こんにちは、Twitterはリリース当時からやっている古参ツイッタラーのkentaxです。今回はSNSを代表するサービスとして知られているTwitterの利用方法でVTuber活動に必要なやるべきこと・知っておくことをしっかりと覚えていきましょう。
Twitterって?
Twitterは2007年からサービスを開始した、140文字で発信できるSNSサービスです。多くの人が使っていると思いますが、なかなか使いこなせていない人や、何を発信したら良いかわからないという人を多く見かけています。普段どんな内容を投稿していけばいいかということから一緒に考えてみましょう。
Twitterを使ってVTuber活動をする場合、やるべきことが実は沢山あります。全てを行うべきというわけではありませんが、行っておくとプラスになることが多いので、できる範囲で行っておきましょう。
実際Twitterを活用して伸びるの?
一番気になる部分だと思います。確実にこれをすれば伸びるということは言えませんが、VTuber準備中にTwitterを上手に活用して配信活動開始前からYouTubeのチャンネル登録者を1,000人以上集めている人もいます。
準備中の段階からリスナーになりそうな人たちをフォローし交流をし続けるなど、Twitterでの活動をしっかり行ってリスナーを増やしている人もたくさんいます。そういった方を見つけたら、どんなことをしているのかよく観察してみるとTwitterを活用して数字を伸ばす参考になると思います。
毎日投稿をする
Twitterの運用は、基本的には毎日投稿を行うことを意識するのが何より大事です。投稿数を増やすことも大事ですが、アカウントがしっかりと活動していると周りから見てもわかるように投稿していくことが大ことです。
毎日発言をすることによって、アクティブアカウントだと認識してもらえます。Twitterアカウントでの発言が2週間~1ヶ月程ないと活動をしていないという判断をしてフォローを外す人もいます。VTuberさん同士でも活動していないとフォローを外してしまうという人もいるので、横のつながりも少なくなってしまう可能性があるため、可能な限りツイートをしていきましょう。
ツイートする内容について
毎日ツイートをしたほうが良いと書きましたが、実際はどういったことを投稿していけばいいのかわからないと思います。ネットリテラシーの回でも伝えましたが、個人情報や特定されるような内容を書くことは絶対にやめましょう。そういったことを避ける為には次のような内容で書くことをオススメします。
- 今日はなんの日などに記念日などに関連して思ったことを書く
- 自分のコンテンツにしているニュースの内容にコメントをする
- VTuberに関わる技術などの感想
自分自身が発信しているコンテンツに関わることにコメントするなど、自分が情報を集めているものに自分の意見を追加したりして発信していくことで、そのコンテンツへの貢献にもなるので是非試してみてください。
おはよう・おやすみVTuber
個人VTuber勢にはお馴染みになっている、「おはようVTuber」と「おやすみVTuber」は、毎日のツイートをするのに便利なハッシュタグで、毎日2回は投稿をする機会があると思っていいと思います。配信がある時には配信の内容をサムネイルと共にアップしたり、動画でそのことをお知らせしても良いと思います。
ハッシュタグを活用する
ハッシュタグとは、#(ハッシュマーク)の後にキーワードをつけて関連付け検索させる機能です。ハッシュタグを活用して一定の同一テーマのツイートを見つけるなどに利用されます。VTuber関連だと昔からあるハッシュタグは以下のようなものです。
ハッシュタグは自由に作ることができるのでオリジナルのハッシュタグを作り投稿をまとめることもできます。活用方法として、自分の配信のオリジナルのハッシュタグを決めます。そしてリスナーさんへ配信の感想などをハッシュタグをつけて投稿してほしい旨を伝えます。リスナーさんが感想をハッシュタグをつけて投稿すると、そのハッシュタグを追っていけばどんな感想があるのかがわかるわけです。
同じようにしてファンアートのハッシュタグを作り、ファンアートなどを見つけやすくするなどで活用するなどがわかりやすい例になります。
この他にも常に多くの「#〇〇〇〇なVTuber」というようなハッシュタグが日々多く作られています。VTuberさんを多くフォローしているとトレンドに似たようなハッシュタグが上がってくることも多いので目にすることもあるかと思います。こういった流行のハッシュタグはできるだけ画像や映像と共に投稿して、多くの人に認知してもらえるようにしましょう。
ハッシュタグは誰のもの?
