AEでつくる液体のアニメーション表現【After Effectsチュートリアル】

フリーランス映像作家の神島冬です!
今回は下の動画のような液体表現を作っていきたいと思います。

Illustratorで「ビーカー」と「蛇口」「液体のモト」をつくろう!

ビーカーを作る

角丸長方形ツールで長方形を作り、角のポイントを移動して丸みを調整します。
選択ツール(キーボード「V」キー)の状態にして、コピー&ペーストまたは「alt」キーを押しながらドラッグでコピーします。

ダイレクト選択ツールに持ち替えて下の画像のようになるように、
不要なパス(線を構成する点)を消していきます。

小さい方のパーツの「線端」を「丸型線端」にします。

小さいパーツを「右クリック/変形/リフレクト」で反転し、
パーツを合体して「右クリック/グループ化」すればビーカーの外側が完成。
次に中側を作っていきます。グループ化した外側をコピーします。

「ペンツール」で線に蓋をし、「パスファインダー/形状モード/合体」を選びます。

線と塗りを反転して、不透明度を下げ透明感を演出し、外側の下に配置すれば
ビーカーの完成です。

液体のモトをつくる

直線ツールを使って長めに直線を引きます。
(altキー+マウスホイールでキャンバスの拡大・縮小ができます。)

「効果」から「パスの変形/ジグザグ」を選択し、
プレビューをオンにして数値を画像のようにして液体の表面を表現します。

ペンツールでパスを閉じ、「塗り」を「線」と同じ色にします。
これで液体のモトは完成です。

蛇口を作る

ビーカーの外側をコピーし、横幅を狭めて蛇口の先にします。

長方形ツールで図のように蛇口の形を追加します。

いらないパスをダイレクト選択ツールで消し、塗りを追加します。

別レイヤーに角丸長方形ツールでハンドルを作ります。

これで蛇口も完成です。

After Effectsでビーカーに液体が注がれるアニメーションを作る

ビーカーに液体がたまるアニメーション

編集用コンポジション(今回は背景色が緑)を作成し、先程作ったIllustratorのファイルを
「コンポジション/レイヤーサイズ」で読み込みます。
作った編集用コンポジションにIllustratorファイルのコンポジションのレイヤーを
コピー&ペーストします。

液体のモトを動かします。
まず、右端から左端にを動くように「位置」にキーフレームを打ちます。

次に蛇口から液体が出ている間、ビーカーの中の液体が増えるようにしたいので
中間に2つ「位置」」キーフレームを打ち液体のモトを斜めに動かします。
この間は好みの速度に調整しましょう。

プリコンポーズをします。
このとき「すべての属性を新規コンポジションに移動」にチェックがあることを確認します。

ペンツールでビーカーの形にマスクを作ります。
(マスクがはみ出ないように注意!)

床屋さんの看板と同じ原理でなみなみと液体が注がれているアニメーションの完成です。

蛇口から注がれる液体表現を作る

角丸長方形ツールで蛇口から出る液体を作ります。
カラーを液体の色と合わせます。

(スクリーンショットでは間違えてビーカーの中の液体の色に合わせてしまってますが、
 液体のモトの原色に合わせるようにしたほうがリアルになります。)

アンカーポイント・スケール・位置を調整して、
蛇口から出ているように演出します。

まず、アンカーポイントツールで蛇口付近にアンカーポイントを移動し
スケールで図形の下辺が上から下に落ちるようなアニメーションをつけます。
位置にもキーフレームを打っておきます。

液体が注ぎ終わるタイミングでアンカーポイントをビーカー側に移動し、
スケールで図形の上辺が上から下に落ちるようにします。位置も適宜調整します。

ハンドルを動かす

ハンドルはスケールのパラメーターで回っているように表現します。
まず、スケールの縦横比固定を解除します。

横のスケールだけを小さくして、もとに戻します。

これで、ハンドルがまわる表現ができました。

これで完成です。
この液体の表現はいろいろなところで使えると思うので
ぜひ参考にしてみてください。

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