After Effectsを使って、タイプライターで文字を打っているかのようにテキストを登場させる方法です。
1.文字を入力
「コンポジション」→「新規コンポジション」を選択してコンポジションを作成します。
今回は「タイプライター」という名前にします。
タイプライター風に登場させたい文字を入力します。
タイトル、エンドクレジット、キャッチコピー、字幕、なんでも構いません。
2.エフェクト&プリセットを選択
右側の「エフェクト&プリセットパネル」から「アニメーションプリセット」→「Text」→「タイプライタ」の順に選択をします。
「タイプライタ」を入力したテキストの位置、もしくはタイムラインへドラッグします。
プレビューで再生をすると、このようにタイピングしているかのように文字が登場します。
3.速さの調整
タイムラインパネルにあるテキストレイヤーを選択します。
選択したテキストレイヤーから、「テキスト」→「アニメータ−1」→「範囲セレクター1」の順に選択します。
すると、タイムライン上にキーフレームが出てきます。
このキーフレームの範囲を狭くするほど、タイプライタの速さが早くなり、範囲が広がるほど、ゆっくりとタイピングされます。
試してみてください!
4.カーソル付きのタイプライター風にしたい場合
GoogleのCMなどで見る、このようなカーソル付きのタイプライター風の演出もなかなかかっこいいですよね。
この場合、モーションのプリセットをダウンロードする必要があります。
「カーソルタイプライタ」や「Type-on_Text」などのワードで検索すると、様々なフリーダウンロードサイトが出てきます。
日本語の場合は以下のサイトで、フリーダウンロードすることができます。
http://qep.jp/products/freedownload/m06.html
ダウンロードしたら、以下の手順に従って、カーソルタイプライタをプリセットに設定してください。
After Effectsフォルダ内にあるPresetsフォルダにダウンロードしたFFXファイルを入れて[エフェクト&プリセットメニュー]→[リストを更新]で読み込むことができます。
引用元:以下サイトより
http://qep.jp/products/freedownload/m06.html
すると、このように新しいプリセットが登場します!
先ほどと同じように、「カーソルタイプライタ」をドラッグします。
すると、こんな感じになります!
まるでGoogleのCMですね!!!
タイプライター風テキストの出し方については以上です。
ぜひ活用して、映像の中にカッコよくテキストを登場させてみましょう!
Ryoko Nakajima@RyokoNakajima
映画/映像エディター 2011年、南カリフォルニア大学映画芸術学部卒業。 9歳の時に原因不明の病気で下半身不随になりそれ以来車椅子で生活をしています。2005年に日本の高校を卒業後、単身渡米。カリフォルニア州ロサンゼルスの語学学校、短大を経て、2008年に...
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