スライム エクスプレッション 自動 スクオッシュ & ストレッチ スライム作ってみた!
YouTube:URL https://www.youtube.com/watch?v=uuNWl6xJKJ8&t=18s
こんにちは。台湾でフリーで映像制作をしているmachiDesignと申します。YouTubeでAE TUTORIAL HACKなるチャンネルを運営してまして、エクスプレッションを使って映像を作ることにチャレンジしております。よかったら登録お願いいたします。
いちいち Squash & Stretch を動きに合わせて作るのは面倒臭いのでポジションを動かすだけで Squash & Stretch の効果が得られる方法はないかなと思い、試しにベジェワープと速度のベロシティを使ってやってみたらいい動きができたのでやり方を紹介いたします!
エクスプレッションを書く方が面倒臭いと思ったそこのあなた!僕も以前はそう思っていましたがエクスプレッションを味方にしたらAE LIFE はすごく豊かなものになりますよ。
ということでやっていきます!
チュートリアル
まずは作る前に速度についてSpeedとVelocityの違いについて説明いたします。
Speedはグラフエディタで確認できるようにプラスの値しか持たない速度の値です。
Velocityはオブジェクトの現在の位置座標からx方向y方向(z方向)に個別にそれぞれプラスマイナス両方の値を持つ速度の値です。
ということでVelocityはx方向y方向(z方向)の総合の値になります。
(より詳しくは動画で説明しております)
まずは 1920 × 1080 で メインコンポジションを用意します。
そして別にBoxという名前で 300 × 300 のコンポジションを作ります。
Boxコンポジション内に 300 × 300 の新規平面を作ります。
そしてメインコンポジションにBoxコンポジションをぶち込みます。
このBoxにエフェクトのディストーション、ベジェワープを掛けます。
Boxのアンカーポイントを底に移動します。
0フレームにキーフレームを打ってから10フレーム目でY方向にマイナスに移動して20フレーム目で0フレームの元の位置に戻します。
まずは上下の運動の時の弾力を作りたいのでエフェクトのベジェワープのtopのleftとrightのタンジェントとbottomのleftとrightのタンジェントにエクスプレッションを書きます。
まずはtopのleftのタンジェントのエクスプレッションに配列で自身の値を書きます。
縦方向の弾力なのでY軸の値にBoxのvelocityのYの値を加えてあげます。
velocityの書き方はポジションの値に.velocityを加えるだけです。(この場合はY方向のみの値なので.velocity[1];)
するとポジションが動くとtopのleftのタンジェントが移動方向に伸びますが、キーフレームがリニアなのでvelocityも一定の速度になり、弾力というよりかはパカパカ状態になります。
ですのでキーフレームにイーズをかけてあげるとビヨンビヨンと弾力のようになります。
ただvelocityの値が大きいので程よい値にするために任意の値で割ってあげます(チュートリアルでは20で割ってます)。
topのleftのタンジェントのエクスプレッションができましたらこれをコピーして
topのrightとbottomのleftとrightのタンジェントにペーストします。
すると縦方向の弾力ができます。
次に横方向にも弾力をつけたいので、左右の中のタンジェント4点にエクスプレッションを書きます。
まずはrightのtopのタンジェントに今度は横方向なのでxの値にvelocityの値を足してあげます。
このエクスプレッションを他の3点にもコピペします。
すると横方向にも弾力が加わるのですが、面白いのが斜め方向にもX方向とY方向の総合の値で弾力がつきます。
最後にBoxコンポジション内にお好きな画像やキャラ、テキストなどを入れて完成です。
チュートリアル動画では目の付け方や影の付け方などのテクニックも解説してますので興味ある方は是非チャンネルにお邪魔してみてください。
YouTube:
スライム エクスプレッション【アフターエフェクト エクスプレッション】自動 スクオッシュ & ストレッチ スライム作ってみた! Slime Squash & Stretch
それではー
AE TUTORIAL HACK@AE_TUTORIAL_HACK
フリーの映像製作者です。 某TVキー局でリニア編集、ノンリニア編集を経てコンテンツ制作会社などを転々とし現在台湾でフリーで映像制作をしています。
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