ひと目見ただけで強烈な印象を残すMVがある。
この連載では、そうしたミュージックビデオを作るクリエイターを“MV印象派”と定義づけ、彼らのルーツに迫ることで映像に込めたこだわりを紐解いていく。
今回のゲストには、Vaundyの『東京フラッシュ』、『泣き地蔵』などのMV監督を務め、10代の頃から映像監督・CGアーティストとして活躍の場を広げ続けるMIZUNO CABBEGEさんに登場いただいた。
- 映像監督 / CGアーティストMIZUNO CABBAGE
2000年生まれ。京都出身。 14歳からVFXを独学で学び始め、これまで数多くのCG作品を発表。 19歳の頃に、SNSを通じて集まった新世代のCGアーティスト集団「UNDEFINED」を設立。 チームリーダー、ディレクターとしてクライアントワークからオリジナル制作まで幅広い視点で映像制作をこなす。
X(Twitter):@mizunocabbage
Instagram:@mizunocabbage
WEB:https://www.undef.jp/mizunocabbage-works
「どうやったら作れるんだろう?」と考えるのが好きだった
——こちらの仕事場は、移転されたばかりなんですよね。
MIZUNO CABBAGE(以下、MIZUNO):そうです。僕を含めたUNDEFINEDのメンバー3人でシェアハウスをしていて、いつもここで集まってワイワイと作業しています。
——一緒に暮らしながら仕事をするって、なかなかない環境ですよね。チームを作ってよかったと思うことはありますか?
MIZUNO:やっぱり1人では限界がありますし、僕はいろいろな人の意見を取り入れて多角的な視点で作った方が面白いものができると考えているので、「チームを作って良かった」と思うことしかないですね。
——素敵なチームですね。ではここからは、MIZUNOさんのルーツに迫っていきたいと思います。まず、小さい頃はどんなお子さんでしたか?
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