ハッシュタグ関連で1つ気をつけなければいけないのは、ハッシュタグは誰のものでもないということを忘れないでください。企画などでハッシュタグを利用して応募するなどあったりしますが、そのハッシュタグの汎用性が高かった為、元の企画を知らない人がハッシュタグを使い企画に関係ない投稿をしていました。しかしこれはハッシュタグを使った人が悪いわけではなく、ハッシュタグは自分のものではないので、汎用性があれば他人が使う可能性があるということを強く意識しなければいけないです。
実際にあった例として、「#ダイヤの原石Vtuberを探せ」「#VTuberを発掘せよ」等は、元々紹介企画がありその企画で作られたハッシュタグですが、汎用性が高かったことと企画が上手く流行ったことが重なり、様々な人が使うようになりました。一部で喧嘩になるようなこともありましたが、こういったトラブルを防ぐためにも汎用性の高すぎるハッシュタグや、別ジャンルへ影響のあるようなことがないかを確認しておく必要があります。
企画で使う場合、拡散との兼ね合いにはなりますが、個人名などを入れるなどして、関連する内容だけが使いやすいハッシュタグを作りトラブルにならないように気をつけてください。
画像を活用する
Twitterでは画像使ってアピールするのがベターな方法です。特にVTuberさんは見た目が武器といってもよいくらい見た目に力を入れていると思います。多くのリスナーは配信の内容や性格などトータルで気に入ってくれている人も多いとは思いますが、見た目の割合が非常に大きいはずです。そのためなるべく自撮り画像を投稿につけていると良いでしょう。画像付きツイートはたくさん流れるツイートの中でも見つけやすくなります。
画像仕様
画像を投稿する際には、投稿する画像の枚数を意識しておくことが大切です。
1枚の時、2枚の時、3枚の時、4枚の時、それぞれで最適な画像サイズが変わります。
画像のサイズは上記の比率を超えると画像の一部が切れてしまうようになるので、そうならないように事前にサイズを把握してフォーマット化しておくとよいでしょう。
動画を活用する
動画を使ってアピールするのもとても有効です。特にアイドルタイプのコンテンツ展開をしている場合、見た目と共に声も重要なファクターになっていますので、その一言ひとことがリスナーを惹きつける内容になります。またアイドルタイプでなくても、細かなニュアンスなどは実際に発声しないと雰囲気がわからない場合がありますし、方言などの癖を表に出している場合、そのニュアンスは音声を通さなければわかりにくいです。
また動画の良いところは、告知の予告やアーカイブへの誘導となる切り抜き動画などを投稿することで、メインのYouTubeへの導線にもなります。URLの記載や画像の投稿よりも、映像であれば確実に届けることができることもあるので、要素が多いものだったり、動きや声で伝えたいことがある場合は積極的に使っていきましょう。
音声機能を活用する(Twitter for iOS)
iPhoneに限られてしまいますが、Twitterは音声投稿を行うこともできます。外出中や、画像が準備できない場合にも音声による投稿は有効です。iPhoneで投稿をするのでリテイクなどの編集はできませんが、iPhoneのマイクから取得した音は独特の雰囲気があるので、ちょっとした距離感の近いファンサービスとして活用してもいいと思います。
スペースを活用する(スマートフォン)
スマートフォンから音声による配信ができる機能です。アカウントによっては機能がない場合もあります。スペースは比較的最近追加された機能で、個人VTuberさんで活用されている人も多くいます。スペースは録音機能などがあり、ラジオのようなコンテンツとして展開することが可能です。視聴者数などに制限はなく、大手企業勢や声優の方がスペースを行っている場合は数万人が集まっていたりします。
スペースの活用方法としては、Twitterに配信を出しつつ、その説明や前口上のような形で30分前からスペースを開き、その会話でリスナーの気持ちを温めた状態でYouTubeの配信へ誘導する方法などがあります。スペースの視聴はPCからもできます。
YouTubeで配信が難しいとき、例えば旅先で配信ができない時などに、簡易配信としてスペースを行うなどもファンサービスの1つとして良いかもしれません。
また、スペースはリスナーに聞いてもらうだけでなく、スピーカーとして同時に10人までの人と話をすることができます。Twitter上で特定のテーマに大して、複数のVTuberが集まって話をするなど簡易的なコラボが可能です。スピーカーは自己申請を許可するか、開催者(ホスト)から指名してスピーカーとなることができます。開催者はスピーカーの権限の剥奪や強制ミュートなどを扱うことができるので、いざというときでも安心です。
予約投稿を活用する
Twitterには予約投稿という機能があります。予約投稿は当日から18ヶ月以内であれば投稿公開日時を設定することができる機能です。この機能を利用して時間のあるときに定型の宣伝ツイートなどは先に登録しておくということもできます。毎日投稿することは大切ですが、専業でなく特定の時間に投稿ができない時などには予約投稿を使うととても便利です。
予約投稿を活用している人でよく見るのは、早朝を想定して、おはようVTuberの内容を予約投稿し、リスナーの多くが起きる時間に投稿する方法です。投稿自体は予約投稿なのかリアルタイム投稿かわからないので、すぐさまレスポンスが必要なことではなければ前日の夜などにセットしてから就寝する等でも問題ないと思います。
