関鍛冶伝承館 NEW TRADITIONAL JAPAN 010

日本の新しい伝統文化を発信するシリーズとして1分動画の制作を行っていくNEW TRADITIONAL JAPANシリーズ。

今回は岐阜の関にある関鍛冶伝承館です。

関は700年の歴史を持つ刀鍛冶の町。
松炭、良質な水が豊富であったこの町には数々の刀匠が集まりました。
室町時代には300人を超える刀匠が集まり、「折れず、曲がらず、よく切れる」関の刀は全国的に広まっていきました。戦国時代には武将の間で愛用され、二代目兼元である孫六兼元は四方詰めという鍛錬方法でこれまでにない頑丈な刀をつくりました。また、孫六は三本杉という刃紋も特徴。最上大業物の十四工に選ばれています。
現在でも日本一の刃物の町として、昨年50回を迎えた刃物祭りを開催するなど、良質な多種多様な刃物をつくり続けています。