あれのパクりじゃね?とすぐ言いたくなるあなたへ

2023.01.10 (最終更新日: 2023.01.10)

1年に公開される映画の数は約1,000本
発売される楽曲の数は約10,000曲

もうお分かりですかね。この世に無いモノを生み出すことは不可能に近いです。唯一無二!これは発明だ!と騒がれる映画も評論家の町山智弘さんの解説を聴くとサンプリング元が判明するし、監督もインタビューで公言してたりする。

「どこかで見たことあるなコレ」は仕方ないんです。

だからといってパクれば良いと言ってるわけじゃ無いです。似てても良いんだよ。と悩めるクリエイターの背中を押したいんです。

MV、映画、音楽。何であれサンプリング元と全く同じ内容の企画を撮ったとてカメラも役者も楽曲も違う。
どうあがいても、同じモノは作れないんです。


チェーンソーマンのOPが数々の映画にオマージュを捧げ称賛されているように、オリジナリティの出し方はいくらでもあると思います。

作品数が増え、視聴環境が変化し誰でもサブスクで流れる様に作品を消費していく。
GEOで新作を一泊二日450円で借りていたあの頃とは作品の価値が違う気がしてます。

作品の内容より、これってあれのパクりだよねって話が先に盛り上がるのはつまらないなぁと思います。

作る側も、見る側も
もっと良い加減でもいいんじゃないかな

終わりのないコンテンツの波に溺れて、とにかく感想持たなきゃ。あれに似てるよね。といえば通な感じがしてひろゆきさんっぽい立ち位置にいけるとでも。気持ちはわかりますよ。
マウント社会で生き残る1つの手段だと思いますし。自分にそのふしが無いとは言えない。

けど、ひとつひとつの作品をじっくり味わって観るのもいいですよ。たまには。

誰かに向けてというより自分が昨年から感じているモヤモヤを書いてみました。

おやすみなさい。

プロのビデオグラファーを目指す学校、はじまる。入学生募集中。

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ShutaShiraki

ShutaShiraki@ShutaShiraki

愛知県豊川市生まれ。名古屋ビジュアルアーツ卒業後、上京しフリーランスとして活動。株式会社CrazyBank立ち上げに参加し、取締役に就任。HipHopを中心にこれまでに200本以上のMVを手がける。 MV制作本数200本 総再生回数 1億回以上

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