ABOUTバーチャルプロダクションアカデミーとは

広がりを見せるバーチャルプロダクション
これからの映像制作に求められるスキルを学ぶ

背景映像の仮想空間と実物の被写体を
同時に撮影し、合成する制作環境を実現するバーチャルプロダクション。

特にIn-Camera VFX(カメラの撮影情報と連動した背景をLEDディスプレイに表示し、
その前で演者などを撮影する手法)の普及により、より効率的な映像制作を実現する技術として注目を集めている。

撮影後の後処理としてではなく、撮影前や撮影しながら3DCGコンテンツの制作や編集が
求められるようになり、これまでの映像制作にはなかった、新たな役割やスキルの登場。

変化する制作現場に何が求められ、どう対応していくのか。

バーチャルプロダクションで世界をリードするPixomondoとソニーPCLがカリキュラムを提供する
クリエイターのビジョンを実現する新しい映像制作を学べる集中講座です。

紹介動画

バーチャルプロダクションアカデミーの概要を
ご紹介いたします

キックオフ〜VP入門の講義動画を見ることができるカリキュラム動画の一部を無料公開中!

  • キックオフ

    コースの講師が、プログラムの概要を説明します。コース概要、目標、各レッスンの内容や流れ、課題と期待される学習効果を理解することができます。

  • VP入門

    VPの基礎を学びます。VPの歴史や種類、応用について学びながら、実際にUnreal Engineを操作し、VP活用のためのハードやソフト要件について理解を深めます。

無料でカリキュラム動画を見る

バーチャルプロダクションに取り組むための準備・課題

  • VAD(Virtual Art Department)
    などの新たな役割の登場

    これまでの制作のスキルが通じるのか、何を学べばバーチャルプロダクションの撮影ができるのかわからない

  • 従来とは異なる
    制作のワークフロー

    新しい技術の導入だけではなく、制作のプロセスそのものが異なり、制作進行のイメージが持てない

  • 取り組むための
    情報・機会の不足

    国内での撮影や学習の機会は多くはなく、何から始めたらいいのか、何を準備をしたらいいのかわからない

バーチャルプロダクション撮影の要となるVAD(Virtual Art Department)の
知識を学び新しい映像制作の第一歩の機会を提供します

POWERED BY提供会社

PixomondoがソニーPCLとVookの協力のもと、日本でVAD教育を提供することは、将来を志す学生にとっても、映像業界のプロフェッショナルにとっても、画期的な一歩です。
我々のバーチャルプロダクションのノウハウは、より実践的な学習効果を革新的にもたらすものです。
今回のパートナーシップは、ナレッジを共有していくとともに、未来を創造していきます。そこはテクノロジーとクリエイティビティのボーダーを変え続ける世界だと考えます。

Pixomondo, Chief Innovation Officer
Mahmoud Rahnama
よりコメント

CURRICULUMカリキュラム

chapter
1
テーマ:「VPの基礎」

Unreal Engineを使用し、コンセプトから最終アウトプットまでのVPプロジェクトを作成する。

講義
  • VP入門
  • VPのためのUEテクノロジー入門
  • VPのコンセプト作成
課題
ムードボードとコンセプトの作成
chapter
2
テーマ:「VPのワールド・ビルディング」
  • VP用3Dアセットの作成を中心としたモデリングツールの紹介
  • Unreal Engineのシーケンサー機能の理解
講義
  • UEモデリングツール
  • Megascans/Nanite概要
  • Photogrammetry入門
  • Sequencer入門
課題
フライスルー動画の作成
chapter
3
テーマ:「ディテール編集および最適化テクニック」
Lightingテクニック、様々な最適化ツールとワークフロー、Blueprints、Digital Matte Paintingのアートとテクニックを理解する。
講義
  • Unreal Lighting1
  • ワークフローの最適化
  • Blueprints入門1
  • DMP & 2Dエレメンツ
課題
UEでVPのための環境を作成
chapter
4
テーマ:「VPステージへ納品準備」
  • バーチャル環境を最適化し、LEDに送出する準備
  • VP環境をリレンダリングするプロセスを学ぶ
  • VPステージにおけるシネマカメラとその役割に焦点を当てる
講義
  • Blueprints入門2
  • VPへの最適化とステージ納品に向けて
  • ポストプロダクションにおける編集
  • UE Cameraの基礎
課題
UEで高度なバーチャル環境を作成
chapter
5
テーマ:「環境制作」
  • VP環境を作成・管理するためのUEツールを包括的に理解する
講義
  • Landscape ツール
  • Foliage
  • Procedual Scattering
  • Unreal Lighting 2
  • ライティングの最適化
課題
LEDボリュームで使用する環境の設計および作成
※上記のカリキュラムはPXO's VP Academy for VADのマスタープラン受講時の講義・課題の内容になります。

