敷居が高そうなパーティクル
パーティクルといえば、有名なのはTrapcodeのParticularですよね。
購入されている方もたくさんいると思います。
表現の幅がめちゃくちゃ広いのと同時に設定項目もめちゃくちゃ多いです。
そのせいで、買ったものの触ってない…という方も多いのではないでしょうか。
ということで!今回は!!
Particularではなく、標準エフェクトのCC particle worldを使ってのパーティクル入門を解説していきたいと思います。
今回作るのはコチラの2つ!
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ガッツリ見たい方はビデオチュートリアルでどうぞ
こちらのビデオではパーティクルに加えて、ちょっとしたテキストアニメーションも解説しています。
それでは作例1から作っていきましょう!
①背景をつくる
平面レイヤーを作成し、[4色グラデーション]を適用する。
黒みの黄色と、黒みの赤を設定し左上と右下に配置する。
②火花っぽいパーティクルをつくる
平面レイヤーを作成し、[CC particle world]を適用する。
下図の数値に変更する。
変更箇所とその箇所の意味について説明します。
PositionY→Y軸の位置を設定できる
PositionZ→Z軸の位置を設定できる
Animation→出現アニメーションを設定できる
Velocity→速度を設定できる
Gravity→重力を設定できる[+]だと下向きに、[-]だと上向きへ力が働く
DirectionAxis→方向軸を設定できる
Gravity Vector→重力を3軸で設定できる
ParticleType→1粒1粒の形を設定できる
BirthSize→出現時のサイズを設定できる
DeathSize→消滅時のサイズを設定できる
③もっと火花っぽくする
CC particle worldを適用した平面レイヤーに[グロー]を2つ重ねて適用する。
そうすることでより火花っぽくなる。
モーションブラーのスイッチを入れる。
④完成!!
作例2 ①背景を作る
平面レイヤーを作成する。
今回は黒でOK
②ホコリっぽいパーティクルをつくる
平面レイヤーを作成し、[CC particle world]を適用する。
下図の数値に変更する。
詳しい説明は作例1でしたので割愛。
モーションブラーのスイッチを入れておく。
③完成!
いかがでしたか?
CC particle worldだと思ったより簡単だったんじゃないかと思います。
全てが英語ですが、ある程度設定する箇所は決まっているので、覚えておけば何てことはありません。
有料プラグインのParticularやStardustでも設定項目の名称はだいたい一緒なので、役に立つと思います。
Dustman@Dustman
フリーの映像屋さん。 TVCMをメインにモーショングラフィックス、CG、VFXを作ってます。 あと色んな映像の作り方の Youtube【ダストマンTips】やってます。
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