2019プレミアはカラーの柔軟性アップ! 

10/15にアドビ 一斉アップデートされましたね。細かい変更も含めて追いきれないくらいのアップデートです。笑。今回はそんな中でも気になるカラー周りの機能をまとめてみました。
カラーマネジメント機能の強化 

今まで一つの注意点としてPremiereProはカラーマネジメントが課題でした。入ってきた情報は読んでいるんですがそれをうまく表示できずにいて、なんとかして!っと叫んでいた方も多いのではないかと。。。今回のバージョンではアドビ コミュニティエバンジェリストでPremiereProユーザーグループ管理人の市井さんに聞くと
「モニターのカラースペースに合わせて自動適用」ですが、Macのシステム環境設定のディスプレイ>カラー>ディスプレイプロファイルで選択するプロファイルに沿って適用されるようです。
同一クリップで複数のLumetriカラーを調整する時の切り替え 

こちらの待望のと言うかセカンダリーコレクション的に一部マスクを切ってカラコレやグレーディングしたい時に2018.1までは一番最後に適用したエフェクトしかLumetriカラーパネルで調整できませんでした。エフェクトコントロール内でしか調整できなくて煩わしさがありましたが、新バージョンではLumetriパネルでエフェクトを選択できるようになりパネル操作が出来るようになったのが嬉しい限りです。これによってもっと直感的に部分部分を調整できるようになるので嬉しいですね。
新しい色相彩度カーブ 

前回までもあった色相彩度の調整が2019でより進化しました。今までは一つの円の色相から調整していましたがそれぞれの色を個別に置き換えていく事ができる機能が5つになっています。
色相vs彩度 

特定の色に対して彩度を上げるか下げるか調整する事ができます。草の緑を強くしたり、肌の彩度を上げたりすることもできますね^^
色相vs色相 

特定の色を別の色に変える事ができる機能です。緑を赤に変えた場合は上のような感じになります。
色相vs輝度 

特定の色の輝度(明るさ)を変更できます。緑を明るい緑、暗い緑と簡単に切り替えることもできます。
輝度vs彩度 

その画面上の色で輝度の低い部分の色を対象に彩度を落とします。暗めだけ落とせば落ち着いた色に統一できたちもしますね。
彩度vs彩度 

これは色それぞれの彩度を基準にして、特定の彩度の色だけを上げたり下げたりする事ができます。
そしてこのLumetriカラーの処理効率も上がっているのが今回の特徴でもあります。
このように色に関するアップデートが強いPremeirePro。皆さんも是非使ってみてください^^
ではでは〜
ヤマダイ @ymrun_jp@yamadai
映像講師。 2017年11月よりAdobe Community Evangelist。 Premeire Pro/After Effectsなどを触る生活。 日々モーションを考えるサイトを運営 https://everydayskillshare.jp...
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