【Blender】初心者オススメのアドオンを紹介

本日は「Blender」の初心者オススメのアドオンを紹介していきます。

わかりやすく、画像付きで説明していきます。
(今回使用したBlenderのバージョンは3.5.0です。バージョンによって一部表記が異なる可能性があります。)

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Blenderの「アドオン」とは

Blenderのアドオンは、Blender標準機能に加えて新しい機能やツールを追加することができる機能です。標準機能だけでも非常に高機能ではありますが、細かい不満点の改善や便利な機能、めんどくさい作業を行ってくれるものなどさまざまな機能を後から追加することにより、Blenderを便利により快適に使用することが可能です。

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モデリング関連

【Extera Objects】

Blenderの標準アドオンです。[追加→メッシュ]で追加できるメッシュの種類が増加します

追加されるものには以下のように「ロック」「ラウンドキューブ」「ツイステッドトーラス」などがあり、形状を作り出す際に選択肢が増え、効率アップが期待できます。

【Auto Mirror】

こちらもBlender標準のアドオンです。ボタン1つで素早くミラーモデファイアの設定をしてくれます。これにより、ミラー形状のモデリングを非常に手軽に行うことができます。

こちらはアドオンを有効化すると右側のメニューに「編集」が追加され、そこに機能が追加されます。使用する際は「<」のタブをクリックするか、「N」キーを押してメニューを表示させて使用します。

対象を選択し、軸を設定したあとに「Auto Mirror」ボタンを押すと、あっという間に下図のように図形の半分をカットし、その部分をミラーモデファイアにしてくれます。対象物を作成するときに非常に役立ちます。

【Duplicate and Separate】

https://onlinerender.gumroad.com/l/duplicate
上記サイトから入手可能です。無償で入手できます。

機能はその名の通り、分割して複製してくれます。「リンク複製」のようにリンクを作らないので、元のオブジェクトを変形してもコピー先に変更はありません。

似たものを作成しつつも、まったく同じものでないものを作るためのベースを作ったり、形状は同じでもリンクをかけたくない場合に使用可能です。形状を作成途中に途中形状をいったん保存したり、1部のみコピーも可能なので、形状が非常に近いものを作成することも可能です。

使い方は編集モードで[コピー対象を選択→右クリック→Duplicate and Ceparate]を選択します。すると、別オブジェクトでコピーが作成されます。

アニメーション関連

【Camera Fit View】

https://blenderartists.org/t/camera-fit-view-add-on/1285195
上記サイトから入手可能です。

カメラの視点設定が非常に楽になります。特に、オブジェクト中心でない部分にカメラを向けたい場合に非常に便利です。アドオンを追加すると、[ビュー→カメラ設定]に「Fit Camera to View」と「Create Camera from Vie」が追加されます。

機能は2つ。1つ目は「Fit Camera to View」です。カメラがすでに存在している状態で[ビュー→カメラ設定→Fit Camera to View]を選択します。

すると、既存のカメラの視点が今現在表示されている視点に設定されます

2つ目は「Create Camera from Vie」です。カメラを設定したい状態で[ビュー→カメラ設定→Create Camera from Vie]と選択すると、今見ている状態のカメラが新しく追加されます。

操作性向上

【Align Tool】

Blenderの標準アドオンです。サイドバーの部分にメニューが表示されます。
名前の通り、複数オブジェクトの位置、回転、スケールを自動で揃えてくれます

同じ形状を作成して同じライン上に並べたいときに、わざわざ座標をすべて手打ちするのは手間がかかる上に微妙にずれているものが残ったりしがちですが、これを使えば1発で揃います。

いま、Z方向の位置が違う円錐が2つあります。この円錐を両方選び[Align Tools→Align Location→Z]を選びます。

するとZ方向の位置が揃いました。このほか、回転方向やスケールも1発で合わせることができます。

【F2】

Blenderの標準アドオンです。面の隙間を簡単に埋めることができます。

今回、説明のために1部面の抜けているモンキーの顔を用意しました。図の矢印の部分にところどころ面のない部分があります。

このように、面を張りたい部分を含む周辺を選択し、「F」キーを押します。

すると、該当部分に自動で面を張ってくれます。

モンキーを正面からすべて選択し、「F」キーを押すと残りの部分も一発で面はりしてくれました。大まかに周りを選んで「F」キーを押すだけなので、面はりが非常に楽になります。

その他

【Animbox】

https://valangdance.gumroad.com/l/sjUlh
上記サイトから入手可能です。無償で入手できます。

アドオンをインストールすると、右側のメニューに「Animbox」が追加されます。
いろいろ機能があるため分類を「その他」にしていますが、簡単に外観を設定したり、物体に簡単に動作をつけたりと機能はいくつかあります。今回はその中からいくつか紹介します。とてもたくさんの機能があるので、そのほかの機能についてはサイト内の機能紹介動画を参照してください。

 [モデルの外観を変更する]
モデルに簡単に色をつけることができます。モデルを選択した状態で、[Color-Light→ディフューズ]の下の枠をクリックします。すると、画面にある丸いパレットが表示されるので、色を選択すると簡単に色を変更できます。

また、オブジェクトごとを色で分けたいけど適当な色に分けるのがめんどくさい時は、色をつけたいオブジェクトをすべて選んだ状態で「Material Color Random」から「Diffuse」を選択すると勝手にランダムな色をつけてくれます。
(クリックするたびに色が変わりますので、好きな色になるまでクリックして変更できます。)

 [物体を引き延ばす]
オブジェクトの1部を簡単に引き延ばすことも可能です。編集モードで、引き延ばしたい部位を選択(おおよそで大丈夫です。下図の場合、あごの部分を面選択で適当に選んでいます。)[Smooth Empty/Born→Create Smooth Hook]を選択します。

選択した部位に球体が表示されるので、これを「G」キーを押すなどして移動すると簡単にあごの部分をゆがめたり伸ばしたりすることができます。細かく伸ばす部分を選択する必要もなく、だいたいこのあたり、という程度の選択で伸ばすことができるようにしてくれるため、非常に楽に編集が可能です。

まとめ

今回は「初心者おすすめ」ということであえて無料アドオンに絞ってみましたが、有料のものも含めると非常に多くのアドオンがあります。日本語のサイトでもいくつか扱っているので検索して参考にしてみたり、今回登場した「Blender Market」で探してみるのもいいかもしれません。
自分の目的にあったアドオンを取り入れていただき、作業性の向上や品質の向上に務めてください。

TEXT_ぶたさん/Butasan
EDIT_河内誠/Makoto Kawauchi(Vook編集部)

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