プロのビデオグラファーを目指す学校、はじまる。入学生募集中。
PR:Vook School
関連性の向上
Twitterは独自のアルゴリズムを通して関連性が高いツイートがタイムラインに表示される仕様があります。タイムラインの表示される内容が状態によって変わったりします。アルゴリズムがブラックボックスなので確実ではないですが、タイムラインを時系列にしても出てこない表示があったりすることもあるので、可能な限り関連性を高くすることをしていけるかで、反応率など大きく変わってきます。
リプライ
誰かがツイートをしている内容に返事をすることをリプライと言います。リプライをすると一時的にその人との関連性が上がり、サイドメニューのオススメやタイムラインの表示率などが上がります。おはようVTuberのような、一言でもあいさつを返しやすい投稿をしておくとリプライしてもらいやすくなり、そうすることであいさつしてくれた人のタイムラインに多く表示される可能性が上がります。
Twitterの制限
Twitterにはいくつかの制限があります。この制限を超えると投稿ができなかったり表示ができない等を含め一定の条件があります。
- フォロー数:5001人までは無条件でフォロー可能
- 1日のフォロー数:400人
- 1日の投稿数:2,400件(30分単位)リツイートも含まれます
- 1日のDMの送信数:500件
- 1日のいいね数:およそ200~300個程度
制限を超える行為を行うと一時的にTwitterを使用することができなくなります。よく見かける制限は投稿数といいねで、3日間ほど制限が掛かったりする場合があります。何もない日に制限されるのであればさほど問題はありませんが、配信日やイベントの最中などに制限が起きてしまうと告知が正常に行えなくなってしまいます。
そうならない為にも制限を超えないように気をつけていきましょう。
企画として利用する
Twitterを使って企画を行うことも多く行われています。ハッシュタグの項目でも触れましたが、Twitterのハッシュタグとリプライなどを利用して新人VTuberさんの発掘をしたり、条件にあったVTuberさんを紹介するといった企画もありました。
それ以外にも特定のハッシュタグに投稿してもらった食べ物やペットなどを紹介するなど見かけたりします。ハッシュタグを上手に使ってリスナーと一緒に配信を作っていくという形はとてもよい使いかただと思います。
セキュリティを高める
Twitterを使っていると毎日のようにスパムや乗っ取り等、危険な行為に遭遇する可能性があります。自分は大丈夫と思っていても、対策をしていないと思っているよりもあっさりとアカウント乗っ取り被害にあってしまいます。そのためセキュリティを高めるために下記の設定は必ずやることをおすすめします。
二段階認証
二段階認証は、通常のパスワードの後に入れる第二の認証コードです。このコードは短時間で更新されるもので、スマートフォンにSMSを送信するものや認証アプリを通してコードを発行しログインするものなどがあります。二段階になる事で、何かの間違えでパスワードが流出してしまっても不正なログインを防ぐ事ができます。
スパムによって乗っ取りをされてしまうユーザーも増えているので、自分のアカウントを守るためにも二段階認証は必ず設定しておきましょう。
電話番号の登録
電話番号を登録する事で、本人確認の認証に役立ちます。Twitterを使っているとたまに制限を超えてしまったために一時的にアカウントをロックされる場合がありますが、この解除にも電話番号などが必要になります。また、ミュート機能の中に電話番号を登録していないユーザーからの通知をミュートする機能等もあるので、不利になる場合もあるので可能な限り登録しておくようにしておきましょう。
電話番号登録の注意点
電話番号の登録はしておいたほうが良いのですが、Twitterのデフォルトの機能で、電話番号からフレンドの検索ができる設定になっています。また、Twitterのアップデートのタイミングでその設定が変わってしまう可能性があるので、検索可能になっていないか定期的に確認しておくようにしましょう。もしも可能であれば身バレしない番号を用意して登録する方法も良いでしょう。
Twitter Blue
2023年から日本でもTwitterの有料プランのTwitter Blueが始まりました。Twitterの新規機能を先行して使えたり、仕様が拡張されたりして便利になりました。
具体的には何ができるのか
- 認証バッチがつく
- 優先タブへのアクティビティーの表示
- 1080pの動画の投稿
- 最大1時間までの動画の投稿(ファイルサイズが2GB以内)
- ブックマークのフォルダ機能
- 投稿再編集機能(投稿から30分以内)
- 投稿遅延機能
- アプリアイコンの変更(スマートフォン用UIなどの色)
- スマートフォン用ナビゲーションのカスタマイズ
など(2023年2月時点)。その他、細かい機能も追加されていますが、今後も更に機能が増える予定になっていますので、余裕がある人は加入してもよいと思います。
終わりに
今回はTwitterの活用ということで、多くのVTuberさんが普段から使っているTwitterについて、どうやって活用していけばいいかということが見えてきたかと思います。普段から使っているものも上手に利用してアピールができればVTuber活動もより楽しくなりますので、是非やってみてください!
コメントする