こんにちは、葉っぱと申します!
普段は動画編集初心者の方向けに、YouTube編集向けのPremiere Proチュートリアルを発信している者です。
YouTube動画編集にオススメのフォントを、ジャンル別に紹介する当シリーズの第3弾となる今回は、ゲーム実況やエンタメ動画の編集に役立つフォント10選です。
<第1弾はこちら>
【YouTube動画編集】使いやすい!基本の鉄板フォント5選 <Adobeユーザーは追加料金なし>
こんにちは、葉っぱと申します! 普段は動画編集初心者の方に、YouTube編集向けのPremiere Proチュートリアルを発信している者です。 これから、YouTubeの動画編集に役立つフォン...
<第2弾はこちら>
【YouTube動画編集】エンタメ系動画におすすめ!フォント10選+α <Adobeユーザーは追加料金なし>
こんにちは、葉っぱと申します! 普段は動画編集初心者の方に、YouTube編集向けのPremiere Proチュートリアルを発信している者です。 どんな場面でも使いやすい「基本の鉄板フォント5選...
フリーフォントとAdobe Fontsで配布されているフォントのみを紹介していくので、Premiere Proユーザーはもちろん、Adobe製品を契約している方なら実質無料でご利用いただけます!(Adobe Fontsで配布されているフォントは掲載日現在のものです)
動画ネタの都合で「ゲーム実況」と銘打ってはいますが、エンタメ編集でも相性抜群です。
だってゲーム実況なんてエンタメでしかないからね!
<動画で見たい、細かい話が聞きたい場合はこちらから!>
というわけで、今回紹介する個性派フォントのお品書きです。
ロックンロール One
1つ目のフォントは「ロックンロール One」です。
見るからに楽しそうなフォントで、テレビや最近のYouTubeでよく見かけるようになりましたよね。
こちらも前回のエンタメ系で紹介したフォント同様に、元々有料でしか使えなかったものがフォントワークス様より無料で配布されました。
このフォントは、かなりいろんな場面で無難に使える便利なフォントというイメージです。
かっこよくするのは難しいかもしれませんが、ベースのテロップや可愛らしい感じ、親しみを持たせたい、ツッコミ、補足情報など、様々な場面に馴染んでくれます。
形も特徴的なので使うだけで雰囲気を作りやすいのに、使い道が豊富というバランスの取れたフォントですので、エンタメやゲーム実況を編集する際にお試しからでも使ってみてください。
ダウンロードはこちらから
https://fonts.adobe.com/fonts/rocknroll-one
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チェックポイント
2つ目のフォントは「チェックポイント」です。
最近だと某格闘家のチャンネルで見たという方も多いのではないでしょうか。
個人的には実写のエンタメ系動画よりも、ゲーム実況の方が雰囲気が合っていると思います。割と太目でインパクトもあるので、サムネで使えばより引きの強いエンタメっぽいものが作れます。
動画内で紹介したフォントは「チェックポイント★リベンジ」でしたが、配布元のサイトがなくなってしまった関係でダウンロードしづらくなっています。そのため、記事ではこちらのチェックポイントをご紹介しました。
せっかくの見せ場だけどよくわからないから無難なフォントを使っちゃう、そんな方はこちらのフォントで雰囲気作りとインパクトを強めてみてください。
ダウンロードはこちらから
https://cute-freefont.flop.jp/tori_checkpoint.html
キルゴU
3つ目のフォントは「キルゴU」です。
使うだけでドキドキ★バイオレンス!!になるわけではありませんが、ドキドキ★ワクワク!!な雰囲気は作れると思います。
こちらのフォントも、どちらかと言うと実写よりゲーム実況の方が合っているかなという印象です。
というのも、日本のゲームから始まったあの国民的アニメがハリウッドで実写映画化されたときに、エンディングでこのフォントが使用されていたのです。ゲームっぽさ、エンタメっぽさ、楽しい雰囲気はハリウッドのお墨付きと言ってもいいんじゃないだろうか。
正直、かなりの太さと個性マシマシ度なので、フルテロップなど基本のフォントには向いていないと思います。しかし、見せ場のテロップやサイドテロップ、サムネなど使いどころを見極めれば大活躍してくれるフォントです。
みんなもキルゴU、ゲットじゃぞ~!
ダウンロードはこちらから
http://getsuren.com/killgoU.html
VDL ロゴJrブラック
4つ目のフォントは「VDL ロゴJrブラック」です。
YouTube編集で太いフォントといえば、まずこちらが思い浮かぶくらい有名な極太です。インパクトだけでなく形もかわいらしくて、いろいろな所で見かけると思います。
キルゴU同様にフルテロップには向いていないと思いますが、どっしりインパクトを与えたいときに活躍します。一番使われている印象が強いのは、やっぱりサムネやバナーですかね。有名VTuberさんもこちらのフォントを使用していました。
結構いろいろな場面で使いやすく、もはや極太の入門レベルのフォントなので、まだ使ったことがない方はぜひこの機会に触ってみてください。
ダウンロードはこちらから
https://fonts.adobe.com/fonts/vdl-logojrblack
851ゴチカクット
5つ目のフォントは「851ゴチカクット」です。
やっぱりゲームといえばデジタルやサイバー感ですが、そういったイメージは直線的なものを使うとより伝わりやすくなります。
こういうカクカクとした直線的なフォントはいくつかあるのですが、漢字が少な過ぎてテロップとして使うのは難しいものばかりです。
ですが851ゴチカクットなら、漢字も多く含まれているのでテロップとしても十分使いやすいです。
少しつぶれ気味なので、1.25倍くらい縦に伸ばすとより見やすいテロップが作れます。
デジタルっぽさ、ゲームっぽさを演出したいという方はぜひ使ってみてください。
ダウンロードはこちらから
https://pm85122.onamae.jp/851Gkktt.html
しねきゃぷしょん
6つ目のフォントは「しねきゃぷしょん」です。
名前からもわかるように映画の字幕っぽいフォントです。
僕の偏見かもしれませんが、ゲームってやたら過去の回想が多いじゃないですか。そういう場面で使ったり、前回のあらすじ、過去シーンの振り返り、ダンディーな雰囲気を作りたいときに最適です。
無料のものでもいいので、フィルムの素材を乗せてセピア色っぽく調整すればお手軽に映画風の演出が作れます。クロップで上下に黒帯を作ればさらにそれっぽいですね。
思ったより映画っぽく小芝居をする人は多いので、そのときは力になってくれるはずです。
ダウンロードはこちらから
https://fontdasu.com/429
ベストテンFONT
7つ目のフォントは「ベストテンFONT」です。
なんと ドットのフォントが おきあがり
なかまに なりたそうに こちらをみている!
