はじめに
この度、YouTubeに特化したいわゆる 『裏方』 である映像製作者を育成するアカデミーをローンチしました。
https://vook.vc/p/course/youtube
このアカデミーでのテーマは 『プロのYouTubeの映像製作者になる』 こと です。
Youtuberはよく聞くと思いますが、YouTubeでの裏方である”プロのYouTubeの制作者”と言うキーワードはなかなか聞き慣れないと思います。
この 『プロのYouTubeの映像製作者』が実は2020年からニーズ(求人)が非常に 高くなっています。
YouTubeの事務所やインフルエンサーマーケティングの会社、ウェブマーケティングの会社、そして広告代理店、さいごに事業会社までニーズが増しています。
そういったこともあり、このアカデミーを開くことになりました。
特徴としては、数少ないYouTube上での裏方のトッププレイヤーを講師に集め、そのノウハウを学べること。
個人的にも非常に充実した内容なのではないかと自信を持って言えるものになりました。
この記事では、
* なぜYouTubeでプロの映像人材が必要になったのか
* どんな人材が必要になっているのか
* そしてさいごにどんな講座があるのか
と言うことをここでは書きたいと思います。
大前提として、YouTubeで仕事のニーズが急増してる
2019〜20年はYouTubeが一気に伸びた2年間でした。
スマートフォンでの動画ニーズが急激に伸び、YouTubeのコンテンツ側も充実し、芸能人の参入もすごかったですね。
1年前に一気に登録者を増やしたローラチャンネル
またさらにコロナも重なり視聴者層は一気に伸びたのではないかと思います。
『スマホで見る視聴環境』『コンテンツの種類』『コロナのような外的な環境変化』など複合的な要素が組み合わさって、今やYouTubeはテレビと台頭するくらい大きくなりました。
映像の業界にいる身として、非常に大きな動きがあった二年だったなと思います。
TVからスマートフォンやウェブへの人々の行動のシフトの姿が、まじまじと見えたのが非常に大きかったです。
今後もこの変革は止まらないですし、
YouTube初めネットの動画は伸び続ける予想です。
2010年からの10年代は 『スマホ動画の始まり』 でしたが、
20年代は 『スマホ動画の成熟期』 とも言えると思います。
そして、 『スマホ動画の成熟期』 で一番のプラットフォームはYouTubeであり、当然、仕事は増えていくと思います。
昔、TV放送局に入って、裏方になってプロデューサーやディレクターになりたいなと思ったのと同じように、
今後はYouTubeやウェブ動画の裏方に憧れる時代になります。
我々Vook界隈にも2020年の初め頃から、YouTube制作できる映像クリエイターがいないかと言う求人の相談が後を耐えません。
映像制作している人の働く場が、YouTubeに今後流れていく流れは止まらないと思います。。
YouTubeで求められる職種
YouTubeのニーズが上がってきたと言うのは誰でもわかると思うのですが、それでは、どのような人材が必要なのか。
大きく分けると2つあり、ディレクターと編集者です。
(1)YouTubeチャンネルのディレクター(ビデオグラファー)
1つ目は、YouTubeチャンネルを企画・運営するディレクター、しかも撮影や編集ができる人です。
撮影から編集まで行うビデオグラファーに近い職種で、 YouTubeに特化したビデオグラファー と言うのが近いかもしれません。
YouTubeで言うチャンネルは、TVで言うと番組に近いものです。
1つのテーマや人物に対して、1チャンネルであり、そのチャンネルをどのように表現するか、内容面や構成面、そして表現面を考え、作らなくてはいけません。
YouTubeで言うディレクターは、そう言ったチャンネルの 表現面や内容面を意思決定して、制作する ことが使命です。
今までのYoutuberは撮影から出演、編集まで、すべて自分でやることが多かったのですが、芸能人チャンネルや企業チャンネルなどが増える昨今は、出演以外の仕事は裏方のディレクターが必要になってきています。
(2)エディター(編集者)
次に2つ目に必要になってきているのはチャンネルを編集する エディター(編集者) です。
当然コンテンツ数を打たなくてはいけないので更新頻度が高く、エディターが必要になってきています。
ここで求められるのは、視聴者に伝わる編集ができることで、どれだけYouTubeを見ているか、と言うことが問われますし、
またチームでやることも多いと思うので、仕事として編集を進められる力も大切だと思います。
YouTubeチャンネルで成功する一つの大きな要因に編集のうまさがあると思います。
それは単純に綺麗な編集をすることではなく、ターゲットや内容に合わせて意図的に編集を変え、視聴者を魅了することにあります。
カット編集だけではなく、テロップ、音、色使い、ナレーションなどさまざまな構成要素をうまく料理できるエディターが必要です。
また、最近だとTVのような高度な表現をするコンテンツも増え、そちらに対応できるかできないかというのもあると思います。
そう言った意味でエディターの役割というのは非常に大きく、求人のニーズが増しています。
以上のようにディレクターと編集者が必要になってきているのですが、この二職種は今人材不足なのが現状です。
人材不足の理由とは?
