CP+2021概要
LUMIXで撮影された映像作品からクリエイターにインタビューをする“LUMIX User Voice”。
今回は、2月26日から28日まで開催したCP+2021 ONLINE CREATORS LIVE! WITH LUMIX DAY3「動画を、究めよう。」の中から、岸田 浩和さんのセッション「ドキュメンタリー制作の裏側〜10分ドキュメンタリーの作り方と可能性!〜」 のイベントレポートをお届けいたします。
映像作品の中にある一つのジャンル「ドキュメンタリー」。作品を作るためには様々なプロセスを踏みます。その解説と、岸田さんが、なぜドキュメンタリーの道に進んだのかをこのセッションで説明してもらいます。
登壇者プロフィール
岸田 浩和
ドキュメンタリー監督、映像記者。メーカー勤務を経て、株式会社ドキュメンタリー4を設立。Yahoo!やVICEなどWebメディア向けの映像取材やドキュメンタリー制作に携わる。ラン&ガンスタイルの機動力を生かした撮影と、ナレーションを用いない編集が特徴。京都の料亭を追った「Sakurada Zen chef」はNYフード映画祭で2冠。関西学院大学と東京都市大学で、ドキュメンタリーに関する講義を担当する。
ドキュメンタリー制作の裏側〜どうやってインタビューしているのか?〜
盛り上がりを見せる、ドキュメンタリー市場
「ドキュメンタリーは古臭い」「 小難しい」といったイメージを持っている人は多く存在すると思います。
岸田さん自身も映像を始める10年前までは、ドキュメンタリーは学校などで見せられる映像教材と認識していたそうです。しかし現在、ドキュメンタリー市場は盛り上がりを見せているのです。
上の表、これは1910年から2018年までの、ドキュメンタリー作品の流通額を表した図です。ドキュメンタリーというジャンルが、ここ最近急に増加していることが分かります。
これはwebメディアの増加が関係しています。
NetflixやAmazonプライムなどの配信プラットフォームの発展に伴い、ドキュメンタリー作品が増加しているのです。岸田さんの感覚ではNetflixなどドキュメンタリーは非常にスタイリッシュな作品が増えているそう。
また、アメリカのデジタルメディア「VICE」では、映画のようなルックで個人にフォーカスした面白いドキュメンタリーが作られています。全然説教臭くない。じじ臭くない、一つの作品として見たいと思える作品が、たくさん出てきているんだとか。
ドキュメンタリー制作のノウハウを公開するのはなぜ?
そんなドキュメンタリーの市場価値が高まるなか、今回のセッションでは、岸田さんに10分間のドキュメンタリーがどうやって作られているのかを網羅的に解説してもらいました。
そもそも、なぜ岸田さんが自身で培ってきたノウハウを公開するのか。それは岸田さんご自身がドキュメンタリー制作を知らずに始めて非常に苦労した背景があるから。
「ドキュメンタリーを作る人がこれから増えてほしいなという想いがあり、映像制作している方や興味がある方にやり方を共有していきたい」とドキュメンタリー作品の作り手が増えることを望みます。
そんな想いを踏まえて、今回は実際のドキュメンタリー作品『技能実習生と社長の約束 /The round of Hope』を例に制作過程を解説していただきました。
この作品は2021年1月26日にYahoo!JAPANのクリエイターズプログラム、ショートフィルムカテゴリーで掲載した作品です。DOCS for SDGsという企画コンペの一環としてYahoo!JAPANのプラットフォームに作品が掲載されています。
DOCS for SDGs
https://documentary.yahoo.co.jp/sdgs/
題材は、ベトナム人の外国人技能実習生。とある北海道の建設会社での外国人技能実習生の受け入れとその過程に密着したドキュメンタリーです。
なぜ、ドキュメンタリーを10分で撮るのか
なぜ10分のドキュメンタリーにまとめたか。10分間で見せるのには意味があり、ストーリー構成が描ける長さのうち、10分が一番短い長さだからです。
セットアップがあり課題を見せる、それに挑戦してどうなるか、という構成が10分程度あれば描ききれます。本当は長ければ長いほど良いですが、スマホで見てもらおうと思う時には集中のリミットが10分ぐらいなのです。
これはインターネット上で見せる作品で、統計したデータでは、スマホの動画は6分半ぐらいから離脱が始まるといわれています。10分までは内容が面白ければ視聴者の方がついてきてくれます。
