今回は、「After Effects」でグラデーション背景を設定して、グラデーションを動かすまでの流れを解説します。
3つの手順で簡単に作成できるため、記事を見ながら一緒にやってみてくださいね。
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グラデーション背景の作り方
平面レイヤーを作成する
レイヤーから[新規]にカーソルを置き、[平面]をクリックします。または、ショートカットキー【Win】Ctrl + Y、【Mac】Cmd + Y でも作成可能です。
[エフェクト&プリセット]から描画項目、[4色グラデーション]を選択
平面レイヤーを設定すると[エフェクト&プリセット]が出現します。その中から[描画]をクリックしましょう。
描画をクリックすると、4色グラデーションが選択可能になるので、[4色グラデーション]をダブルクリックします。
色味を調整
4色グラデーションを選択すると、「カラー1」から「カラー4」まで好みの色味に調整可能になります。
好きな色味に自由に設定してみてください。
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グラデーションを動かす
次は、設定したグラデーションに動きを加えていきましょう。
4つの手順で設定が可能です。
[位置とカラー→ポイント1]と選択
グラデーションを動かすにあたって、フレームに移動します。
4色グラデーションから、「位置とカラー」そして「ポイント1」にカーソルをおきます。
時計マークをクリック
「ポイント1」にカーソルを置いたら、【Win】Altキーを、【Mac】Optionキーを押したままポイント1の左隣の[時計マーク]をクリックします。
すると、フレームにカラーが移動します。
エクスプレッションで「wiggle」を入力
エクスプレッションで「wiggle(1,1000)」と入力します。
wiggleとはランダムな動きという意味です。
ブレンドの数値を調整
デフォルトの4色グラデーションは色味が明るいため、ブレンドで色をなじませることができます。
数値が高いほど全体的によくなじみます。
まとめ
今回は、グラデーション背景の設定とグラデーションに動きを加える設定について解説しました。
ショートカットキーもうまく使って作業する癖をつけるようにすると、作業効率をぐんと上げることができます。
初めての方は難しく感じると思いますが、今回説明した基本動作を習得すれば簡単にワンランク上の加工ができるようになります。
ぜひ、お試しください。
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EDIT_山北麻衣 / Mai Yamakita(Vook編集部)
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