【コイツがいると安心】ミニマムなインタビュー撮影にはDR-10Lが最高だった

こんにちは、いいだです。
今回は、TASCAMさんのピンマイク(ラベリアマイク)レコーダー、DR-10Lを、実際に3ヶ月間使ってみたレビューを書きたいと思います!

 TASCAM DR-10L

※本記事では、胸元や襟裳にクリップで装着する小型マイクロホンのことをラベリアマイクと表記させていただきます。

ワイヤレスじゃないラベリアマイクって選択はどうなの?

DR-10Lは、形状的にはワイヤレスマイクっぽいのですが、ワイヤレスではなく、どちらかというと機能的には小型PCMレコーダー&ラベリアマイクに近いです。カメラに飛ばさずに、この機器自体に収録する形です。
同録ではないし、モニタリングすらできないし、使い勝手悪いんじゃないかなと思ってましたが、DR-10Lのコンセプトを理解して使ってみると、とても使い手のことを考えて作られていて使いやすかったです。

音声のモニタリングができなくても、意外と大丈夫

音声が明瞭に聞こえて、音割れしていなくて、ノイズも耐えられるレベルという基準でいうと、特にいままで困ったことはありません。
LIMITERをかけて、DUAL REC機能(通常の音量と、ちょっと小さめの音量の二つのファイルを保存する機能)を使うことによって、ほぼほぼ音割れは防ぐことができます。

 TASCAM DR-10L ※公式HP 取り扱い説明書より

電池持続時間とmicroSDカードの収録可能時間がこちら。撮影の前に新しい電池に交換すれば、回しっぱなしでも10時間は行けます。microSDカードも、16GBくらいあれば電池とのバランス的に十分ですね。4GBのmicroSDが付属するのですが、僕はそれで十分に運用できてます。

無線じゃないから混線の心配がない。海外でも使用可能。

海外で、日本仕様のワイヤレスマイクは法律的に使用することができません。(詳しくはこちら)[日本のワイヤレスマイクは世界で使用できるか?Vook note]
電波で飛ばさないDR-10Lであれば、なんの問題もなく使用することができます。

基本的に撮影中は回しっぱなしで使う

カメラのRECと同時にDR-10LのRECスタートができたら最強だなと思うのですが、それはできないので、基本的に撮影中は回しっぱなしで使っています。データ量も大したことないので、あとでPremiereなどの編集ソフトで音声同期をして、使うところだけ抜き出す方法で使っています。
万が一撮影中に電池残量がなくなっても、自動ファイルクローズ機能があるのでファイルが破損することはないそうです。USB給電にも対応しています。

複数の映像と音声を同期する4つの方法まとめ Vook note こちらの機能で同期をしています。

3ヶ月使った感想・・・妙な安心感!

新米映像クリエイターな僕は、ものすごく心配性&ビビりなので、とにかく事故らないことを考えて撮影をします。(どんどんいろんな表現方法に挑戦できるクリエイターの方が羨ましく思う・・・。)

そして、インタビュー撮影となると、構図を考えて、光を考えて、周りの環境音に気を使って、あーマイク曲がってんなとか、電車うるせーなとか考えつつ、インタビュー内容にも気を配って、、、と、考えることがめちゃくちゃあります。そんなバタバタしている現場で、やっぱり目に見えない音は、ミスに気がつかなかったりする場合が多いです。インタビューは特に声が重要になるので、声の収録がうまくいってないのは大事故です。

そんな心配性な僕が、DR-10Lを3ヶ月使ってみて感じたのは 信頼できるぞ、、コイツ! ってことです!(重要ですよね、信頼って。。人も機材も、、。)

音に関して、いま僕が最も求めるのは失敗しないことだなと思います。DR-10Lは、とにかく失敗しないための機能や設定、デザインになっていて、よっぽどトンチンカンなことをしない限り、大抵音は撮れています。クリアな音をとか、音での演出とか、ラベリアマイクとガンマイクの音質の違いとかに気を使う前に、確実に音を録るってことの重要性が製品から伝わってきました。

まとめ

デジタル機器って、文明や科学の進化によって「こんなことができるようになる!」「生活が豊かになる!」みたいな為に開発されて、誕生することが多いと思うんですが、撮影機材の場合、そういう「便利さ」いわば「スペック」が全ての判断基準ではないなと、DR-10Lを使って感じました。

特に最近はカメラなどの機材の進化が早く、ついついスペックや最新の機能に踊らされがちな僕ですが、確実に音を収録する、というDR-10Lの設計・デザインから、「失敗すんなよ!」的なメッセージを感じました。

設計者と気持ちが一体になれる機材って、ミスも減るし、そのテクノロジーのポテンシャルを最大限に活かせるし、機材を作る人も、機材を使う人も双方に意思疎通を図れると素敵だなと感じた次第です。

DR-10L

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