2017.01.28 (最終更新日: 2020.11.11)

ハリウッドのプロダクションマネージャーが語るハリウッド流の予算の立て方

はじめに

引用: The Women’s Eye

今日はハリウッドの実際の現場でいかにして予算が組み立てられているかの舞台裏を20年のベテランUPM(プロマネ)であるジョアン ペリタノ(JoAnn Perritano)氏に問うたインタビューの英語書き起こしを翻訳しました。

引用:JoAnn Perritano IMDB

ハリウッドの超大作の裏側

以下、翻訳

撮影が始まるよりも前の制作で何よりも大切なのは、Unit Production Manager(プロマネ)です。簡単に言えば、プロマネは映画予算とスケジュールを作る暗闇の中での作業の唯一の灯りです。ジョアン ペリタノ氏はハリウッドの業界で過去20年もの間、“レッドドラゴン,”“バン ヘルシンキ,”"ソーシャルネットワーク,“からマーベルの"アイアンマン3,”“キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー”"アントマン"まで様々なジャンルの映画のプロマネを経験してきた方です。"アベンジャーズ"の最新映画の作業に取り組まれている忙しい時間の間を縫って、インタビューの時間を組むことが出来ました。ありがとうございます。

“脚本が届いたと思ったら、すぐに彼らは予算を要求してくるんです。”

“プロマネの仕事は脚本が届くと同時に始まると思うんですが、製作のどれほど早い段階で脚本を受け取るのですか?”

それが面白いんです。予算の大きな映画や大きなスタジオ映画になると、大抵の場合脚本が出来るそれより前からプロジェクトに呼ばれることがあるんです。
時には映画の中で何が起こるかを何となく聞いて、それだけで予算を組み始めることだってあるんですよ。

“それじゃ、何も分からずに予算を組むんですか?”

まぁ数多くの映画のプロマネを経験してきた分、ある程度の骨格は組めるようになるんですよ。例えばいくつの部署が必要でそれぞれ何人くらい必要か、こんな感じかなって。
そうすれば脚本が届いた時に、あとは穴埋めみたいになるんです。

“マーベルの予算立ての時なんかは、ずいぶん大きな"穴埋め"だったのでは?”

そうそう。それにいつも先を見越した予算立てをしないといけないんです。大変な作業ですよ。脚本が届いたと思ったら、すぐに彼らは予算を要求してくるんです。だか