使うだけで確実にゲームっぽさを伝えることができます。ドットのゲームを遊んだことがない人ですら、反射的にゲームという概念が頭に浮かぶはずです。某サバイバルや建設のゲームもありますしね。
ドットのフォントはいくつかあるのですが、漢字の豊富さと読みやすさのバランスでこちらをご紹介しました。
使うときは境界線やシャドウを多用するより、シンプルに白黒や単色で使うほうが違和感なくゲームっぽさを伝えられます。ドットが主流だったときに細い境界線やぼかしたシャドウなんて表現できなかったしね。
もっと先の未来ではわかりませんが、まだまだゲームっぽさを演出するのにこんなに適したものはありません。レトロっぽい雰囲気も作りやすいので、1つはドットのフォントを持っておくといいと思います。
ダウンロードはこちらから
https://booth.pm/ja/items/2747965
零ゴシック
8つ目のフォントは「零ゴシック」です。
配布開始から瞬く間に様々なYouTuberが使い始めた人気フォントです。主にFPSやバトル系、ホラー系、ドッキリのサムネなど、ちょっと物騒で衝撃的な動画と相性がいいです。
このフォントの凄いところは、誰が見たってボロボロなのにしっかり読めるところです。ボロボロな文字ってかなり読みづらくて、例えばエジプトの石板とか読めないじゃないですか。ボロボロじゃなかったら読めるんですけどね。
読みやすいということは当然使いやすいということで、これだけ雰囲気も作りやすくて使いやすいとあればいろいろなチャンネルで使われているのも納得ですよね。
砕いた、切った、戦慄が走ったなど様々な解釈も引き立ててくれますので、それらの表現をしたいときはぜひ使ってみてください。
ダウンロードはこちらから
https://booth.pm/ja/items/2658538
ふぉんとうは怖い明朝体
9つ目のフォントは「ふぉんとうは怖い明朝体」です。
言わずもがなホラー系で大活躍のフォントですね。
ほかにも、不気味な場面や何かを疑っている場面、闇が連想される場面と相性が良く、実写のエンタメ編集でも使いやすいと思います。
あとは、すべった笑いのときに使うとシュールさが増してより面白く引き立てることができるんじゃないでしょうか。
少し細めなので、Premiere ProやPhotoshopの太字の機能を使うと読みやすくなります。
テキストをぐにゃっと曲げる「波形ワープ」というエフェクトもあるのですが、PCによっては結構重いんですよね。なので、波形ワープだと重い、テロップにエフェクトをかけている暇がない、なんてときにもこちらを検討してみてください。
ダウンロードはこちらから
http://www.fontna.com/blog/1371/
装甲明朝
最後のフォントは「装甲明朝」です。
こちらのフォントは横線が極端に細くなっていて、研ぎ澄まされた、無骨な、軍事的なイメージと相性が良く、特にロボット、サバイバル、ミリタリーゲームなどで使うと雰囲気が作れます。
また、横線は細いですが、それ以外のところはぷっくり太っているように見えます。製作者様も少し劣化したラフな雰囲気に処理をしたとのことですし、インクや印刷、場合によってはレトロっぽい雰囲気も作りやすいです。
これだけ横線が細いのに装飾次第では結構読みやすいので、ただの明朝には飽きた、もうすこし個性を出したいというときにいかがでしょうか。
ダウンロードはこちらから
https://booth.pm/ja/items/1028555
さいごに
今回のフォントは、エンタメ系で紹介したものよりもさらに個性派が多かったと思います。
見にくる方も楽しむために来ているので、それに合わせて楽しい雰囲気を作ることが重要です。
遊園地に行くと日常ではありえない建物や装飾ばっかりで、あの雰囲気がもう楽しいじゃないですか。お客さんも普段の無難な服ではなくて、カチューシャをしたり仮装をしたり、その楽しい雰囲気自体を楽しんでいますよね。
だからこそ、雰囲気作りというのは視聴者の満足度に繋がる大事な要素です。その雰囲気作りを手助けしてくれるのがこのフォントたちというわけですね。
次回はかわいい雰囲気を作れるフォント10選の記事です。かわいこぶる表現やおとぼけたときにも使いやすいので、かわいい以外の使い道も探しに来てください。
ここまで読んでくださってありがとうございました!また次回の記事でお会いしましょう~!
- 葉っぱ
Adobe Premiere Pro の使い方をメインに、YouTube編集向けのチュートリアルを発信しているYouTuberです。「これから動画編集を始める」「操作はわかったけど何をしたらいいかわからない」そんな方のお役に立てれば嬉しいです。一緒に楽しんで創っていきましょう!
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