Pocket Cinema Camera 4K よくある質問
4月9日、ブラックマジックデザインはPocket Cinema Camera 4K(BMPCC4K)を発表しました。数多くの質問をいただいておりますので、ここでよくある質問にまとめてお答えします。なおこのページに記載されている仕様はリリース前のものとなり、今後予期せぬ変更が発生する可能性があることをあらかじめご了承ください。
9月26日、出荷開始されました!
出荷開始時期は?
9月以降を予定しています。←約束は守られました。
対応解像度、フレームレートは?
4KDCI60p、HD120pに対応しています。センサーの最大解像度は4096x2160で、センサーサイズは18.96mm x 10mm、有効画素数は約880万画素です。
ダイナミックレンジは?
13ストップです。前代のPocket Cinema Cameraと同じです。Production Camera 4K、URSA Mini 4Kと比べると1ストップ広いです。
コーデックは?
10bit ProResと12bit RAWに対応しています。ProRes RAWではなく、ProResとRAWです。ProResは444は対応しておらず、HQ、422、LT、Proxyの対応です。RAWはLossless(可逆圧縮)、3:1(Visually Lossless)、4:1の3種類です。今後のアップデートでBlackmagic RAWにも対応する予定です。
マウントは?
MFT、マイクロフォーサーズです。
最大ISOは?
25600です。デュアルネイティブISOに対応していて、基準ISOは400と3200です。
記録媒体は?
CFast、SDカードに対応しています。USB-Cのコネクタも搭載されているので、外部のSSDなどに記録することも可能です。複数の媒体に同時に記録することはできず、選択された媒体に収録ができます。
推奨ディスクは?
最新の推奨ディスクについてはこちらのURLをご参照ください。
DaVinci Resolve Studioのライセンスが同梱されるってほんとうですか?
ほんとうです。編集、カラーグレーディング、Fusion(合成)、Fairlight(音声)がぜんぶフルに使えます。
重さは?
バッテリーなし、レンズなしで750gくらいです。筐体はカーボンファイバー・ポリカーボネート製で、軽量化を実現しています。←出荷時にはもっと軽くなりました。722gです。
センサーサイズは?
18.96mm x 10mm(フォーサーズのフルサイズ)です。初代Pocket Cinema Cameraや2.5Kの初代Cinema Cameraよりも大きいです。
クロップファクターは?
35mm換算で1.9倍ほどです。
バッテリーは何を使用していますか?
LP-E6です。Video Assistと同じです。
バッテリーはどのくらい持ちますか?
1時間ほど持ちます。半信半疑の気持ちはわかります。 ←正直に打ち明けます。30~40分くらいが妥当なところです。
収録時間はどれくらいですか?
4KDCI、24fps、Lossless、256GBという条件で、18分です。4KDCI、24fps、3:1、256GBという条件だと、40分です。
スチルは撮れないですよね?
撮れます。
遠隔で操作できますか?
本体にはBluetoothが搭載されています。Blackmagic Camera Controlというアプリが使えます。
SDカードなんかで4K RAWが収録できるんですか?
できます。UHS-IIの規格に対応しているので4Kも収録できます。ただ一定の制限はあります。Lossless RAWなら4K24fpsまで、RAW 3:1なら4K50fpsまで、RAW 4:1なら4K60fpsまで収録できます。
内蔵マイクの音声はきれいですか?
今回は音声の品質にもこだわっています。その証拠に、内蔵マイクは4つも搭載されています。カメラ正面の左右に2つずつ配置されています。ただし収録は4chではなく2chです。
BMPCC用のSpeed Boosterは使えますか?
装着はできます。しかし想定されているセンサーサイズが今回のカメラより小さいため、光学的には互換性はありません。ケラれてしまうことが予想されます。
ローリングシャッターですか?
はい、そうです。
バッテリーは同梱されますか?
はい、1つ同梱されます。
背面の液晶パネルはどのくらいの大きさですか?
5インチです。Video Assistを外付けモニタとして装着しなくても、Video Assitが最初から付いてくると考えてください。しかもURSA Miniと同じ高性能のOSを使っているので、ダブルタップでx2のズームができるだけではなく、指先でズームする位置を移動できます。
HDR対応が謳われていますが、具体的にはどういうことを示しているのでしょうか?
ひとつにはセンサーが13ストップのハイダイナミックレンジをもつセンサーであること、もうひとつには、撮影した素材をDaVinci Resolveに取り込み、グレーディングすればHDRの作品を完成させられることを指しています。本体自体にはPQとHLGへの2種類のHDR変換LUTも標準搭載されています。
ジンバルで使えますか?
BMPCC4Kは一般的な一眼レフと比較すると少々横に広めですが、水平方向へのオフセット調整ができるジンバルであれば問題ないはずです。現在のところ、実機で基礎的な動作確認が取れているジンバルとしては、Tilta Gravity G2/G2X、Ikan Pivot、DJI Ronin-Sといった機種が挙げられます。
でもお高いんでしょう?
税抜定価147,800円です。
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