キーボードショートカットは効率化の近道
After Effects(アフターエフェクツ)の作業は細かな修正の連続です。そのためキーボードショートカットを使いこなすと作業効率が劇的に変化します。今回はそんな効率アップにつながるショートカットをご紹介したいと思います。
AEキーボードショートカット_トランスフォーム
After Effects(アフターエフェクツ)の作業で一番多い作業はトランスフォーム周りだと思います。そのプロパティにアクセするスピードが上がると必然と作業効率も上がっていきます。
トランスフォームのキーボードショートカット
* アンカーポイント = A(AnchorPointのA)
* 位置 = P(PositionのP)
* 不透明度 = T(OpacityではなくTransparencのT)
* スケール = S(ScaleのS)
* 回転 = R(RotationのR)
Tips
- 閉じる場合はもう一度そのショートカットを押す
- SHIFT + ショートカットで指定したショートカットを追加して表示
- Macの場合、Opt + ショートカットで現在の位置に指定したプロパティのキーフレームを追加することが可能
AEキーボードショートカット_キーフレームのあるプロパティを表示
アニメーション作業をするとキーフレームの修正は欠かせません。そのためキーボードショートカットを使う事で作業効率をあげることが出来ます。
- キーフレームのあるプロパティを表示 = U(USEのUだと思って) ## Tips
- レイヤーを選択しない場合は全てのレイヤーのキーフレームが表示されます。特定のレイヤーのキーフレームのみ表示したい場合はレイヤーを選択します
AEキーボードショートカット_数値を変えたプロパティを表示
キーフレームは打ってはいない状態で初期値ではないプロパティを素早く表示する方法です。ソーステキストなどもこれに含まれるので素早く表示できるようになります。
- 数値を変えたプロパティを表示 = UU ## Tips
- UとUUのショートカットはよく間違えて表示されますが、これはUを押す間隔が短いとUUとなってしまうためです。Uをショートカットとして使いたい場合は少し間隔を開けてUを押しましょう。
AEキーボードショートカット_イージング
アニメーションにはいくつかの種類がありますがイージング(加速減速)処理はよく使う項目です。ここもショートカットで効率をあげられる部分だと思います。
- イージーイーズ = F9(加速減速)
- イーズイン = ⌘ + SHIFT + F9(加速) > ※これはMacのショートカットです。Windowsは⌘ = Ctrlに置き換え
- イーズアウト = SHIFT + F9(減速) ## Tips
- グラフエディターで作業したい場合はSHIFT + F3で切り替えられます
- キーフレーム速度を表示したい場合はキーフレームを選択して⌘ + SHIFT + Kで表示できます > ※これはMacのショートカットです。Windowsは⌘ = Ctrlに置き換え
他にもたくさんのショートカットがありますがまずはここから使っていくといいと思います。是非使ってみてください。
ショートカットを使って快適なAe生活を^^
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ヤマダイ @ymrun_jp@yamadai
映像講師。 2017年11月よりAdobe Community Evangelist。 Premeire Pro/After Effectsなどを触る生活。 日々モーションを考えるサイトを運営 https://everydayskillshare.jp...
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