今回は、「After Effects」の契約プランを徹底比較していきます。記事を参考に、自分にあったプランを見つけてください。
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After Effectsの月額・年額料金について
After Effectsは、月額と年額で料金が変わります。
また、単体プランに加えて、Premiere ProなどのソフトもセットになったAdobe CCコンプリートプランもあります。
月額・年額一括、年額分割の料金体形で3つと、単体かコンプリートプランの2つ、掛け合わせて合計6パターンとなります。
After Effects単体プランの年額払いは 32,736円(月額2,728円)、コンプリートプランは77,760円(月額6,480円)です。
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学生・教職員用の割引プラン
After Effectsには、学生・教職員(中学・高校・大学といった教育機関や一部の映像系スクールが含まれます)用の割引プランも用意されています。
また、失業保険を受給されている方で職業訓練校に入校されている場合も対象になります。しかし、職業訓練のコースによっては学割対象外になる可能性もあるのでご注意ください。
割引率は初年度が最大73%OFF、2年目以降は47%OFFとなります。かなりお得に契約できるため、活用をオススメします。
セールはあるの?
Adobeソフトのサブスクリプションには、セール期間が存在します。個人でも最大38%OFF、学生・教職員向けライセンスは最大73%OFFになります。
季節やイベントごとに定期的にセールを開催しているため、よりお得に契約したい人は要チェックです。
永続ライセンスで購入できる?
2023年2月現在、After Effectsの永続ライセンスは存在しません。
使用したい場合は、単体かコンプリートプランのいずれかを契約する必要があります。
After Effectsを使うと、何ができる?
After Effectsでできることはたくさんありますが、大きく以下の4つに分けられると思います。
テキストアニメーション、モーショングラフィックス製作
ミュージックビデオの製作
実写合成、VFX(映画やドラマの特殊効果)製作
キャラクターイラストのリギングアニメーション製作
みなさんが普段見ているテレビ番組やYouTube動画には、After Effectsで作られたテキストアニメーションやモーショングラフィックスがたくさん使用されています。
また、誰もが知っているSF映画『スターウォーズ』シリーズに登場するライトセーバーも、After Effectsの拡張機能「SABER」を使用して見事に合成されています。
映像制作を始めることで、これまで見てきた映像表現の多くにAfter Effectsが使われていることに気づくことも多くなり、映像を見るのがより楽しくなるはずです。
Premiere Proとの違い
Premiere ProとAfter Effectsの違いでよく使われる例えが、「ノコギリ」と「カッター」です。
Premiere Proは、「ノコギリ」のように長尺の映像をザクザク切り出していくのが得意です。 一方でAfter Effectsは、「カッター」のように短尺の映像を1フレーム単位で細かくカットしてモーションやエフェクトを追加していくことが得意です。
また、MAやカラーグレーディングに関しては、Premiere Proの方が標準で便利な機能が多く揃っていて使いやすいと思います。After Effectsでも追加のプラグインを購入することで細かく調整出来ますが、基本操作に慣れていない初心者の方にはあまりオススメできません。
どのプランがオススメ?
趣味として映像制作に興味がある方や、映像制作を始めたばかりの人にはまず単体の単月プランをオススメします。
After Effectsは多種多様な表現ができる分、Premiere Proや他の映像制作ソフトと比較すると操作方法に少し癖があり覚えることも多いため、使う人を選ぶ傾向があります。
途中でプランを変更することも可能なため、実際に触ってみて面白い、続けられそうと思ったらぜひ単体年額プランやコンプリートプランを検討してみてください。
また、趣味ではなく仕事として映像制作をしていきたいという人には、コンプリートプランをオススメします。前章で述べたように、Premiere ProもAfter Effectsにもそれぞれ長所短所があるため、仕事として案件を受注していく上では両方所持していた方が作業効率が良いです。
また、YouTube動画を作ってみたいという人であれば、PhotoshopやIllustratorでリッチデザインのサムネイルも制作できます。
映像制作の目的や予算に合わせて自分に合ったプランを選び、映像制作を楽しんでください。
TEXT_シノブフジモト
EDIT_山北麻衣 / Mai Yamakita(Vook編集部)
基礎解説シリーズ|After Effects@
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