そして、Webメディアにも出せる短編映画祭のカテゴリーも約15分までという縛りがあるため、10分にしておくことで短編映画祭などにエントリーしやすくなります。さらに、この10分をもとに追加取材を行い、テレビ用や長編映画用にも展開しやすくなるメリットもあります。
テーマの基準と、新しい物語の生み出し方
では、取材するテーマの基準と見極めはどうするのか。岸田さんがどうやって、このテーマを見つけたのか。
まずは自分が関心のあるテーマの周りの情報をSNSで拾い集め、講演やイベントに参加したり、現地に向かうなどリサーチをするそう。そしてテーマに関わる、一人の人物にフォーカスするのです。
「僕が基準にしてることは、一人の対象を長時間追いかけること。個人的に、この人は面白い、この人のことを知りたい、この人と一緒にいると発見がある、そういう人を選ぶことが鉄則だと思います」と岸田さんはいいます。
ドキュメンタリーを作品にする時、単なる記録に終わらずストーリーを描くことは重要な要素です。何かに挑戦してる人や集団というのが一つポイントとなります。
ドキュメンタリーのテーマ選びについて岸田さんは、「有名な人やメジャーな取り組みに注目しがちですが、身近にはまだ知らないことがたくさんあると思うんですよね。今回選んだ外国人技能実習生の話も、実際多くの人は知らないじゃないですか。技能実習生や受け入れる会社の日常を観察することによって、新しいストーリーが描けるんです」と、語りました。
こちらのスライド、左が世間の関心、右が自分の得意分野や経験となっています。ニュースやTwitterでホットなトピックスを見るとキーワードが思い浮かびますが、それと自分が得意なものを結びつけて取材テーマや切り口を決める。
そうすれば、テーマを選定しやすくなるといいます。雑誌の記者やライターのブレスト方法を参考にするなど、ドキュメンタリーも同じ方法が使えるといいます。
今回岸田さんは、外国人技能実習生をテーマにしながら、パワハラ、賃金未払い、家畜泥棒といった、最近ニュースになっている、暗い話題を選ぶのではなく、「外国人と日本人が協力し合える可能性はあるのか?」といった新しい切り口で作品を撮影しました。
基本的には、搾取でなく協力の成功例を描くのですが、単なるいい話だけではチープな話に陥りやすい。なので、課題や問題の背景、個人の葛藤を作品の中で見せることで深みを出すというのです。
「作品の中で、視聴者が何か行動などの変化を生み出すきっかけになる作品にするのが、非常に重要」と岸田さんは話します。
日本人の視聴者が感情移入しやすい点から、受け入れ側の日本人社長の葛藤や心境の変化を撮ることにフォーカスしたんだそう。
取材依頼をする際の、3つのポイント
「この作品は、個人的に撮るだけでなく仕事として撮るか、どこかに公開したいと考えました。そのためには、3つの選択肢がありました」と岸田さんは話します。
1つ目は、取材した建設会社さんのプロモーションブランディングとして映像を作って制作費をいただく。
2つ目は、取材した内容をメディアに掲載して取材費をいただくこと。
3つ目は、映画祭やコンテスト向けの作品として自費制作し、公に実績として残すこと。
今回は、2つ目の選択肢を選択。Yahoo!JAPANのクリエイターズプログラムが主催するドキュメンタリーのコンペにエントリーして、採択されました。
岸田さんは「一番いいなと思ったのは著作権がYahoo!と制作者の共同著作権として、こちらにも残ること。そして映画祭にも出品しても良い点でした」といいます。
では、実際に取材の申し込みや準備はどのように行うのか。
ポイントは以下の3つです。
1.電話でアポイントを取る
まずは、初対面の方に取材をお願いしなければならないため電話で依頼の書類を送る旨をお伝えする。クラシックな方法ですが、電話が有効なのです。
2.仲介者を介してアポイントを取る
一番良いのは仲介者の方がいて、その方に紹介していただくこと。直接コンタクトするより、一番話が通りやすいといいます。
3.取材申請書を書く
それからメールで正式な取材申請書を書きます。
※参考:以前岸田さんが執筆された取材申請書の雛形に関する記事
ドキュメンタリ撮影時に用意しておきたい出演許諾や書類
ここで紹介した文例や解釈は、筆者が経験した個別の案件に基づいて記載しております。 さまざまな撮影案件に対する、法的な有効性を保障する内容では御座いません。情報共有を目的とした、筆者個人の経験談と...
