短くても人を引き込む!ドキュメンタリー・密着動画の作り方

2023.02.19 (最終更新日: 2023.02.19)


ドキュメンタリー風の映像は芸術作品としてだけでなく、企業紹介など使い方は多肢に渡ります。例えば新卒社員の1日密着動画を投稿することで、企業の働き方ビジョンを学生の方々へ発信することができます。この記事では、魅力的なドキュメンタリー動画の作り方とその工夫を一から説明します!

ドキュメンタリー動画を作りたいけど、何から始めたらいい?

密着対象を探そう

密着する対象に限りがない場合、自分の周りで興味が湧く方を探しましょう。日々の人物観察からドキュメンタリー作りが始まるのです。特に、初めて作る方に注目して欲しいのは、「現在何かに取り組んでいる・困難に立ち向かっている方」です。この様な方を題材にすると、困難・挑戦・克服というように起承転結が作りやすく、まとまった映像作品になりやすくなります。

密着対象との関係構築を怠らずに!

初対面の方にあなたの心の内を曝け出せますか?多くの場合、この答えは「いいえ」かと思います。密着される人物も同じで、出会って間もないインタビュアーのことは信用仕切れません。そのため、当たり障りのない表面的なことを言ってしまう場合が多くあります。密着されている人物が自分の個性を隠してしまってはドキュメンタリーとして面白くありません。このため、ドキュメンタリー制作前の出演者と撮影者・インタビュアー間の信頼関係構築は大変重要です。カフェで数時間カメラなしで話すだけでも効果的ですね♪

レベルの高いドキュメンタリー作品には台本は欠かせない

ドキュメンタリーというジャンルは台本通りに事が進みませんよね。しかし、撮影前に大体のアウトラインを決めておくという意味での台本制作は必要です。これを行うことで、後で編集の際に「あれがあったらな」「ここがうまく繋がらないな」などを減らすことができます。何を行うかは簡単です。密着対象のどの特徴に密着し、どのように場面が展開していくか予想するだけでいいのです。例えば、水泳選手が水泳の試合で長年のライバルに挑むドキュメンタリーを撮影するとします。準備期間・大会・大会後(勝利)などと簡単にストーリーを組み立てることができます。最初から大会で勝利する可能性を考えながら撮影を行うことで必要な映像材料の効率的な収集をしやすくなります。

もちろん、ドキュメンタリーは台本通りにはいきません。上記の例でいくと、水泳の試合で負けることもあります。その様な時も、都度アウトラインを考え直すことで軌道修正し、映像素材で使えるものを効率的に収集し続けることが可能となります。

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撮影:覚えておくべき2要素!

A-Roll と B-Rollを使いこなそう

A-Roll(Aロール)とは
Aロールは、重要なアクションや、登場人物が話しているシーン、誰かにインタビューしている映像などを指します。A ロールの映像は、最近の業界ではメインの映像、主要映像、ヒーロー映像、主要ショットなどと呼ばれています。
B-Roll(Bロール)とは
Bロールの映像は、Aロールをサポートするために付け加えた映像です。サブカットといえばわかりやすいでしょう。
(参考:https://www.adobe.com/jp/creativecloud/video/discover/a-roll.html

この二つはどちらも重要ですが、意外にも動画のクオリティはBロールに左右されるのです。Bロールはいくら撮影しても足りないというのは多くの映像製作者の方々が口を揃えて言うことです。

ある海外の映像製作者は、完成した映像作品が5分だったのに対しBロールとして撮影した映像素材は8時間にも及んだと言っています。これ程多くBロールを撮影しなければならないと言うわけではありませんが、Bロールはあればある程良いのです。また、インタビューの際にも密着対象者の発言を細かくメモすることが、Bロールとして何を撮影するべきか計画する際に役立ちます。

編集:基本はしっかり押さえて上で、個性を出そう

プロフェッショナルなドキュメンタリーには必須!映像ナレーション

テレビでドキュメンタリー動画を見ていると必ずと言っていい程ナレーションがついていますよね。音声がインタビュー音声だけで成り立っているドキュメンタリー動画は多くありますが、高いレベルの動画制作を行うにはナレーションをつけることをお勧めします。密着対象者は言葉だけでなく、表情やボディーランゲージなどで自身の感情や考えを表現することもあります。非言語の表現にはナレーションをつけることで、視聴者にわかりやすく興味の湧く映像作品ができるのです。

映像の専門家達の常識。「BGMは著作権フリー楽曲」

海外で活躍する映像製作者であるEypeeさんLeahさんによると、ドキュメンタリー動画を制作する際には、BGMに著作権フリー楽曲を使うべきだそうです。これには著作権のついた楽曲は使用料が高い上に、正しく使用しなかった場合の著作権違反のリスクがあるためです。日本での音楽関係の著作権について更に知りたい方は以下リンクからご覧ください。
▶︎ 音楽の著作権に関する詳しい記事はこちら

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参考
- Short Documentary 101: How to Make a Short Documentary by Eypee Kaamiño | Wedio
- How to Write a Documentary Script in 3 Steps
- How To Make a Short Documentary
- 4 Easy Steps to Film a Short Documentary

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