インハウス動画クリエイターって?メリット・体験談から学ぼう

インハウスクリエイターって誰のこと?

インハウスクリエイターとは
デザイン会社やフリーランスではなく、一般的な事業会社に勤めながら、社内でデザイン業務を行う担当者。(別名:企業内クリエイター)
参考:https://www.adobe.com/jp/creativecloud/business/teams/discover/inhouse-designer.html

インハウスクリエイターは「社内でデザイン業務を行う」と上記にありますが、この「デザイン」の意味は多肢に渡ります。例えば、言葉通りのデザインに加え、開発、制作などの創造力が必要となる業務全般を指しています。社内で動画制作を行う社員もインハウスクリエイターに含まれ、動画制作のみに絞った言い方だとインハウス動画クリエイターになります。

ちなみに、インハウスクリエイターは英語圏では一般的にIn-house Designer(インハウスデザイナー)と呼ばれています。動画クリエイターのみの名称に絞り込むと、In-house Video Editor(インハウスビデオエディター)が多いですが、In-house Video Creator(インハウスビデオクリエイター)などの名称も存在しています。つまり、統一された名称がはっきりと決まっておらず、海外でも新しい概念であることがわかります。

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自分はインハウス動画クリエイターに向いている? 知っておくべき〇〇

インハウスクリエイターは、クリエイターと採用する側の企業の双方にメリットがあります。しかし、デメリットも考慮してからインハウスクリエイターを目指すか決めたいですよね。このため、この記事ではメリットに加え、発生し得るデメリットも紹介します。インハウスクリエイターは自分に合った職種か、そして企業としても社内クリエイターが必要かどうか見極める際に参考にしてみてください♪

コミュニケーション円滑化で効率アップ!

フリーランスで動画制作を行っている場合など、取引先企業の特徴を掴めずに依頼動画のテーマ決めに困っていたりしませんか?動画を外注する企業も同様に、自分達の意図がうまく伝わっていないと感じることもあるかと思います。

インハウスクリエイターならば、その企業で他の業務にも関わってきた方が動画制作を行うため、自ずと企業イメージや目標に詳しくなります。企業のことをより詳しく知っている方が動画制作を行う方が魅力を上手く伝えられる可能性が高いですよね。また、インハウスクリエイターは企業内で人間関係をすでに構築できているので、動画制作会社よりも密な連絡をとりながら制作に取り掛かることができます。クリエイターにとっても、企業側にとってもコミュニケーションの面でのストレスを少なく抑えられるのがインハウスクリエイターを取り入れるメリットです。

コストや制作ペースの透明化

コストが削減できることは、インハウスクリエイターを取り入れた多くの企業が実感していることです。外部に発注するとどの動画に対しても一定のコストがかかりますが、企業内での動画制作の場合であれば不要な部分などを細かくコストカットできます。

また、制作ペースの透明化もインハウスクリエイターのメリットです。制作の進捗が良い場合など、発表を早めることなどが可能です。また、期限が急遽前倒しされた場合でもインハウスクリエイターの他の業務を調節し、動画制作に専念してもらうことができます。クリエイターにとっても、制作ペースに細かい融通が効くことは企業側との期限の交渉がしやすいなどの利点もあります。外部に発注した場合よりも、期限の調節が行いやすい事が大きなメリットですね。

ノウハウの蓄積でスキルアップ!

多くの場合、社内制作の動画は少ない人員で制作されますよね。このため、インハウスクリエイターは、さまざまな動画に挑戦する事ができ、スキルアップできる可能性が高いです。また、フリーランスであれば基本一人で作業を行うため様々な動画ジャンルに挑戦することはできますが、機材を自分で揃えなければなりません。その点、インハウスクリエイターであれば企業の資金によって機材を購入できるので、技術による広い表現力を獲得できます。

企業側としても、インハウスクリエイターを雇うことによって社内での情報や技術の蓄積が期待できます。これは次世代のインハウスクリエイター育成にも役立ち、高いクオリティの動画制作能力を社内で引き継いでいくことが可能となります。動画制作業界のことを深く知ることにより、更に効率的な動画制作の方法が見つかるかもしれませんね。

ノウハウの蓄積には時間がかかる

インハウスクリエイターを採用することによって動画制作に関する技術や情報が蓄積されることは企業・クリエイター双方にとって大きなメリットになります。しかし、それまでに多くの労力、時間、コストがかかります。

まず、インハウスクリエイターを社内に置くとなると初期コストが多くかかります。カメラなどの機材の金銭コストや、社員を新しくインハウスクリエイターにするのであれば特に育成コストなどもかかるでしょう。長い目で見ればプラスであることも、最初は上手くいかないことも多くあるかと思います。

クリエイター側からしても、企業がインハウスクリエイターを取り入れ始めたばかりの頃は機材が揃わずにあまり多くのことが出来ないかもしれません。また、今まで趣味で動画を制作していた方であれば広告関係の法律などの勉強が必要になります。

インハウスクリエイターを取り入れる場合は、辛抱強く、状況を長い目で見るスキルが必要となります。

インハウスクリエイターを起用した企業のリアルな体験談から学ぼう

ここまでインハウスクリエイターのメリット・デメリットについて説明してきましたが、やはり一番参考になるのは実際の体験談ですよね。映像制作のための専門紙「VIDEO SALON.web」では、インハウスビデオに関する連載の「インハウス動画制作の現場から〜社内ビデオプロダクションのススメ〜」が掲載されています。全16回の連載であり、それぞれ違う企業や現場においてのインハウスクリエイターの現状を見る事ができます。クリエイター視点のものもありますし、企業目線の赤裸々な経験談など、興味深い内容が多くあります。

▶︎ 「インハウス動画制作の現場から〜社内ビデオプロダクションのススメ〜」はこちら

インハウス動画制作で使う楽曲、どれを使う?

商用利用の動画となると、使用するBGMなどの著作権関係のルールが途端に厳しくなりますよね。社内で動画制作をすると、多くの場合、コストの関係などから著作権フリー楽曲を使用することになるかと思います。しかし、有名な著作権フリーサイトであっても著作権侵害の可能性は0%ではないことをご存知ですか?その理由は下記記事で詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。

▶︎ 「著作権フリー楽曲について本当に理解していますか? -危険性と回避術-」はこちら

著作権フリー楽曲のおすすめは、Evoke Music!

Evoke Musicは著作権フリー楽曲・効果音の配信を行っており、AIが楽曲を制作しているため著作権違反の心配はありません。配信されている楽曲・効果音は動画につける素材としてご利用いただき、それをYouTubeやSNSなどに投稿していただくことが可能です。投稿動画の利益収入は一切いただきません。

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