ドキュメンタリー撮影に最適な事前準備と機材紹介
広告の映像とドキュメンタリーの一番の違いはなんなのか。
広告映像の場合、あるいはフィクションの場合は、絵コンテを書いて香盤表を制作し撮影の進行をコントロールします。ただドキュメンタリーの作品づくりの場合は、その日何が起こるか分かりません。なので、あまり決め込んで撮影を進めると様々な問題が出てきます。
岸田さんの場合、現状で使いやすいというのがマインドマップ。これに箇条書きで要素を書いていくようです。
- どういう場所で撮影するか
- 誰を撮影するか
- どんな場面が必要か
思いつく限り書き出していきます。新しい要素が出てくればここに追記し必要なシーンを撮影していくのです。
そして、1人で撮影する場合、どういった機材を持っていくか。
岸田さんの場合、LUMIX「DC-S1H」をメイン機にレンズは「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.」と「LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.」を使用します。その他は、バッテリーが4本、SDカードは256GBを3枚です。
DC-S1H
https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s1h.html
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
https://panasonic.jp/dc/products/s_series_lens/lumix_s_24-105.html
LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.
https://panasonic.jp/dc/products/s_series_lens/lumix_s_pro_70-200.html
「DC-GH5」で撮影する場合は、GH5を2セット持ち1本は「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」と「LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.」。
バッテリーは4本、カードは3つ。あとは携行性の良いLED照明とマイク。照明は「Litra studio」、マイクはRodeの「VideoMIC NTG」です。
DC-GH5
https://panasonic.jp/cmj/dc/g_series/gh5/
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/12-100_4ispro/
LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.
https://panasonic.jp/dc/products/g_series_lens/leica_dg_summilux_12.html
撮影はハンディでファインダーを覗いて撮影。炎天下で明るい時に液晶のモニターが見えずファインダーを覗き込む必要があります。そして三脚を使わずに撮ることが多く、顔でカメラを固定します。
GHシリーズあるいはSシリーズは手ブレ補正が優秀で、手持ちでの多少のブレは違和感なく撮影できるといいます。
LUMIXを使用する理由として岸田さんはセッション中に「LUMIXが推奨している範囲内の使い方ではないのですが、とにかくカメラが壊れないんです。香港のデモに撮影に行った際、デモ隊が火炎瓶をバンバン投げてるところに警察側が催涙剤が入った水を放水車で浴びせてきました。デジカメは特にホットシューが濡れると壊れやすい経験があったのですが、LUMIXのカメラはビショ濡れになったり灯油がかかっても大丈夫でした」とカメラの堅牢性について語りました。
さらに、メーカー保証外と前置きしながらも、水辺での撮影でも一瞬水没したのに止まらなかったという経験も。そのため、LUMIXのカメラに絶大な信頼を寄せられているそう。
撮影に必要なカットの撮り方
今回の作品では「ノーナレーション」を採用。ナレーションを使わない撮影方法で海外作品では主流の制作スタイルです。撮影時のコツは、被写体にコメントを沢山もらうことでナレーションの代わりにするということ。
ナレーションがないと、どうしても場面転換や進行がわかりにくくなってしまうため、たくさん相手にコメントをもらって、ストーリーに必用な情報や音声を素材としてあつめるそうです。
そして、作品を構成する5つの素材というものが存在します。
- 場所を表すショット
- インサート(Bロール)に使う、ディテールを表すショット
- 出来事・アクション
- インタビュー
- 情報としてのテキストや図表などの素材
場所を表すショットは空撮や建物などのショット。まずシーンが始まる前に挟み込む場所を表す絵が必要になります。