カリキュラムサンプル動画

本カリキュラムは、アカデミー賞®やエミー賞®、VFX業界のアカデミー賞と呼ばれるVESアワードの受賞歴を持つPixomondo が、業界をリードする豊富な経験や実証された手法に基づき独自に開発したものであり、VPの要となるVADに必要なスキルをオンラインで効果的に学習することができます。
ここでは、第一章から抜粋した一部をサンプルとしてご紹介します。

#102 VIRTUAL PRODUCTION入門

補足資料

本カリキュラムの受講者には、カリキュラムとは別に、ボーナスコンテンツと高品質な3DCG背景データも提供します。
ボーナスコンテンツでは、モーションキャプチャーやステージオペレーションの基礎などの動画を視聴することができます。3DCG背景データは、Pixomondoが制作しています。受講者は、実践的で高品質な本データを技術的なリファレンスとして、学習を進めることが可能です。

ボーナスビデオ5種 / 各20-40分

  • ①モーションキャプチャー基礎

  • ②LEDボリューム基礎

  • ③Blend Day

  • ④カメラ基礎

  • ⑤ステージ操作基礎

学習用3DCG背景データ

Pixomondoが制作した実際の3DCG背景データを2種類提供します

※学習用3DCG背景データは、PXO’s VP Academy for VADのマスタープラン受講時に提供いたします。
エントリープランを受講する場合には、学習用3DCG背景データの提供はございません。(詳細はこちら)

GUEST講師

Gabriel Paiva
VAD Instructor of Pixomondo

Gabriel Paiva

3Dジェネラリストとして、20年以上のキャリアを持ち、Maya、After Effects、Nuke、Zbrush、Modo、Blender、そしてUnreal Engineなど様々なソフトウェアを使いこなす。
2019年より、Unreal Engineの公認インストラクターになり、Epic Games社のVirtual Production Unreal Engine Fellowship のテクニカル アシスタントを担当。同社のUnreal Connector Program の創設にも尽力し、幅広い学習者に向けそのリソース拡大を促進した。2020年からは、世界中の制作会社に対して、制作ワークローにおけるUnreal Engineの活用も支援している。

現在は、PixomondoのVADインストラクターとして、次世代のVisual Art Department (VAD) アーティスト育成カリキュラムの開発を担当し、多くの生徒たちに現実的で実践的なアプローチに根ざした指導を行なっている。

PLAN各プランの特徴

マスタープランバーチャルプロダクションの現場で活躍できる
“VAD”を目指す方
エントリープランバーチャルプロダクション撮影に興味がある方 /
Unreal Engineを使った映像制作を行いたい方
こんな方におすすめ!
  • バーチャルプロダクションを活用した映像制作に関わる方
  • バーチャルプロダクションのスタジオ運営に関わる方
  • VFXの経験があり、VP向けの現場に活躍の幅を広げたい方
  • 美術制作の経験があり、VP向けのデジタルアセット制作に活躍の幅を広げたい方
  • バーチャルプロダクションの映像制作やスタジオ運営を新規に検討している方
  • Unreal Engineを使った映像制作シミュレーションを手がけてみたい方(プリビズや照明シミュレーション)
カリキュラム内容VPの基礎から、各種シミュレーション、
データの最適化に至るまですべてのカリキュラムを提供
VPの基礎やプリビズ構築に役立つカリキュラムを中心に提供
カリキュラム数20/20動画(約40時間)
カリキュラム詳細はこちら
7/20動画(約8.5時間)
カリキュラム詳細はこちら
ボーナストラック⚪︎⚪︎
学習用3DCG背景データ⚪︎
講師によるQ&Aサポート⚪︎⚪︎
課題の評価・フィードバック⚪︎
受講方法オンラインオンライン
受講期間6ヶ月3ヶ月
料金1,100,000円(税込)165,000円(税込)

