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撮影監督 井村宣昭氏のBlackmagic Micro Cinema Camera使用事例

株式会社I-7 井村宣昭氏が撮影したミュージックビデオでMicro Cinema Cameraが活躍

株式会社I-7の代表であり、数々のトップアーティストのミュージックビデオを数多く手がける撮影監督の井村宣昭氏が、スピッツ、Fo’x Tails, およびSiM/Crossfaithのミュージックビデオの撮影にBlackmagic Micro Cinema Cameraを使用しています。またグレーディングにはI-7のDaVinci Resolveが使われています。

そのひとつは人気バンド、スピッツの「みなと」で、モノクロ映像にアニメーションと実写を組み合わせた作品で、実写部分はすべてMicro Cinema Cameraで撮影されました。

井村氏「この作品は監督から古い映画のようにしたいとリクエストがありました。Production Camera 4Kは以前から使っているので、Blackmagic特有の質感は、フィルムっぽさを出すのに適しているというのが選定の理由のひとつです。35mmセンサーのカメラを使わなかったのは、紙芝居のような感じを出したいということだったので、被写界深度が深めで16mmのフィルムらしさを出すためにMicro Cinema Cameraを使いました。」

もうひとつは、Red Bull Air Race 2016のテーマ曲にも選ばれたSiMとCrossfaithのコラボ曲「GET iT OUT」でスピード感がありエネルギッシュな楽曲。その楽曲の魅力を十分に伝えられるよう、ミュージックビデオは飛行場で演奏するバンドをカメラカーやクレーン、飛行機などから撮影しており、Blackmagic Production Camera 4KとMicro Cinema Cameraをはじめ、数多くのカメラが使用されました。Production Camera 4Kはカメラカーの後方部、Micro Cinema Cameはエアレース用の飛行機の翼部分に搭載して撮影されました。

井村氏「Micro Cinema Cameraは空撮でコンパクトに使えるカメラで質感もいいですね。メインで使っているシネマ系カメラとのマッチングもしやすかったです。他の小型カメラだと、グレーディングをしても、なかなかここまでのトーンに持っていけないんです。」

ロックバンドFo’x Tailsの「The Liberty」では、Micro Cinema Cameraを自社製の特機に搭載して、そのカメラを回転させるという非常にユニークな使い方をしています。こうすることで、映像が回転するような効果が出しています。

井村氏「この特機に載せられるのはかなり小型なものに限定されます。そのおかげで特機を手持ちして、回転させるといったような大胆な使い方ができるんです。そのうえ、レンズ交換ができて、ダイナミックレンジも広い画が撮れるというのはメリットですね。」

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