ソニーのスマートフォン・Xperiaシリーズから新たなラインナップが発表されましたね。その名も「Xperia 1 V」。
まさにαユーザーのツボを押さえにきている!?
今回はビデオグラファー目線でこちらの新製品の魅力についてお話します。
αの技術を搭載!コンテンツクリエイション向けスマホ
Xperiaと聞いて、皆さんはどんなイメージを持たれていますか?
おそらく大半の方が「スマホで高画質な写真・動画が撮れる」と回答しますよね。
そうなんです、Xperiaのカメラ性能の進化が止まりません。
2022年に発表されたフラッグシップモデル「Xperia 1 IV」から、今回さらなる機能向上がありました。
特にご紹介したいのは3点で、
- 新型イメージセンサー Exmor T for mobile搭載により、低照度における高感度と耐ノイズ性能の実現
- S-Cinetone for mobile搭載、クリエイティブルックも充実
- 4K HDR 120fps 録画対応
Xperia、順調にαカメラにどんどん近づいてる!?
と思ってしまうくらい、クリエイターの心をわし掴みにする新発表だったんです。
【5月末まで】初夏のキャッシュバックキャンペーンを実施中!この機会をお見逃しなく!
PR:Vook school
“αのアクセサリー”として一緒に持ち歩く
どれだけスマホのカメラ性能が凄かろうと、プロクリエイターならαカメラが一番の相棒ですよね。
大丈夫、そんな方にもうれしいXperiaの活用方法があります。
デジタル一眼カメラ・αのアクセサリーとしても活用できることをご存じでしょうか。
今回発表された「Xperia 1 V」では、外部モニター接続に関する改善も発表されています。
なんと、USB Type-C ケーブル1本で外部モニター出力が可能に!
HDMIケーブルはもう必要ありません。
プロのビデオグラファーに寄り添う
ここで、昨今の映像制作現場の話をしましょう。
カメラも軽量化・小型化し、制作スタッフも最低人数で成り立つ、コンパクトな制作現場が増えている傾向にありますよね。
もちろん映像制作と言っても、さまざまなシチュエーションがあります。
メイク(制作系)とテイク(取材系)なんて言葉がよく使われますが、CMやMVのような大掛かりで作り込まれた制作現場もあれば、ドキュメンタリーなどライブ感を大事にする制作現場もあります。
さらには、まさに今の時代を象徴するショート動画市場も急速に拡大していますよね。
例えば僕なんかは、どちらかといえばテイク系の現場が多いんです。
冒頭にある写真は、タイ・パタヤで開催された世界的なHIPHOPフェス「ROLLING LOUD THAILAND」での撮影でした。
アーティストの密着撮影において、大事なのは「決定的な瞬間を逃がさない」こと。
「カメラのセッティングに時間がかかってしまって撮り逃しましたすみません」なんてことは絶対許されないのです。
そんな僕は、機材をなるべくシンプルに、すぐ録画できるようにしたいので、外部モニターとしてをXperia 1 Vを活用できるのはありがたいなと思いました。
あと例えば、ワンマンオペレーションで複数カメラを操るインタビュー撮影現場などはどうでしょうか。
「値段がお手頃で携帯しやすいモニターがもう一つあったら、、、」なんて思うこともありますよね。
このような現場で日々戦っているビデオグラファーは、Xperia 1 Vの外部モニター機能と相性がいいはずです。
お手軽な4Kモニターとして定番化に期待
プロのビデオグラファーのお話をしましたが、もちろん趣味でカメラをやっている方とも相性がいいです。
“週末ビデオグラファー”の方、こんな思いを抱えていらっしゃいませんか?
- 周りの目を気にして、大掛かりに見えるリグを組みたくない
- 外部モニターを持ち歩くのはめんどくさい
- だけど内蔵モニターよ、もう少し大きく見やすくなってくれ、、、
めちゃめちゃわかります。
友達や家族と出かける時に、カメラ以外のアクセサリーがあまりにも多いのは嫌ですよね。
そんな時、ポケットに入るくらい薄いXperiaだったらどうでしょう。
実はXperia 1 Vの画面サイズは、6.5インチ。
ビデオグラファーがよく使う5インチのモニターよりも少し大きいんです。
そしてアスペクト比が21:9なので、モニター部分の余白にこのように情報を表示することができます。
USBケーブルを繋ぐ、ただそれだけ
従来、カメラから外部モニターに出力する際にはHDMIケーブルが必要でした。
しかしもうHDMIケーブルを介さなくても大丈夫。
Xperia 1 VではUSBケーブル(両端がUSB-C)をつなぐだけで、外部モニターとして機能します。
※注意点は、使用できる機材が限られていることです。機材の仕様によるので仕方のないことですが、ご自身のカメラで使用できるか使用前にチェックしてみましょう。
USB Video Class(UVC)出力(USBストリーミング)に対応したソニーの映像機器を、USB Type-Cケーブルを使って接続してください。機器によっては、出力中の機能が制限される場合があります。
HDMI出力に対応した映像機器では、HDMI-UVC変換アダプター(別売)を使用して接続してください。
使用してみた感想
大きくて高精細な画面で、とても見やすい
最大4.0倍のピッチインが可能で、ピントがあっているか細かく確認できました。
外部モニターに求める機能がしっかり搭載
ヒストグラムやゼブラ、ピーキングなどのモニター機能も充実しています。
ヒストグラムならカメラのモニターでも表示されますが、外部モニターの方ではRGBパレードが波形表示できるようになっているからうれしい(大小から選べる)。
またピーキングの色もホワイト、レッド、ブルー、イエローから選ぶことができます。
外部モニターとして欲しい機能がちゃんとありました。
Xperiaでαの録画をバックアップも
カメラの方でレコーディングしている時、特にXperiaの画面では「今録画してますよ」のサインは見られなかったですが、その代わりXperiaの方にもRECボタンがあり、それを押すことでカメラでの録画/停止に関わらずXperia本体に収録されます。
カメラの予備としてデュアルレコーディングするなんて使い方もいいですよね。
総じてお手軽に活用しやすい印象でした。
特にαカメラユーザーにとってはうれしい機能向上でしたね。
外部モニター機能も素晴らしいのですが、Xperia 1 Vのカメラ性能も忘れてはいけません。
αカメラをすぐに取り出せなかった時「このXperiaがあるじゃん!」と思い、咄嗟に取り出して撮影できました。
こちらは先日一人旅をしたとき、Xperia 1 Vで撮影したショート動画です。
S-Cinetone for mobileを活かしてフィルムルックに仕上げ、Wes Anderson風の動画を簡単に作ることができました。
また今回は使用していませんが、Xperia 1 Vの通信機能を活かして、αカメラで撮影している映像をYouTubeなどにライブ配信する機能もあるので、配信者の方も要チェックです。
スマホとカメラの垣根がなくなっていく、そんな時代の流れを感じました!
提供:ソニー株式会社
スマホカメラの完成形!? S-Cinetone for mobileを搭載したXperia 1 Vが登場!! / Xperia 1 Vレビュー
Xperiaシリーズの魅力 最近ではスマートフォンによる映像制作が民主化され、趣味の領域に留まらず、映像制作の現場などで用いられることも多々ある。 もちろん一眼レフやミラーレス一眼などとの差別化...
SHOTROK@
サマーソニックをはじめ、フェスやクラブにDJとして出演し、累計100万人以上のオーディエンスを沸かしてきたキャリアを持つ異色の映像ディレクター。自身の強みであるエンタメ性のあるアプローチを活かし、視聴者のアテンションを掴みにいく制作スタイル。東京オリンピック開...
コメントする