INFORMATION募集要項・申し込み

対象者
  • 3か月程度のCG実務経験があり、Mayaなどが一通り使える方
  • PC、インターネット環境、ツール・ソフトウェア導入など受講に必要な環境をご自身でご用意できる方
使用ソフト
  • 必須ソフト:Unreal Engine 5.3
  • 推奨ソフト:Maya, Blender などの3DCG制作ソフト

※推奨ソフトは、必須ではございませんが、受講に際して必要に応じて使用することが可能です。

注意事項
  • オンデマンド形式のオンライン視聴の講座となります。受講に必要なPC、インターネット環境、課題制作に必要なツール・ソフトウェアの導入はご自身でご用意をお願い致します。
  • 講座の動画は英語の講師による説明(日本語の字幕付き)となり、資料は日本語となります。
  • 複数名での受講の場合は、人数分のお申込みが必要となります。
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Q&Aよくある質問

Q

すべてのカリキュラムを受講する必要がありますか?

A

原則すべてのカリキュラムを受講していただきます。なお、マスタープランでは、各章の課題に全て合格することでコース修了となります。受講期間内にコース修了とならない場合でも受講料の返金は受け付けておりません。

Q

受講はどのように進めることになりますか?

A

オンラインでの講座の視聴と、各章で課題を作成・提出し進めていただきます。課題は講師がレビューを行い、講師のレビューに合格すると次の章に進めていきます。なお、先の章の講座は課題合格前でも視聴可能です。
なお、エントリープランでは、課題の提出はございません。講座視聴が中心になります。

Q

受講にはどの程度の時間が必要ですか?

A

受講者の進め方や課題の進み具合により変わりますが、標準的な時間としては以下を想定しています。

マスタープラン

  • 講座の視聴:25~40時間程度
  • 課題の対応:10日程度

※講師による課題のレビュー対応等があるためコース修了までにはより多くの期間を必要とします。



エントリープラン

  • 講座の視聴:8.5時間程度

Q

講師や受講生同士で関わる機会はありますか?

A

講師への質問はチャットアプリ「Discord」上で行うことができます。また、その他にVPの関係者が集まるオフラインイベントも適宜ご案内を行っています。

Q

講師への質問や課題提出はどうやって行いますか?

A

チャットアプリ「Discord」上で講師への質問や課題提出をしていただくことになります。

Q

カリキュラム受講に必要なPC環境について教えてください。

A

当コースの推奨環境情報は以下になります
・GPU:RTX 3070 or Higher
・RAM:64Gigs or More
・Processor:i7(minimum)or i9(recommended)
・SSD:1TB

なお、当コースでは、Unreal Engine5.3を利用します。Unreal Engine 5.3の実行に必要となるシステム構域(コンピュータ)については、Epic Games社のシステム要件をご覧ください。
https://dev.epicgames.com/documentation/ja-jp/unreal-engine/hardware-and-software-specifications-for-unreal-engine?application_version=5.3

Q

支払いはどのような方法でできますか?

A

請求書払いによる支払いにて、お願い申し上げます。申し込み頂いた後に請求書を送付いたします。

Q

分割払いは可能ですか?

A

誠に申し訳ありませんが、一括払いのみとなります。

Q

受講を休止したり、途中でやめた場合に返金はありますか?

A

誠に申し訳ありませんが、申し込み後の辞退に関しましては、返金を受け付けておりません。