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ローリングツール

Rolling Edit Tool

ローリングツールとは

ツールの一つであるローリングツールについて解説します。
ローリングツールはシーケンス全体の長さを変えずに、編集点の位置だけを調整する為のツールです。
編集点を前に移動させると、前のクリップがその分短くなり、後ろのクリップは長くなります。

ローリングツールの使用方法

ローリングツールはデフォルトのショートカットキーに登録されており、「N」を押して切り替えることができます。また、ツールパネルの中からローリングツールのアイコンをクリックして切り替えることができます。

以下ローリングツールの使用方法について説明します。

1.ローリングツールを選択

キーボードショートカット[N]を押す、または画像のアイコンを選択します。ツールパネルが表示されていない場合は[ウィンドウ]>[ツール]を選択してパネルを表示してください。

2.カーソルを編集点に合わせて、左右にドラッグ


左右に動かすと下の画像のように、プログラムモニターにタイムコードが表示されます。

タイムコードを利用して、細かな調整ができます。

複数の編集点を同時に調整

複数の編集点を同時に調整したい時はWin → コントロールキー、Mac → コマンドキーを押しながらクリップをドラッグして囲むと、複数の編集点がまとめて選択できます。あとはローリングツールを使用して調整します。

ローリングツールの使用例

ここからはローリングツールを効果的に活用できる場面を紹介します。

マルチカメラ編集中の利用

□で囲った編集点を右に動かしたい場合

ローリングツールを使って編集点を動かします。

ローリングツールを使用すれば、カメラアングルをいちいち切り替え直すことなく、カットの長さの微調整ができます。

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