Adobe DynamicLink

Adobe Dynamic Linkとは

Premiere ProとAfter Effectsなど、Adobe製品同士で簡単に連携ができる機能です。映像の修正や書き出しの手間を省くことができるのがメリットです。
シーケンスやコンポジションをやり取りしたり、必要なクリップのみを選択してPremiereProからAfter EffectsやAuditionなどの別ソフトに送る事が出来ます。
シーケンスやコンポジションのやり取りでは、お互いに共通する機能は反映されますが片方のソフトにしかない機能やエフェクトなどは反映されないものもあるので注意しましょう

Premiere ProのシーケンスをAfter Effectsで読み込む

1. After EffectsのファイルメニューからAdobe Dynamic Link＞Premiere Pro シーケンスを読み込みをクリックします。

2.読み込みたいシーケンスを選択し、OKをクリックします。そうすることでプロジェクトパネルにデータが読み込まれます。

After EffectsのコンポジションをPremiere Proで読み込む

1. Premiere ProのファイルメニューからAdobe Dynamic Link＞After Effects コンポジションを読み込みをクリックします。
   

2. 読み込みたいコンポジションを選択し、OKをクリックします。プロジェクトパネルに素材としてAfter Effectsのコンポジションが読み込まれます。
   

Premiere Proのシーケンスから特定のクリップをAfter Effectsのコンポジションに置き換える

1.After Effectsで作業したいクリップをPremiereProのシーケンスで選択

2.右クリック→After Effectsコンポジションに置き換え

3.After Effectsが起動し、PremiereProで選択したクリップがコンポジションに並べられます

4.PremiereProのシーケンスでは、先ほど置き換えたクリップがダイナミックリンクされたAftereffectsコンポジションに変更されています

メモ：
ダイナミックリンクでAftereffectsにクリップを送るとPremierePro上の元クリップが１つに統合されるので、元クリップを残しておきたい場合はコピーしてからダイナミックリンクをするか、サブシーケンスを作ってからダイナミックリンクをすると良いでしょう。

PremiereProからAdobe Auditionにクリップを直接送る

1.オーディオクリップを選択し右クリック。「Adobe Auditionでクリップを編集」を選ぶ

2.Adobe Auditionが起動し、編集が出来るようになります