【Filmora】文字(字幕・テロップ)を入れる方法

2023.03.16 (最終更新日: 2023.03.16)

今回は「Wondershare Filmora」を使って、動画に文字(字幕・テロップ)を入れる方法について解説します。

Filmoraは、ソフト内にある機能のタグが図形で表示されているため、初心者でも直感的に操作ができるのが特徴です。

動画エフェクトは500種類以上あり、それぞれの機能に画像が表示され、使いたい機能が視覚的にわかりやすいです。

字幕やテロップも同様の機能があり、ストリーミングで確認できるのもFilmoraの魅力のひとつ。

今回の文字入れを行う作業工程は以下の通りです。

  1. 文字のテンプレートを選ぶ
  2. タイムラインにドラッグ&ドロップ
  3. 文字を入力&変更
  4. 文字の色味やスタイルを調整
  5. テキストデザインを保存
  6. 位置の調整

作業工程は全部で6つありますが、一緒にやってみましょう。

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まず、動画ファイルをインポート

Filmoraを起動し、文字入れをしたい動画ファイルをインポートします。

インポート後に画面下にあるタイムラインに動画ファイルをドラッグ&ドロップした状態から説明を始めます。

文字のテンプレートを選ぶ

[タイトル(画面上にある機能タグ)→タイトル(左画面一覧)→字幕]の順に選択します。

現在デフォルトで実装されている字幕の種類は14つです。

各字幕の見方は、左クリック1回でストリーミングできるので、好みの字幕の出し方を探しましょう。

今回は動画の背景が白のため、文字がはっきりと見える[字幕5]を選択しました。

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タイムラインにドラッグ&ドロップ

選択した字幕を画面下にあるタイムラインにドラッグ&ドロップします。

画像では動画と同じ尺になっていますが、字幕を出したい範囲を指定してください。

範囲の調整は上記画面でいうと、ピンクの部分が字幕の尺です。

ピンクの端にマウスのカーソルを合わせると、カーソルとは違う矢印が表示されます。

左クリックでとらえながら、尺の長さを調整してください。

文字を入力&変更

文字を入力するには、ドラッグ&ドロップした字幕をダブルクリックします。

ダブルクリックをすると、画面上に入力画面が表示されます。

文字入力中、画面の大きさに合わせて文字入力を調整したい場合、右画面をクリックすると直接文字入力もできます。

色やデザインは、文字入力後にも行うことができます。

文字の色味やスタイルを調整

上記の画面の②に文字を入力した後、文字の色やスタイルを調整します。

文字の色やスタイルを調整したい部分をマウスで選択してください。

文字のスタイルでは、画面下に赤枠で囲っている部分をクリックすると、「プリセット」と「デザイン文字」がそれぞれ表示されます。

文字の色を変えたい場合は、四角く囲っている部分で色の調整ができます。

【プリセット】

【デザイン文字】

字幕の動きを出したい場合は、[アニメーション]を選択してください。

字幕と同様にタグをクリックすると、アニメーションの動きを画面右でストリーミング確認できます。

文字にアニメーションをつけたい場合は、好みに合わせて選択しましょう。

テキストデザインを保存

設定したテキストデザインを今後も使用したい場合は、[高度編集]タグをクリックします。

画面左下にある[カスタムとして保存]をクリック。

カスタムテキストとして名前を入力する画面が表示されるので、タイトルを入力して保存します。

これで次回以降、字幕を入れるときに同じスタイルで字幕の入力ができます。

頻繁に字幕を使用する方は、この機能を駆使するととても便利です。

ぜひ活用してください。

位置の調整

字幕の境界線やシャドーなど細かい設定や位置の調整を行う時は、[高度編集]をクリックします。

高度編集では、字幕を表示するタイミングなどを微調整でき、上記でも説明した文字の「プリセット」や「カスタマイズ」、「アニメーション」などのより詳細な修正ができます。

字幕の位置を調整したい場合は、前の画面に戻り、画面右にある字幕の部分を左クリックをすると、位置の調整が容易にできます。

調整が完了したら、画面右上にある[エクスポート]をクリックします。

出力したい動画形式や保存先を設定し、再度[エクスポート]をクリックしたら保存完了です。

Filmoraは、YouTubeやTikTok、VimeoといったSNSへの出力にも対応しています。

SNSに投稿したい方は、こちらも合わせて利用してみてください。

まとめ

今回は、Filmoraで文字(字幕・テロップ)を入れる方法について説明しました。

最初は画面通りに行い、文字の基本的な入力方法を学ぶことをオススメします。

入力に慣れてきたら、高度編集を利用して字幕の出力タイミングや位置の微調整を行うことで、動画の完成度が増していきます。

字幕のデザインが毎回似たようになってしまう場合は、高度編集でテキスト保存を行うことで、字幕のデザインを容易に設定できるようになります。

この記事を参考に、徐々に字幕の入力に慣れていきましょう。

TEXT_Tubo
EDIT_山北麻衣 / Mai Yamakita(Vook編集部)

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