ディテール
その場所にあったもの撮ること。インタビューの時のインサートなどに使用できたり、とにかく現場で時間がある時に撮影するのが良いそう。
出来事・アクション
「シネマ・ヴェリテ」という呼び方もありますが、そこで起きていることを記録するということです。
インタビュー
座りで話を聞く場合や、現場で立ちながら「何をやってるんですか?」と聞くこともあります。
情報
画面上に資料やテキストを載せ分かりやすくすることです。
この5つの要素で作品が完成するため、岸田さんは今どんな素材を撮っているのか意識しながらカメラを回していると言います。
次に現場で、撮影素材の抜け漏れがないかを簡単にチェックできる表があると紹介しました。場所・ アクションや出来事・人物。この3つの要素を、ワイド・ミドル・アップという3つのアングルで撮影すれば、編集の時に困ることはありません。
インタビューのコツとインタビュー撮影の方法
ドキュメンタリーにおいて、特にインタビューは作品の肝になります。そのため、聞き方、聞き出し方には気を配る必要があります。
インタビューの方法として、例えば”23歳の時に3人で独立しました”、という話を被写体の人から聞き出したい時に、「23歳の時に3人で独立されたんですか?」と聞いてしまうと、「はい、そうです」という返事のみで終わってしまい、肝心なことばが得られません
その場面に必要な「23歳の時に3人で独立しました」という言葉を得るためには、「何歳の時に何人で独立したんですか?」と聞く必要があります。それでも欲しい言葉がもらえなかった時は、「すみません、独立の話を最初から詳しく聞かせてもらえませんか」と、単刀直入に聞き直すのが最も確実なリカバリーです。
後は「視聴者が分からないかと思うので、僕の後ろに向かって話してるつもりで詳しくお話してもらえますか」という聞き方をするのも1つの選択肢です。
インタビューのテクニックとして 、自分の声を入れたくない時は、とにかくワイプ芸人のように無言で相槌、リアクションは打ち続ける。黙って聞いてしまうと相手もトーンダウン してしまうので全力で相槌をすることを心がけておくと良いようです。
そして相手が「うーん...」と黙ってしまった際も、こちらからすぐに声を掛けずに90秒程度待った方が良い。考えている時は自分の思考を整理しながら、渾身の言葉を引き出そうとしている状況かもしれないため、90秒程度待ってから声を掛けると言葉を引き出すことができます。
相手の中にまだその答えがない質問をする時は、将来どうなりたいか、では現状その課題 はどんなことか、どうやったら乗り越えられるかなどコーチングしていくと言葉が出やすいんだそう。
ここからはインタビュー撮影の方法について。
メインのインタビューは2カメで撮影します。現場でコメントをもらう際は、その場で今はなんの作業をしているのか、そして過去の生い立ちや内省などを深掘りしていきます。
今回の取材では14日間稼働し2000ファイル。2.5TBの23時間分の4:2:2 10bitの4K素材が集まりました。収集がつかなくならないように、何月何日の どの場面、のようなフォルダー分けをすると後で見やすくなります。色のルックはRAWデータで撮ると莫大なデータ量になるため、Logモードで撮影しLUTを当てるといいます。
インタビューの編集は、必要なところを切っていきます。その上にBロール(インサート)を載せます。なぜインサートを載せるかというと、映像視聴者が離脱するポイントで一番多いのがインタビューのシーンだからです。
知らない人が話しているシーンは、視聴者の意識が離れやすい。なるべくインサートを載せて、映像にも意味を持たせて、離脱を抑える。インタビューの冒頭と最後以外は、比較的インサートを載せた状態で見せる事は多いと話します。
ドキュメンタリーで優しい作品があっても良い
取材の心構え。これについて岸田さんは、「著名人などを題材にしなくても作品は成立します。 より身近な題材でも必ずできますし、チャレンジする人が 仮に失敗しても、失敗したあとの心境やその後の行動まで撮影すれば、しっかり作品になります」と、撮り切ることの大切さを話します。
誰も注目してない人を、マイナーな時から撮っているのは非常に有利。取材者の競合が減るという意味で、取材対象者が注目される前から撮影しているというのは大きなアドバンテージになるのだといいます。
そもそも、作品の価値とはなにか。
岸田さんは「自分の作品が世界を変えるとか、直接人を救うとか、何か大きな影響力があるわけではない」と話します。
「作品を作る本当の価値とは、身近にあるのに誰も知らない世界を伝えられたこと。池に小石を投げ込むと小さな波紋が水面に広がっていきますよね。その波紋の広がりのように、作品に込めたメッセージが、少しづつ広がっていけばいい」と語ります。
なぜドキュメンタリーを撮り始めたのか
岸田さんは社会人10年目に、大学時代の友人と再開し、「岸田は、しょうもない大人になった」と言われショックを受けました。
