基本情報
エフェクト名 : Mocha AE
英語名:Mocha AE
カテゴリ : BorisFXMocha
- 精度の高いトラッキングをすることができます
>Tips
標準のトラッカーよりも精度の高いトラッキングが可能です。また、GPU対応なので、グラフィックカード次第で高速に処理することができます(CC2022以降確認済み)
オススメのプロパティ
Launch Mocha AE
Mochaのアイコンをクリックすると、Mochaの画面が起動します
Matte
トラッキングを使用した領域のみを使う際に使うことができます
Tracking Data
Mocha AE で解析をした結果をAEで使えるようにします

使い方例

効果
動きのある画面にはめ込みをすることができます
Tips
使い方例はグリーンのある素材を使っていますが、通常の動画素材でも利用できます。その場合モーションブラーが少ない方がより良い精度でトラッキングします。
手順
以下のような映像に、別の映像を合成する

1. シーンに映像を配置する
1. 映像に、[エフェクト]>[BorisFXMocha]>[Mocha AE]を適用する
1. Launch Mocha AEを選択し、Mocha AEを起動する
すると、以下のような独自の画面が立ち上がる

- 「Create Rectangular X-Spline Layer」を選択し、トラッキングをしたい領域を大まかに指定する

- 「Show planar surface」を選択し、映像を合成したい領域を選択する

- 図のTrackの矢印を選択し、トラッキングを開始する

- トラッキングが完了したら保存し、After Effectsの画面に戻る
- After Effectsの中でトラッキングのデータを使うため、[Mocha AE]>[Tracking Data]>[Create Track Data]を選択する
- [Mocha AE]>[Tracking Data]>[Layer Export to]で、はめ込みたい映像を選択する
> Tips
> 映像のサイズがコンポジションのサイズと揃っていない場合、トラッキング領域とずれることがあります。ずれる場合はサイズの変更を試してください。アンカーポイントを移動することも有効です。
- 映像のはめ込み合成ができたら、 [エフェクト]>[Keying]>[Keylight(1.2)]を選択し、黄緑の部分を取り除く
