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【コラム】Vol.2 テレビという教科書を蔑ろにしない!【映像クリエイター ララッシュアワーの非・効率化計画】

こんにちは。
rrrushhourrr(ララッシュアワー) です。

「若者のテレビ離れ」 ってよく聞きますよね。
実際私の周りにも、一人暮らしの家にテレビがないという人が結構います。

でも私は、テレビがない生活が考えられません。

幼少期からずーっとテレビっ子で、小学校で行われた生活習慣のアンケートで「テレビを見ている時間は?」という質問に対して、大分低く見積もって「2〜3時間」と回答したことを覚えています。(実際は毎日5時間以上は見ていた!)

大人になった今も、自宅にいるときは大体テレビの電源は付けっぱなしです。

何故そこまでテレビが好きなのか?

今回は、私にとってテレビという存在は何なのか、お話ししていきたいと思います。

前回「Vol.1」 は、こちらから!

【コラム】Vol.1 自分のキャリアは効率化しない!【映像クリエイター ララッシュアワーの非・効率化計画】

初めまして! rrrushhourrr(ララッシュアワー) と申します。 27歳女性、フリーランスの映像クリエイターです。 アラサーで脱サラしてフリーランスになった私が、何かと効率化を求める現代...

テレビの安心・安定感

「最近のテレビはつまらない」ともよく聞きます。確かに昔ほどの景気の良さや破天荒さは失われたかもしれません。でも、「安心・安定感」に関しては他の動画メディアと比べて強い、と個人的には思っています。

昨今の動画メディアでは 「手作り感」「ハプニング(≠テレビで放送出来ない過激な演出)」 などをあえて強調することが多いのですが、これが結構疲れるんですよ…。ぼーっと見ていられない感じというか。

その点、テレビはどうでしょう。

試しにチャンネルをザッピングしてみてください、トラブってる画なんてほぼほぼ見当たらないと思います。当たり前といえば当たり前なんですが、これが意外とありがたい。

「映像と音が付いている間接照明」 みたいな立ち位置で、一人暮らしの部屋にほっと暖かみを添えてくれる…私にとってテレビはそんな存在なのです。

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日本のテレビ番組の良さ

テレビ番組といえど色々なジャンルがある中で、私は特にバラエティ番組を良く見ます。何故かというと、「テロップ」と「編集」 がおもしろいから!

元々お笑いが好きというのもありますが、映像制作のお仕事を始めてから、縁の下の力持ち的な技術に気付き、ますます夢中になって見ています。

ちょっと平凡な内容のVTRでも、細かいテロップワークと絶妙な間の編集で、断然おもしろく感じるんですよね。文字の出し方、飾り、フォント、エフェクトなどは、バラエティ班のノウハウが詰まってるなぁと感じます。

なので私がコメディ系の映像を制作する際は、テレビのバラエティ番組の技術を真似してクオリティアップを図っています。


特にテロップが派手で編集も好きな番組「それって!?実際どうなの課」

学生時代は結構ドラマも見ていました。日本のテレビドラマって、突飛な主題であることが少なくて、学生でも話についていける分かりやすさがいいんですよね。脇役で芸人さんが出ていたりするのも、密かな楽しみだったりします。


当方所属サンプラスデザインがCGを担当しているドラマ『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~』にも芸人さんがちらほら…

日本のテレビ番組はいわば、デザインは慣れ親しんだものだけど布の質が良くて縫製がしっかりしているお高めの洋服、みたいな感じでしょうか。

CMの不快感が少ない(今となれば…)

これも度々話題になりますが、YouTubeの広告について。もの凄い早口で、こちらのコンプレックスを刺激するような内容の漫画風広告…。

あれ本当に視覚的・聴覚的にストレスを感じませんか!?

ただでさえ広告というのはあまり良い気分で見るものではないのに、映像の内容と質の低さによって、不快感が倍増するんですよね…。

あと、Webサイトに出現するお色気系のGIF広告! お胸やお尻がバインバイン動くの本当にびっくりします(別にやましいサイトを見ているわけではないのに!)

それらと比べると、テレビCMはそこまで不快ではありません。テレビ番組は決まった放送時間枠内で、CMのタイミングも含めた上で番組を構成・演出をしています。だから、「あ、ここで一旦CMか〜」という視聴者側の心の準備もできるし、CMの内容自体も、時間帯に即した倫理観がある程度は保たれています。


AmazonのセールCMは、動くミニチュアが可愛い! 細部まで拘っているルックにも注目

最近では、アート性すら感じるCMも度々見かけますね。

テレビCMは「広告」というジャンルに限定すればかなりリッチな映像コンテンツですから、腕利きのクリエイターが制作していることも多いです。

広告が多様化したことで、逆にテレビCMがマシに見えるようになったという…なんとも言えない気持ちです。

テレビに求めること

現代人には、「リアルタイム性や刺激を求めるときは、テレビよりも各種SNSの動画をチェックする」という行動が既に染み付いている気がします。

テレビはそれらメディアと張り合って番組を作るよりも、「まったり見られる番組」を作った方が差別化されるのではないでしょうか? 街ブラロケ番組とか…。(これは完全に私の趣味ですね)

とにかく私はテレビっ子、もといお笑い好きなので、これからも芸人さんが生き生きと活躍するテレビ番組の発展を願っています。

…結論がよく分からない感じになりました。今回はこのへんで!


  • rrrushhourrr(ララッシュアワー)

    フリーランス・映像クリエイター。普段は「SAMPRAS DESIGN」で、モーショングラフィックスやVR映像を中心とした映像制作をしている。また、女性クリエイター応援プロジェクト「Story by Story SHIBUYA」の一員としても活動。好きなことに片っ端から足を突っ込んでいる”チカチカ系”クリエイター。

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映像クリエイター ララッシュアワーの非・効率化計画@rrrushhourrr_column

アラサーで脱サラしてフリーランスになったララッシュアワーが、何かと効率化を求める現代人に対して、あえて回り道する楽しさを伝えていく、”非効率的なコラム”を連載していきます!

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