友人は「学生時代の岸田は、突然ミャンマーに留学して、現地でケシ畑へ取材に行ったり、行動力があって輝いていた。いまは、居酒屋で会社の不満を愚痴ってる大人に落ちぶれた」と言われたそうです。
その言葉が岸田さんを変えました。「俺は、そもそも何者になりたかったんだ?」という問いが浮かび、ルポライターやドキュメンタリー監督に憧れていた記憶がよみがえります。
もういちど、視聴者ではなく取材する側になることを決意。会社員の傍ら、ワークショップや講習に通って映像制作をはじめます。
週末に東日本大震災の被災地へ通い、Vimeoの作例を参考に缶詰工場の再起を追った作品を完成させます。その作品をFacebookに投稿したことがきっかけで、世界5ヶ国の映画祭にノミネートされます。
2012年の札幌国際短編映画祭に作品がノミネートされた際、会場を訪れた岸田さんは、映画祭の主催者から「監督」と書かれたパスを渡されます。
会社員の合間に作品を撮っていた岸田さんは、会場で登壇していた著名な映画監督と同じ肩書きのパスを貰うことに「自分が映画監督と名乗って良いのだろうか?」と躊躇します。
すると映画祭の主催者は「ノミネートされた時点であなたは、私たち映画祭にとって大切な映画監督のお一人です。堂々として下さい」と激励され、ようやくドキュメンタリー監督としてのスタートラインに立ったと実感します。
岸田さんは、「年齢や経験にひるまず、挑戦してよかった」と当時を振り返ります。
また、「ドキュメンタリーに決まった形はありません。困っている人の横で並走し、迷っている人の背中にそっと手を置くような優しい作品があっても良いと思っています。ニュースや報道とは違ったドキュメンタリーの役割があると思うので、それをやれば良いなと思ってます」とドキュメンタリーとの向き合い方を語りました。
そして、最後に「僕は本当にカメラがあって良かった。ただの道具だと思っていたカメラがドキュメンタリーを作るという生き方を作ってくれた。本当に感謝しています。自分がどうやって映像制作の道に入ったのかを共有し、皆さんがそれぞれやりたいことをやってくれればいいなと思ってます」とセッションを締めくくりました。
編集部から
以上が「ドキュメンタリー制作の裏側〜どうやってインタビューしているのか?〜」のイベントレポートです。多くのクリエイターが、メッセージを込めたインディペンデント作品を自由に発信する環境を願っている岸田さんのセッションでした。
細かく取材の方法を解説したこのセッションを、ぜひアーカイブでも視聴して見てください。
ドキュメンタリー制作の裏側〜どうやってインタビューしているのか?〜
【機材紹介】
DC-S1H
https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s1h.html
LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.
https://panasonic.jp/dc/products/s_series_lens/lumix_s_24-105.html
LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.
https://panasonic.jp/dc/products/s_series_lens/lumix_s_pro_70-200.html
DC-GH5
https://panasonic.jp/cmj/dc/g_series/gh5/
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/12-100_4ispro/
LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.
https://panasonic.jp/dc/products/g_series_lens/leica_dg_summilux_12.html
【その他CP+レポート】
「LIVE配信中に、配信機材をお見せします! 安定するLIVE配信の機材選び」森田良紀
https://vook.vc/n/3123
「美しさは常に日常に。~身近な場所を切り取るスナップ撮影と、SNSとの向き合い方~」 イノウエ×熊田勇真
https://vook.vc/n/3138
「ドラマ現場で活きるフルサイズミラーレス。~ ドラマ「相棒19」撮影監督がLUMIXを使う理由~」 会田 正裕×曽根 隼人
https://vook.vc/n/3157
「フィルムの良さ、デジタルの面白さ。〜使い分けの思想〜」 万城目瞬 ×岸田浩和
https://vook.vc/n/3187
「映像で残す、日常の楽しさ。~YouTubeチャンネルの始め方~」 shimi×山下 舞弓
https://vook.vc/n/3284
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