いかにもなタイトルでイラっときた方 いらっしゃいませ。
こんなデータがあるそうですよ
ある調査によると、日本人の話すスピードは毎分400字程度である一方で、聴くスピードは毎分2000字程度であるとのこと。つまり、人間の話す能力と聴く能力には大きな開きがあることになります。
人の話を聴くときには、脳が持っている聴く能力に対して、かなり遅いスピードで話がされている状態となります。つまり、脳にとっては、持っている能力と比べてかなり余裕がある状態で聴いていることになります。この余裕がある状態が「曲者」なのです。
脳に余裕があるので、話を聴きながら、つい他のことを考えてしまうのです。
引用元
このデータをいきなり見せられてハッとしているあなたはまだ大丈夫ですね。
は?それは話が下手なやつの言い訳だろ とでも思ってるあなたは危険です。
クリエイターを志す方、駆け出しの方の思考によくあるのは 俺はセンスで勝ち上がるから待ってろよ!!!
センスが大事なのは確かだが、映像制作はクライアントと行う仕事なんです。
他の職種となんら変わらない。どれだけ上手いコーヒーを作れてもお客さんが注文しないと出せません。
映像クリエイターを目指す学生と若手フリーランスに多い、この仕事は特別だ 感を出す人
自分を俯瞰して見る能力が足りないかもしれません。
狭い村社会的な感じはあるので、自分もその思考の時期はありました。
けど、最近気づいたんですが(え?今さらと言わない)
プロのビデオグラファーを目指す学校、はじまる。入学生募集中。
PR:Vook School
打ち合わせって大事っす。
打ち合わせでの意思の疎通、方向性の擦り合わせをしっかりすれば、その時点で作品は6割くらい出来たも同然。
そこに向けて、
* イメージをより具体化させる企画書
* 実現するためのクルーを招集
* 撮影!
* 編集という名の素材と企画書の答え合わせ
をするだけ。
映像制作の工程は絵で言うと、模写に近いですかね
と言うことは元となる絵が無いと進行がブレる
打ち合わせ時にいかにクライアントの要望を掴み取るか勝負は決まります。
大規模な案件は大人の事情でアーティストと直接繋がるのは難しいかもしれない。
けど、マネージャーから得れる情報もたくさんあります。
過去のMVでの修正指示はどの様なものが多いのか?現場での不満は?などマイナス面(不満)は言いやすいので聞けば大体出てきます。
あと、最近大事にしているのは現場(LIVE)に足を運ぶ。
アーティストが意識しているのはお客さん
MVを最終的に見るのはお客さん
両者が明確なアウトのビジョンを共有することは大事だと思います。
センスでどうにかなるのはせいぜいMV100本程度。
そこで壁に当たりやめちゃう人も居ます。
映像制作も仕事です。結局、人と人が作り出すモノ。
だからセンスで勝負!の勝負から一抜けたやつが生き残るんじゃ無いんすかね。
ShutaShiraki@ShutaShiraki
愛知県豊川市生まれ。名古屋ビジュアルアーツ卒業後、上京しフリーランスとして活動。株式会社CrazyBank立ち上げに参加し、取締役に就任。HipHopを中心にこれまでに200本以上のMVを手がける。 MV制作本数200本 総再生回数 1億回以上
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