VR編集中のチェックをヘッドマウントディスプレイで行う
みなさん、こんにちは!VR編集やってますか?
以前からPremierePro(以下Pr)はVR編集に対応を始めていました。イマーシブビデオという愛称でVRエフェクトを統合し、編集中もプレビューモードをVRにすることもできるようになりました。
今回の検証のためにお借りした機材
マウスコンピュータ様
OS:
Windows 10 Home 64bit
CPU:
インテル(R)Core(TM)i7-7700HQプロセッサー(4core/8スレッド/2.80Ghz[最大3.80Ghz/6MBキャッシュ]
メモリ:
32GB
グラフィッックス:
GeForce GTX1060/3GBASK様
HTC VIVE BE
の機材提供をいただきPremiereProでのHMD環境を確認しました。ありがとうございました!
HTCとPCの接続
全体像はこんな感じです。HTC VIVE BEは
* センサー x 2
* VIVE本体 x 1
* コントローラー x 2
* VIVEからPCへつなぐボックス x 1
* HDMI x 1
* USB x 1
* AC x 3 (センサー用 x 1とコネクタの電源供給用 x 1)
* センサーを設置するための三脚 x 2
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つなげ方
センサーを三脚に設置
センサーは中央のVIVE本体に向け三脚に固定しました。センサーはそれぞれ電源をとりセンサー部分に[b][c]と表記が出ている状態にしています。
VIVE本体をコネクタに接続しボックスからPCへ
VIVEからは[電源コード][HDMI][USB]が出ているのでボックスに繋げます。ボックスはVR側とPCがあるので注意してVR側につなぎます。そしてPC側からHDMIとUSBはPC本体につなぎ、ボックスの電源はコンセントにつなぎます。
コントローラーははワイヤレス(USBで給電式)
コントローラーは充電さえ終わっていればそのままで大丈夫です。
ソフトウェアの設定(HMD側)
まず事前にインストールするものがあります。これはPremiereProで使う以前にPCにVIVEをつなげるための工程になります。必要なソフトは以下のものです。
・Steam
・Steam VR
ざっくりイメージでいうと[Steam]をいれて、その中の分岐アプリの[Steam VR]を追加して入れると言った感じです。実際使うのは[Steam VR]でここでPr嬢でも認識しているかどうかを判断する事が出来ます。
ルームセットアップ
VIVEのセンサーで使用する部屋のセットアップを行います。これはどこを見ているかもそうですがコントローラーをHMDに連動させるために重要です。(というよりこれを行わないと使えません)この作業はSteam VRで行う事が出来ます。
設定が問題なければこのようにPremiereProを立ち上げると認識をしているのがわかります。
ソフトウェアの設定(PremierePro側)
Steam VRがインストールされていればそんなにPr場の設定は難しくありません。
PremierePro環境設定
環境設定の再生からデバイズの[Adobe イマーシブ環境]にチェックを入れます。
PremiereProプレビュー設定
イマーシブ環境にチェックを入れればHMDとの連携が始まります。
ソース/プログラム両方にVRビデオの設定があります。ここで画角やヘッドマウントディスプレイの動きをPr上にも連動させる事が可能です。
イマーシブ環境はアイコンを表示しておく事でいつでもON/OFFする事が出来ます
どうでしょう?そこまでセッティングは難しくないですよね。ここまでできればPr上のタイムラインの映像をHMDでチェックし、コントローラーで再生や停止、フレーム送りなどする事が可能です。
みなさまご参考にしていただければ幸いです。快適なVR編集生活を!
ではではー
ヤマダイ @ymrun_jp@yamadai
映像講師。 2017年11月よりAdobe Community Evangelist。 Premeire Pro/After Effectsなどを触る生活。 日々モーションを考えるサイトを運営 https://everydayskillshare.jp...
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