AIによる自動作曲?Amper MusicでBGMを無料ダウンロード

AIによる自動作曲?Amper MusicでBGMを無料ダウンロード

こんにちは。
みなさんは動画を作る際のBGMはどうやって探していますか?
前回の記事ではYouTubeのオーディオライブラリについて書きましたが、今回はAIによる自動作曲かつ個人利用や非商用であれば無料で使用できるAmper Musicと言うオンラインサービスを紹介したいと思います。
https://www.ampermusic.com/
*(2017年の10月現在ではBetaとなっているので、将来的にBetaが終了し、本格サービスとして提供を開始した際にはサービス内容が変更になる可能性もありますのでご了承下さい。)

このAmperというサービスは、音楽の難しい知識なしに、簡単に自分のイメージするような音源をオンライン上で作成してくれるサービスです。
自分でジャンルや感情、楽器編成やテンポ、尺の長さやキーの設定なども指定することが可能となっています。

1:30ほどのサービス紹介の公式動画はこちら。

例えば、45秒の動画を作ったとして、そこに「ピアノとストリングスの物悲しげなゆったりめのマイナーキーのBGM」なんて言うBGMもすぐに作れてしまいます。

それではAmperの大まかな使い方を見ていきましょう。

1. ユーザー登録

Amperを使用するにはユーザー登録が必要となります。
まずはAmperのURLへ移動しましょう。
このような画面が出てくると思います。
 
画面センターの緑色の【GET STARTED】もしくは右上にもGET STARTEDがありますのでそこからユーザー登録を行います。

特に説明の必要はないかと思いますが、上から順に:

  • USERNAME:ユーザー名
  • PASSWORD:パスワード
  • PASSWORD (AGAIN):パスワード(確認用)
  • EMAIL ADDRESS:Eメールアドレス
  • FIRST NAME:名前
  • LAST NAME:苗字

を入力したら「I AGREE〜」のところにチェックを入れて緑の「SUBMIT」ボタンを押して下さい。

”Legal” ページの内容だと、

  • Free Beta License
    Amper’s Free Beta License allows you to use the music you download for any personal, non-commercial use projects, such as Internet videos, corporate videos, and all non-commercially distributed projects.
    The Free Beta License can be used for an unlimited number of projects, worldwide in perpetuity. The Free License is also included when you purchase a Premium License.

(意訳):Free Beta Licenseでは、インターネット配信、企業紹介、非営利目的のプロジェクトなどの個人使用、非商用に限り回数の制限などもなく世界中どこでも使用可能
と書いてあります。

  • Premium License
    The Premium License covers advertising use in a single territory on TV, on the radio, in theaters, out of home, and at points of sale and industrial events. It also includes unlimited distribution worldwide of projects intended to generate revenue to you.
    If you would like to purchase a Premium License, simply contact us.
    If you are unsure of which license is right for your needs, please feel free to contact our support team. We are happy to help.
    If you’d prefer to review legal documents, you can read through our legal end-user license agreement.

一方で、プレミアムライセンスだとTVやラジオ、劇場、家庭用以外の営業目的、イベントなど営利を生むための活動での使用も可能。詳細は連絡下さい。としか書いてないので金額等は不明ですが…。
有料であれば他のサービス等も検討候補に挙がってくると思いますし、使用用途が変わるだけで音のクオリティ云々には違いがないようなので、まずは無料版で使用してみて気に入ったらプレミアムライセンス購入というのでも良いのではないかと個人的には思います。

さて。
ユーザー登録が終わってログインをするとTOPページがこのように少し変わっていると思います。
 
先程は【GET STARTED】となっていた中央の緑色のボタンの表示が【CREATE MUSIC】に変わっています。
それでは実際にAIでの作曲プロセスへと進みましょう。

2. 作曲

CREATE MUSICを押すと下記のような画面になります。

左側では

  • MY LIBRARY
  • BROWSE TEMPLATES
  • CREATE NEW PROJECT

という3つの項目があります。
ここでは曲の単位としてPROJECTと呼ばれるものが使われています。

  1. MY LIBRARYではユーザーIDと紐付いたプロジェクトの履歴が(特に変更しない限りは作成した日付と時間がファイル名となります。)
  2. BROWSE TEMPLATES
    ここではいくつかテンプレートが出てきます。
    あまり細かい作業はしたくない場合などまずはここを再生してみつつ、大まかに自分の持っているイメージと近いものを選んで、少し修正を加えていくのが簡単かもしれません。
  3. CREATE NEW PROJECT
    黄色いボタンになっているここを押すと、一から曲を作っていくことになります。
    今回はこの流れをざっと説明します。

CREATE NEW PROJECT

  1. バージョンの選択
    ボタンを押すとまず聞かれるのがこれ。
    【SIMPLE】もしくは【PRO】の2つ。

    SIMPLEの方が選択肢が少なく、迷いにくいと思います。
    DTMをやっていたり、音楽や楽器などに詳しい人はPROの方が内容をより細かくエディットできるモードです。
     
    とりあえずSIMPLEの方を選んでみました。

  2. 曲調の指定
    まずは下記のように5つのジャンルから曲調を選びます。
    個人的にはCinematicが一番使いやすい印象です。
    後は良くも悪くも癖のない、普通の…いや、BGMだから目立たなくてもいいんですけどね…笑

