基本情報
エフェクト名 : Mocha AE
英語名:Mocha AE
カテゴリ : BorisFXMocha
- 精度の高いトラッキングをすることができます
>Tips
標準のトラッカーよりも精度の高いトラッキングが可能です。また、GPU対応なので、グラフィックカード次第で高速に処理することができます(CC2022以降確認済み)
オススメのプロパティ
Launch Mocha AE
Mochaのアイコンをクリックすると、Mochaの画面が起動します
Matte
トラッキングを使用した領域のみを使う際に使うことができます
Tracking Data
Mocha AE で解析をした結果をAEで使えるようにします
![](https://vook.imagepix.app/fit/660/371/jpeg/80/uploads/user_image/image/31150/39705447-31b5-484b-9452-79d8e26e61f9.png)
使い方例
![](https://vook.imagepix.app/fit/660/371/jpeg/80/uploads/user_image/image/31544/746cc289-765f-4ca8-84ab-e5cc7b1f139e.png)
効果
動きのある画面にはめ込みをすることができます
Tips
使い方例はグリーンのある素材を使っていますが、通常の動画素材でも利用できます。その場合モーションブラーが少ない方がより良い精度でトラッキングします。
手順
以下のような映像に、別の映像を合成する
![](https://vook.imagepix.app/fit/660/370/jpeg/80/uploads/user_image/image/31151/54c1ee66-73ca-424d-998f-db7036749c71.png)
1. シーンに映像を配置する
1. 映像に、[エフェクト]>[BorisFXMocha]>[Mocha AE]を適用する
1. Launch Mocha AEを選択し、Mocha AEを起動する
すると、以下のような独自の画面が立ち上がる
![](https://vook.imagepix.app/fit/660/371/jpeg/80/uploads/user_image/image/31155/cac7ea32-db24-4103-afa7-7bef6004001d.png)
- 「Create Rectangular X-Spline Layer」を選択し、トラッキングをしたい領域を大まかに指定する
![](https://vook.imagepix.app/fit/660/371/jpeg/80/uploads/user_image/image/31152/5d4b4304-5de6-4a56-9a69-51a8586970e3.png)
- 「Show planar surface」を選択し、映像を合成したい領域を選択する
![](https://vook.imagepix.app/fit/660/371/jpeg/80/uploads/user_image/image/31153/f87c05f9-12d2-4ed4-8a40-2538aa59177f.png)
- 図のTrackの矢印を選択し、トラッキングを開始する
![](https://vook.imagepix.app/fit/660/370/jpeg/80/uploads/user_image/image/31157/6f5cb571-b378-40dd-9059-6c03c85f970a.png)
- トラッキングが完了したら保存し、After Effectsの画面に戻る
- After Effectsの中でトラッキングのデータを使うため、[Mocha AE]>[Tracking Data]>[Create Track Data]を選択する
- [Mocha AE]>[Tracking Data]>[Layer Export to]で、はめ込みたい映像を選択する
> Tips
> 映像のサイズがコンポジションのサイズと揃っていない場合、トラッキング領域とずれることがあります。ずれる場合はサイズの変更を試してください。アンカーポイントを移動することも有効です。
- 映像のはめ込み合成ができたら、 [エフェクト]>[Keying]>[Keylight(1.2)]を選択し、黄緑の部分を取り除く
![](https://vook.imagepix.app/fit/660/370/jpeg/80/uploads/user_image/image/31158/e5410e7f-6921-41be-a908-844788d979f9.png)