【Premiere Pro】【After Effects】簡単! Luma Fade Transitionエフェクトを作る方法。VLogにもオススメ!

はじめに

みなさん、カッコいい映像作れていますか!?

せっかく撮影した映像、ただ繋げるだけでなくカット同士をスタイリッシュにトランジションできたら良いですよね。

写真:[Usman Yousaf](https://unsplash.com/ja/@usmanyousaf) on [Unsplash](https://unsplash.com/ja)

今回は、"Luma Fade Transition"のようなトランジション表現をどうやって行うかを、具体的にPremiere ProAfter Effectsの2つのソフトウェアで紹介します!

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トランジションの作例

Premiere Pro

エフェクト:[キーイング→ルミナンスキー

After Effects

エフェクト:[キーイング→抽出

エフェクト:[キーイング→リニアカラーキー

Premiere Proで作る

Premiere Proは比較的初心者でも挑戦しやすいソフトではないでしょうか。

今回は、エフェクト

ルミナンスキー

を使った作成手順を紹介します!

1.下準備

映像素材を2種類読み込みます。

映像素材の上下の時間をトランジションさせたい分被せ、不要な部分は切って削除してください。

例:
Cキーでレーザーツールにし、任意の部分で素材を切り
Vキーで選択ツールにし削除したい部分を選択しデリートするなど

2.エフェクトをかける

エフェクト」のタブが見当たらない場合は

[ウィンドウ→エフェクト


ここから開くことができます。

そして

ビデオエフェクト→キーイング→ルミナンスキー]

ここでルミナンスキーを選択し、
先に流したい動画にドラック&ドロップをしてください。

3.調整

上下で被せた最初の部分に再生ヘッド(青い棒の部分)を移動させてください。

そこでルミナンスキーエフェクト[不透明度]と、[しきい値]の左側のストップウォッチマークを押します。
すると「キーフレーム」と呼ばれる印が右側につきました。

次に再生ヘッドを被っている最後の部分に持ってきて、[不透明度]と、[しきい値]の数字をそれぞれ0と100にします。

すると、右側に「キーフレーム」が打たれました。

あとは長さなど細部の調整をすれば、トランジションすることができますよ!

After Effectsで作る

After Effectsは難易度が少し高い分、自由度が高く様々な映像を作ることができます。

今回はLuma Fade Transitionを行うためにどのエフェクトが適しているのか、キーイングジャンルのエフェクトでいろいろ試してみました。

結論として、比較的簡単にカッコいい映像を作ることができると思ったのが、

「抽出」「リニアカラーキー」

だったので紹介します。

1.下準備

映像素材を読み込みます。

映像素材の上下の時間をトランジションさせたい分被せ、不要な部分は切って削除してください。

例:レイヤーを選択して
alt+](レイヤー右側をカット)
alt+](レイヤー左側をカット)
ctrl+shift+D(分割) 
などを用いて編集する

2.エフェクトをかける

エフェクトプリセット」のタブが見当たらない場合は

[ウィンドウ→エフェクトプリセット(ショートカット:ctrl+5)]

ここから開くことができます。

そして

ビデオエフェクト→キーイング→抽出]
もしくは
ビデオエフェクト→キーイング→リニアカラーキー]

ここでエフェクトを選択し
先に来る動画にドラック&ドロップをしてください。

3.調整

抽出エフェクトの場合

上下で被せた最初の部分に再生ヘッド(青い棒の部分)を移動させてください。

そこで抽出エフェクト「ブラックポイント」の左側のストップウォッチマークを押します。

すると、「キーフレーム」と呼ばれる印が右側につきました。

次に再生ヘッドを被っている最後の部分に持ってきて、「ブラックポイント」の数字を255にします。(数字は各自インポートした映像を見ながら調整してください)

すると、右側にも「キーフレーム」が打たれました。

再生しながら動きを調整してください。

リニアカラーキーエフェクトの場合

上下で被せた最初の部分に再生ヘッド(青い棒の部分)を移動させてください。

そこでリニアカラーキーエフェクト「マッチングの許容度」を0%にし、左側のストップウォッチマークを押します。

すると、「キーフレーム」と呼ばれる印が右側につきました。

次に再生ヘッドを被っている最後の部分に持ってきて、「マッチングの許容度」を100%にします。

すると、右側にも「キーフレーム」が打たれました。

映像によって前の映像が「マッチングの許容度」で消えきらないことがあります。

そんなときは、「キーカラー」のスポイトマーク横の色にも同じようにキーフレームを打って調整してください。
これでトランジションすることができました!

Aeその他のエフェクト

今回説明はしませんが、「色範囲」エフェクトを用いれば、前に被る映像の特定の色からキーフレームを打って消してトランジションさせていくということもできます。(例:空の青い部分だけ先に後ろの動画をトランジションさせるなど)

まとめ

「思っていたより簡単だった!」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

エフェクトと少しの変化だけでカッコいいトランジションが作れるので、ぜひ挑戦してみてください!!

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miho_ich

Miho@miho_ich

Mihoです。Aeでのモーショングラフィックスが得意ですが、ここでは様々な挑戦したことについて記録しています。

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