出し→Adobe Media Encoder キューに追加]

を選択してください。

すると、しばらくしてこちらの画面が開きます。

ここでプリセット[ソースの一致(高速・中速)ビットレート]になっていることを確認してください。

その上で書き出しを実行すると、無事正方形の映像をAfter Effectsで作ることができました!!

スクエアにならない時の対処法

編集の時はちゃんと正方形で、せっかく映像が作れたと思ったのに………書き出した動画を再生したら、あれ、正方形になってない!!

そんな時はおそらく

Media Encoder側で、[ソースの一致][高速・中速ビットレート]以外のプリセット(例えば、高品質1080p HDなど)を選択してしまっている

……ことが原因です。

私もよくやっちゃってました(汗)

特に慣れてきた頃に気が抜けてしまい、前の動画の設定をそのままにしてしまって気づいたら正方形じゃなくなってた! というパターンが(私は)多かったです!

みなさんも慣れてきたときこそ気をつけてくださいね!!

まとめ

ここまでスクエア動画の作り方を紹介しましたがいかがだったでしょうか。

非常に簡単で、覚えてしまえばすぐに利用できると思います。

みなさんもぜひ正方形でカワイイ映像を制作して、SNSなどに投稿してみてくださいね!

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miho_ich

Miho@miho_ich

Mihoです。Aeでのモーショングラフィックスが得意ですが、ここでは様々な挑戦したことについて記録しています。

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