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これで君もバーチャルYoutuber…バーチャルおじさんの作り方【After Effects チュートリアル】

流行ってますよね。バーチャルYoutuber

僕も最近バーチャルYoutuberをよく見ています。
あれはunityというソフトで作っているそうなのですが、めちゃくちゃ難しい。
AfterEffectsでもなんとかできないものか…と模索していました。

見つけたんですよ。
バーチャル化するやり方を!!

可愛さも萌えも1ミリもない、ただのバーチャルおじさんの作り方をご紹介します!!

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それでは作っていきましょう!

①下地を作る。

1920*1080のコンポジションを作成します。
黒バックで撮った動画か、グリーンバックで撮った動画の背景を黒くしておきます。
背景にはちょっとだけグラデーションを入れておきました。

▼[トライトーン]を適用して全体を青っぽくしておきます。

最後に元の動画レイヤーをプリコンポーズしておいてください。

②電波の設定

平面レイヤーを作成し、[電波]と[ブラー(ガウス)]を適用します。
以下の数値に設定します。

◆電波
[周波数]0.70
[拡張]6.00
[カラー]薄めの赤
[開始幅]100
[終了幅]0
◆ブラー
[ブラー]150

▼①でプリコンポーズして作ったコンポジションを複製し、電波レイヤーの上に配置します。
顔の部分だけマスクを抜いて、電波が顔にかぶらないようにしておきます。

③フラクタルノイズの設定

平面レイヤーを電波レイヤーの上に作成します。
レイヤーの合成モードを加算にしておきます。
[フラクタルノイズ]を適用して以下の数値に設定します。

[フラクタルの種類]ダイナミック(プログレッシブ)
[コントラスト]148
[明るさ]8
[スケールの幅]1500
[スケールの高さ]3100
[不透明度]20

④カードダンスの設定

全てのレイヤーを選択し、プリコンポーズしておきます。
[カードダンス]を適用し、以下の数値に設定します。

[行]170
[列]250
[グラデーションレイヤー1]作ったプリコンポジションを選択
[Z位置-オフセット]0.60
[Xスケール-オフセット]0.70
[Yスケール-オフセット]0.70
[カメラシステム]コンポジションカメラ
[ライトの種類]最初のコンポジションライト
[アンビエントライト]0

⑤カメラの設定

カメラとポイントライトを作成します。
ポイントライトは強度100%、カラーは白。
顔の眉間あたりに配置しておきます。

⑥ハイライトを作る

④のコンポジションを複製し、上に配置します。
合成モードを加算にし、カードダンスの設定を以下の数値に設定します。
[Xスケール-オフセット]-0.20

[ブラー(ガウス)][グラデーション]を適用し、以下の数値に設定します。

◆ブラー(ガウス)
[ブラー]15
◆グラデーション
[グラデーションの開始]画面の左上
[開始色]薄めのシアン
[グラデーションの終了]画面の右下
[終了色]濃いめのシアン

⑦完成!!

いかがでしたか?

なかなかにキモイですが、巨大モニターに表示されれば、電脳世界のボス感が演出できるんじゃないかと思います。
使いどころがニッチすぎますが、結構楽しいのでお試しあれ!

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Dustman

Dustman@Dustman

フリーの映像屋さん。 TVCMをメインにモーショングラフィックス、CG、VFXを作ってます。 あと色んな映像の作り方の Youtube【ダストマンTips】やってます。

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