ドローン飛行可能エリア(DID地区)の調べ方

ドローン飛行可能エリア(DID地区)の調べ方

こんにちは!

ご存知の方も多いかとは思いますが、日本では本体とバッテリーを合わせた重量が200gを超える無人飛行機の飛行について、規制のあるエリアと規制のないエリアが存在します。
様々な規制の中で、今回は人口集中地区(DID地区)の調べ方についてお伝えします。
これは5年毎に行われる国勢調査で総務省がまとめた統計に基いて設定されています。

人口集中地区とは(総務省統計局):http://www.stat.go.jp/data/chiri/1-1.htm

これまでは平成22年度のデータに基いてDID地区が設定されていたのですが、今年2017年の6月に平成27年度のデータをベースにするものとなりました。
DID地区とは、要は「人が多い地域なので安全のために飛行を規制しましょう」という地域です。

今回はこれを調べる方法をいくつか紹介したいと思います。

1. DJIのHP

http://www.dji.com/jp/flysafe/no-fly

コンシューマー向けドローンの業界最大手。シェア7割を占めると言われる中国のドローンメーカーDJIのサイトです。

2. 地理院地図

http://maps.gsi.go.jp/#9/35.789969/138.710632/&base=std&ls=std|did2015|kokuarea&blend=0&disp=111&lcd=kokuarea&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0&d=vl
※普通にトップページから入ると表示させるまで手間が掛かるので、このURLを使うと簡単です。


国土地理院の提供するMAPです。DIDの他にも航空関係の制限エリアなども確認できます。
関東では成田や羽田はもちろん、警察、自衛隊、ヘリポートの周囲なども制限区域となります。

例えば横浜のみなとみらい赤レンガ倉庫辺りで飛ばそうと確認すると、、、DIDに加え緑色の3ヶ所の制限が掛かっていますので、各所との調整はそれだけ煩雑になります。

画面下の黒いタブでは指定箇所の緯度/経度を確認したり、

左上の黒い「情報」というボタンからは各レイヤーの表示・非表示も選べます。

使い勝手の部分は好き嫌いの別れるところかと思いますが、地理院が政府と連携しているデータを出している分、確度は高いのではないでしょうか。
ちなみに、このみなとみらいの地図だと、橋の部分が白くなっているのが数ヶ所見られますが、
「おっ!ラッキー」などと言って飛ばしちゃだめですので、子供みたいなことはしないように!
どうしてもと言う場合は航空局に確認しましょう。おそらく「DIDです」という返事になるのではないかと思います。

3. その他

その他にもいくつかサイトがありますが案内だけ。

1. ブラウザベース

2. iPhone App

  • ドローンマップ:https://goo.gl/Cj42vM
    こちらは日本の方の作られているソフトで、非常に使いやすいです。おすすめです。

  • AirMap(英語):https://goo.gl/6wLZjA(iOS)|https://goo.gl/Jj2KZC(Android)
    こちらは上記のドローンマップがリリースされる前に使用していたアプリですが、Androidにも対応しています。
    ただ、日本語に対応していないのと、これまで使ってきた中だと特に他との差異は感じたことはありませんが、外国のアプリがどこまで正確な日本のデータを持っているかという点は頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

4. 確認後には

ここまでの項目についてはあくまで「航空法」に基づく飛行エリアについてのものです。

ここで確認したらOKだったからと言って、交通法や民法などでOKかどうかはまた別の問題です。

国内の土地は原則誰かが所有していますので、その飛行場所の管理者・所有者からの許可はもちろん、道路上は交通法では警察の管轄となりますので、場合によっては警察からも道路使用許可を取ったり、住宅地などでは、もし通報された場合には警官も出動せざるを得なくなり、飛行も中断させられてしまう可能性もありますので、事前の防衛策として警察との情報共有なども必要です。
併せて、イベントの場合にはイベント運営者や来客への告知、第三者や第三者の所有物に近接してしまう場合の承認を得るなど、様々な調整が必要となります。

航空法はその中でも一番見分け方が簡単というか、白黒がはっきりしている場合が多いのですが、実際にはその他の調整力が物を言ってきます。

もしご自身がドローン空撮を発注する側の場合、良いドローン業者を見分けるためには包括飛行許可を取得しているからと言ってそれだけを鵜呑みにせず(手続きさえ踏めば誰でも取得が可能だからです。)、その辺りの調整力や法規への理解度、モラルの部分なども重要になってくるのではないかと思います。

飛行技術・撮影スキルはもちろん重要なファクターですし、私たちの場合はプラスして安全第一をモットーとしています!

その他、こんな過去の記事もご覧ください。
ドローン購入前に最低限知っておきたい飛行ルール

それではまた!

HH

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