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After effectsでAR的な表現をする方法

After effectsでAR的な表現ができるって知ってましたか?

案外簡単なのに周りの映像クリエイターにあまり知られていない...
めちゃくちゃかっこいい動画作れるのに...
ということで、早速やっていきましょう!!

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完成したものがこれ!!

1、映像を用意し、標準エフェクトの3Dカメラトラッカーを適用する。

任意の動画ファイルを選択→右クリック→「3Dカメラトラッカー」を適用させます。

適用されるとこんな画面になります。
エフェクト自体がかなり重たいものになっているので、分析だけでかなり時間がかかってしまうので、あらかじめ使う箇所のみをカットしておくことをお勧めします。

進行状況はエフェクトコントロールパネルで表示されます。
基本的にいじるところはないです。

エラーが出た時の原因

基本的にこのエフェクトはエラーが頻出します。
トラッキング自体は映像自体の輝度や色に合わせてトラッキングされているので、急な動きをとったり、複雑な動きをするとエラーが出てしまいます。

あくまで経験則なので断言することはできませんが、下記の注意点を守ればエラーは激減すると思います。

・人間などの被写体がカメラに近すぎないか
・複雑な動きをしていないか
・カメラを安定させた状態で撮る(ワープスタビライザーVFXをあとで付け加えることも技術的には可能ですが、不自然な見た目になることが多いのでオススメはしません。)
・基本的に1方向で撮る(前に進んでから後ろを振り返るといった複雑な動作は一つのエフェクトで完結できないことが多いです。その場合は動画をカットして別々にエフェクトを適用させましょう。)
コンポジションのサイズと動画データのサイズを同じにする。

この5点を意識して素材を取ることができればスムーズに下準備を終えることができると思います。

2、分析が終了したら、カメラを生成する。

画像下部のようにトラッキングできた箇所が表示されるので、これを右クリック→「ヌルとカメラを作成」をクリックします。
すると下画像のようなキーフレームがびっしりと打たれたカメラが作成されました。

2018/7/19追記 : エフェクトコントロルパネルから「カメラを生成」でも可能です。

3、ここからは簡単!任意のオブジェクトやレイヤーを配置、3Dレイヤーに変換する

ここまで来たらあとはレイヤーを作成、それを3Dレイヤーにして、細かい調整をしていく。

以上の工程で簡単にARっぽい表現にすることができます!お疲れ様でした!! 

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