    という訳でCINEMATICを選んでみました。

  3. ムードの指定
    次に選ぶのは曲のムードです。

    各ムード左のスピーカーのボタンを押すと試聴が出来ます。
    Tutorialの吹き出しがやたらと出てきますが、気にせずにお好みで選びましょう。

  4. 曲の長さの指定
    次は曲の長さです。
    ここで注意するのが、経験談なのですが全角モードになっているとうまく入力できません。
    キーボードで全角入力後にF10などで半角へ変換するなどの技も使えませんでした(Macの場合)。
    最初に使ったときは5分ほど格闘してみて諦めて、PROモードのページのタイムライン上で長さを変えたりしていたのですが、ある時、しっかりと半角英数字の入力モードに切り替えたうえで入力すると、なんのことはない。スムーズにいきました。(無駄にしてた時間って一体
    …orz)

    分からなければ30秒でも1分でもとりあえず指定して下さい。ここまでの項目は全てにおいてですが後から変更は可能です。

  5. レンダリング(曲の生成)
    で、長さを選んだら下の黄色い【RENDER MUSIC】を押すと、なんと既にAIが自動生成を開始します。
    画面下部に進捗状況も表示されます。数秒〜長くても数十秒程度でレンダリングは完了します。
     
    AIによる作曲と曲の生成が完了したらこのような画面になります。

  6. 画面の配置
    SIMPLEモードの各ボタンの機能はこんな感じです。

  7. Editing
    出来上がった音源を聞いてみて、テンポや曲調など、何か変更を加えたい場合には左側のEDITのところをクリックして下さい。

    Editingというタブが出てきますので自分の変更したい箇所を選んで調整を行います。
    この写真ではINSTRUMENTATION(楽器編成)の変更の部分を開いてみました。
    左から1列目では変更したい項目、2列目は各楽器のON/OFF、2列目一番上の「CHANGE BAND」を開くと出て来る3列目では使用する楽器の編成自体を色んなパターンに置き換えることが出来ます。
     
    調整したいように変更したら画面左下に出ている【Render】をクリックすると、修正後の音源を再度生成してくれます。

  8. DOWNLOAD
    ご自身の好みの楽曲が出来上がったら音源をダウンロードします。
    画面中央の右の方にあるダウンロードアイコンをクリックします。
    それで開いた【DOWNLOAD MUSIC】の画面で「MP3」もしくは「 WAV」を選択するとダウンロードが開始します。

その下にあるのはアンケートのようなものでしょうか。DLするためには入力はマストではありません。

聞かれている質問は:

  1. 他に使用している音源と比べてどう思うか?
  2. 選択したMoodやスタイルにどれだけその曲がマッチしているか?
    主観で良いと思います。メッチャ合ってるやん!と思えば5を。いや、Happy選んだのに悲しい感じの出来ましたけど…って場合は1で良いのかなと(おそらくです…)。

    そして下の白いチェックボックスでは音源の使用目的を聞かれています。

    おそらく個人的な予想ですが、無料で提供する代わりに用途の集計を取っているような?感じでしょうか。Social MediaやSongwritingなどの項目の中から適当なものを入力したら【Submit】で送信となります。

    あとはブラウザ指定の場所に音源がダウンロードできたと思いますので、編集ソフトに取り込んで使うなりしてください。
    ちなみに、書き出されたファイルのフォーマットはmp3の場合は44.1kHz/192kbps、WAVの場合は48kHz/24bitでした。

PROモード

最後にProモードについても少しだけ。
SIMPLEモードと違う点を幾つか。

  1. ビデオも取り込める

    これはプレビューしながら映像とのマッチングを見る際に役に立ちそうですね。
  2. 曲にアクセントを付ける
    画面左下の下記のようなマークをクリックするとアクセントとして追加可能な楽器の一覧が出てきます。シーンの切り替え時など、出来上がった音源にプラスしてもう一盛り上がりがほしいときなどに楽器を追加できます。
    アクセントを追加したい場所にあらかじめ再生バーを移動しておいてから操作して下さい。


  3. 編集履歴

    画面右上の時計マークから編集履歴が表示できるので、修正後にまた戻したくなった場合などに便利です。
  4. マッチング機能
    同じプロジェクト内に作った、テンポやキー、タイプなどの違う音源同士をマッチさせます。
    元となるトラックをクリックしたのち左上の四角形が横に2つ繋がったようなアイコンをクリック、マッチさせたい項目(キー・編成など)にチェックを入れてマッチさせます。
    よりスムーズに繋がるようになると思います。



最後に

長々と書いてしまいましたが、日本語にローカライズされてはいないものの、割と直感で使えるのではないかと思います。
空いた時にでも練習がてら自分用にいくつか曲をストックしておくのも良いと思います。
 
それから、AdobeのPremierを使用している方は、Adobe® Premiere Pro®Amper Panelが出ています。
Premier使いではないのでちょっと確認等が出来ていませんが、プラグインとしての使用が可能になるようです。もしお持ちの方がいらっしゃれば是非使ってみて下さい。
DLはTOPページ真ん中あたりの下記の写真の部分か、URLよりご確認下さい。
 

※DLや使用はご自身の責任にてお願いします。
https://exchange.adobe.com/addons/products/17605

ではまた!
 
HH

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