記事の画像はすべて、Art-List.ioより許可を得て使用しています。
以前に紹介した映像制作のための楽曲サイト
ハリウッドの映像制作者が使う音楽購入サイト 4選(利用規約解説付き)
2016年末までに使っていた楽曲のサイトは上のリンクを読んで頂ければと思います。利用解説については、お金の支払い方法や利用規約が、英語でわからない方のために翻訳してある、という意味です。上記の記事で紹介した楽曲提供サイトの特徴を、簡単にまとめるとこんな感じです。
- Incompetech - インコンペテック(無料 / 表記クレジットが長い)
- Premium Beat(インディー映画などの制作には良い価格設定)
- Music Bed(クオリティが高い / 使い安い / 商業的な価格設定)
- Pond5(安いが、バリエーションが少ない)
楽曲購入の条件
- 料金や版権の内容、実用期間がハッキリしていること
- アトリビューション(クレジット)の表記義務の有無
放送局のプロデューサーは、必ずこの2点をチェックする必要があります。逆に言うと、この2点が条件で使いたくても使えなかったという楽曲があるかも知れません。この問題をクリアしてくれる新しい楽曲提供サービスを見つけたのでシェアします。
Art-List.io - アートリスト
参照:Art-List
年間料金が$199で無制限のダウンロード
このサイトの料金設定は、超シンプル。年間料金の199USD(アメリカドル)のみ。1日最高40曲までしかダウンロード出来ませんが、それ以外のダウンロード制限は一切無し。めっちゃシンプル。
放送媒体の制限無し、使用期間は無期限
TV、ラジオ、映画、コマーシャル、VR、イベントなんでも好きなプラットフォームで使用可能。一度ダウンロードすれば、期間無制限に使用可能。さらに会社で登録すれば、社員全員が同じアカウントから、会社のどのプロジェクトにも好きなだけ利用可能という化け物。
アトリビューション表記の自由
企業のコマーシャルなど、アトリビューションの表記が難しい映像作品では、アトリビューション(クレジット)の表記は義務ではありません。アーティストのために、クレジットを載せられる時には必ず載せるべきですが、そうでは無い場合はArt-Listは無理に表記をお願いすることはありません。
2017年3月のフルリリースでサイトの機能も拡張
サイトで音楽を探すサーチツールが向上しており、MOOD、VIDEOテーマ、楽器、ジャンル、スポットライトなど、カテゴリー分けされた機能を使って選曲を絞ることが出来ます。また各カテゴリーで選択したものがタグ機能を使ってセーブされるために、必要に応じてタグを減らすことも可能です。タグ機能の説明については以下の映像からどうぞ。
また映像の尺に合った曲だけを探すことが出来るDuration新機能も搭載されています。
他にも便利な機能がいろいろ付いてます!
- サーチボックスで、特定の曲名をサーチ
- テンポフィルターで、曲のテンポ(速さ)を制限してサーチ出来ます
曲のクオリティがめちゃくちゃ高い & めっちゃオサレ
今片っ端から曲を聞いてますが、クオリティが半端ないです。タイムラプスのための選曲機能などもついていて、映像制作をする人のための機能満載感がとにかくビリビリ感じます。
有名どころのウェブサイトでも紹介されているくらいの信頼度。サインアップしなくても、曲を聞くことは出来るので是非聞いてみると良いと思います。
以上、紹介まで!
参照:No Film School, Cinema 5D, Film Riot
HIROKI KAMADA|鎌田 啓生@kohfilms
ブランドショートフィルム事業 https://drive.google.com/file/d/1-32dwC7Ota4OeLPAwSijlkJVP-LQ4y5z/view?usp=drive_link 企業の海外展開に特化した映像制作を手がけております...
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