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【クロマキー×バーチャルプロダクション】DJI RONIN-Sを使って撮影、カメラトラッキングの精度は?

2022.07.26 (最終更新日: 2022.07.26)
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こんにちは。STUDIO KUのオカザキです。

私は東京・日本橋でクロマキーのバーチャルプロダクション(以下、VP)のスタジオを運営しています。

「LEDウォールのVPよりも、クロマキーVPが気になる」という方向けに参考になればと思い記事を書いていますので、ぜひ併せてお読みください。


前回の記事はこちら
この記事では、グリーン抜きの精度やコンポジット方法についてご紹介しています。

今回は、カメラトラッキングの精度についてご紹介したいと思います。

スタビライザーを使ったVP撮影、参考事例

カメラはBlackmagic Design社の「Blackmagic Micro Studio Camera 4K」を使用。
これにHTC VIVE Trackerを乗せています。

今回はこれにプラスして、DJI RONIN-S を使ってアクティブなカメラワークの撮影を試してみました!

ケーブル取り回しの課題はあるものの、トラッキングの仕上がりは非常に良い感じです。
ここで撮影した素材を編集したので、完成形をご覧ください。


▲バーチャルプロダクションを使った”バーチャル製品発表会”のイメージを紹介しています。

こちらはほぼ全編、スタビライザーを使ってハンディ撮影しています。

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カメラトラッキングの精度について考察

三脚を使った撮影ですと、パン・チルトした時に調整の誤差がとても目立ちます。

しかしハンディ撮影だと常にわずかに揺れているため、立体感が強調され
トラッキングはうまく行っているように見えるんですよね。(※主観です)

調整に多少誤差があったとしても、ハンディ撮影の揺れによって
細かい部分が気にならなくなっているのかもしれません!

ちなみに、

調整がずれていると、CGの床面と人物の接地部分の見え方がおかしくなります!

逆に、足元が映っていなければ多少ずれていても、ちゃんとトラッキング出来ているように見えます。

「仕上がりが、ちゃんとして見えていればOK」という方であれば
ハンディ撮影という選択肢は有効なのではないでしょうか!?

バーチャルプロダクションに挑戦したいあなたにオススメの動画

このトラッキング調整は非常に苦労しました。。。
開発時期、日本語の情報が少なすぎて途方にくれていたのですが、
突如現れた光がこちらの動画です。

@satoruhigaさんの講演動画がかなり具体的に解説してくださっていて、とても参考になりました。
興味ある方はぜひ!

クロマキーVPに興味あるクリエーターさんへ

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オカザキ@tsukasazmgn

東京・日本橋でクロマキーのバーチャルプロダクションスタジオ「STUDIO KU」を運営しています。 映像制作歴15年。AE,PR使い。モーショングラフィックが好きです。

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