2020.02.26 (最終更新日: 2020.08.29)

ビデオグラファー のためのカメラバッグ選び

最適な機材の運搬方法を求めて

私は普段ノンフィクションの映像を中心に制作していることもあり、撮影はいろいろな地域に移動してのロケがほとんどです。遠方での撮影も多いため、車ではなく電車や飛行機などの公共交通機関で移動することも多いのですが、その時に大事になってくるのが機材を運搬するためのパッキングです。

最適な機材運搬の方法を見つけるために、これまでにかなり多くのカメラバッグを試してきました。今回はその経験を元に、カメラバッグの種類別で長所と短所をまとめてみたいと思います。

▼ 伊納の現状のスタイルはこちら !

ちなみに私たちが現状たどり着いた最適なカメラバッグの組み合わせについては、以下の動画にまとめてありますので、ぜひご覧ください。

01. バックパック

カメラ用バックパックは写真用のものを中心にかなり多くの数があります。以下は(ちょっと古い型も入っていますが) 私が思うバックパックの分類の図になります。
大きく分けて「より多くの機材を運べることを重視する方向性」と「背負ったまますぐにカメラを取り出すことができる方向性」の2つがあるかなと思っています。これは使うカメラの種類や撮影のスタイルによってチョイスするのがよいかなと思います。

私はバックパックを背負いながら撮影をすることはあまりしないタイプなので運搬特化の方向性が好みです。運搬特化の方向性で私が特に大事にしているポイントは「金属フレームが入っていること」です。重い機材を入れた時、どうしてもバッグ全体が歪んでしまうことがあるのですがフレームが入っているモデルはその歪みを最小限に抑えてくれるので背負いやすくなります。金属フレームが入っているモデルとしては以下のようなものがあります。

HAKUBA GW-PRO G3 28L
日本のHAKUBAのバッグです。安くてしっかりしていて私も愛用しています。金属フレーム入りなのでURSAminiを使っていた時も問題なく収納・運搬できていました。

▼こんな感じで背面から開きます。

Lowepro BP450AW II
こちらは金属フレームは入っていませんが、外装がシェルのような形状になっているためかなりしっかりとした造りになっています。それなりの収納量も確保しながら、背負ったまま内部にアクセスする機能もあります。

02. ショルダーバッグ

カメラにリグを組んでマイクやモニターをつけて使用することがありますが、バッグパックだとどうしても毎度分解して収納する必要がでてきてしまいます。一方、ショルダーバッグの場合は高さがあるものが多いのでリグを組んだままの状態で収納することが可能です。車での移動が中心でバッグから取り出してすぐに撮影したい場合などはショルダーバッグが便利かなと思います。短所としては、移動時にショルダー部分にのみ重さがかかってくるのでバックパックタイプよりも重さを感じやすいと言うところと、スペースを有効活用しにくいので収納量が落ちる部分です。

Manfrotto Pro-light 34.9L MB PL-CC-192N
マンフロットのショルダーバッグシリーズです。サイズのバリエーションが多いのでカメラに合わせて最適なものを選ぶことができます。

03. カメラローラーバッグ

道が舗装された都会での撮影で多くの機材を楽に運びたい時に便利なのがこちらです。スーツケースなどと同じように4つの車輪がついていて前後左右に自由に動かせるタイプのものと、車輪が2つで前後にしか動かないものがあります。2つ車輪のものは移動しない時に勝手に移動しないという長所があります。好みにあわせて選ぶのが良いかなと思います。

thinkTANKphoto ビデオトランスポート18
カメラローラーバッグを多種発表しているシンクタンクフォトのビデオ用に作られたモデルです。写真用のものより外装がハードになっているのが特徴です。

thinkTANKphoto エアポートローラーダービー
こちらは4つ車輪のモデル。移動はしやすくなります。

04. ローラーバッグ

カメラ用のバッグではなくトラベル用で車輪のついた普通のローラーバッグです。(下の写真の左下にあるようなものです。)私は三脚やライトスタンドなどをまとめてこのローラーバッグに入れて移動するというスタイルが気に入って、ずっとこのタイプのバッグを使っています。この記事で一番最初にご紹介した動画にその様子は写っているので見てみてください。

オスプレー シャトル130
長さがあるので三脚なども収納しやすいタイプです。
自分の入れたい機材の長さに合わせて選んでください。

05. スリングバッグ

片方の肩で背負うタイプのバッグです。背負ったままで体の前にすぐに持ってくることができるので、撮影中のレンズバッグとして私は愛用しています。上記のローラーバッグなどに入れておいて現場についてからレンズを入れて使うなどの使い方もオススメです。

thinkTANKphoto ターンスタイル20 V2.0
軽くて使いやすい鉄板モデルです。私も愛用しています。

以上が私が思う種類別のカメラバッグの特徴になります。自分が使っていて気に入っている製品を中心に載せてみました。バッグ選びの参考になれば幸いです!

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