それではなぜ人材が不足しているのか。
理由としては以下2点です。
その1映像製作者でYouTubeに詳しい人がいない
こちらは、映像のプロだけど、YouTubeのことは知っている人が少ないということです。
既存で映像制作を仕事としてやっているいわゆるプロの人の中で、YouTubeコンテンツをあまり知らず、YouTubeに合ったコンテンツや作り方をできないと言う人が多いというの現状です。
映像制作の技術があったとしても、TVの作り方や普段の仕事でやる映像の作り方とはYouTubeは、予算の面や作り方、ターゲットが大きく違います。
そう言ったこともあり、TVからYouTubeにきてもフィットがなかなかしないと言う方のお話はよく聞きます。
その2YouTube詳しい人の中で、映像制作の技術が高い人がいない
こちらに関してはYouTubeをたくさん見ていてある程度動画編集はできるが、仕事としてできない、と言う人のことです。
動画編集は学べばできることなのですが、例えば撮影や構成、また映像を仕事としてやると言うことはできなく、結局仕事にならなかったと言う人は多いらしいです。
このように、いるようであんまりいない職種で、実はチャンス。
プロでもあり、YouTubeもわかる人を育てるべく、我々はYouTubeプロフェッショナルアカデミーを開くことにしました。
どんな講座があるのか。
それではさいごに、どんな講座があるのかというのを紹介したいと思います。
Lesson1:YouTubeプロフェッショナルとは
1回目の講座では、自分自身も元人気Youtuberでもあり、今はYouTubeをはじめとしたインフルエンサー事務所をやる佐野拓也さんやYouTube専門の放送作家田中 透さんが登壇。
Toridori https://toridori.co.jp/
トリドリさんは、女性Youtuber No.1 500万人の登録者を誇る木下ゆうかさんなどが所属する気鋭の会社です。
実際にどんなスキルや人材が必要とされているのかというのをお話しお伺いします!
Lesson2:撮影基礎(オプション)
こちらでは、オプションなのですが、撮影のことを知らない人のために、撮影のやり方や基礎を学ぶ講座を用意しました。
講師の伊藤洸一さんはウェディングのビデオグラファーで撮影するルックが美しく、カメラのことを勉強したい人は非常にいいと思います。
Lesson3:撮影/ルック作り
こちらでは、YouTube登録者2万人を超えたBird and insectの林裕介さんに話していただきます。
Bird and insectさんのYouTubeチャンネルはこちら
https://www.youtube.com/c/birdandinsect/videos
林裕介さんは撮影のスペシャリストであり、YouTubeでのルックについて登壇。
さまざまなYouTubeのルックを分析して、それを実演しながら見せてくれるので非常に勉強になると思います!
Lesson4:企画・チャンネル運営
こちらでは、有名スポーツ選手のYouTubeチャンネルを運営する濱名 亮太さんに登壇いただきます。
チャンネル立ち上げの心構えや考え方、面白いコンテンツへの落とし込み方などのチャンネル運営の核となる部分はもちろん、それらをどう制作フローに落とし込んでいるのかまでを実例の中から学びます。
Lesson5:編集基礎・カラコレ
こちらでは有名チャンネルの編集を担当する永田さんに登壇いただきます。
この他、さまざまなYoutuberの編集を行う永田 裕之さんに、実例を見せていただきながら実際の編集はどのようにやっているのかということを特にお聞きしたいと思っておりまして、要注目の講座になると思います!
LESSON6 編集/時短術
Proで編集をしていくためには、プロの技術が必要。
ということで、プロに映像編集を教える、Adobe Community Evangelistも務める山下大輔さんにPremiere ProやAfterEffectsの編集のやり方や時短術などをお聞きしていきます。
LESSON7テロップ
チャンネルのトンマナや視聴者への理解を早めるテロップは、非常に大切になってきます。
ここでは、テロップのスペシャリスト ナカドウガさんに登壇いただきます。
ナカドウガさんは数多くのTV番組を手がけてきた方で、テロップを専門にやられてきたプロフェッショナルです。
YouTubeでもこのテロップの技術は必ず応用できるはずです。
LESSON8 音作り
最後に映像コンテンツのクオリティを決定づける「音」。
こちらのレッスンは、もともと音を専門にしていた永田 裕之さんに再度入っていただきます。
整音の基礎はもちろん、MAのことを考えて撮影現場で出来ることや、効果的な音のつけ方について学びます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
このようにかなり濃密な講座になっており、YouTubeの裏側から技術までしっかりと学べる講座になっています。
サイトの方でも詳細が書かれていますので、ぜひご覧になって申し込んでみてください!
締め切りは2/10までです!
申し込みは以下から
https://vook.vc/p/course/youtube
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岡本俊太郎@shuntaookamoto
株式会社Vookの代表取締役。my Japanという日本の魅力を30秒で伝える動画コンテストを立ち上げ、その後動画制作の会社を立ち上げ。 制作においてはプロデュース系が一番得意です。簡単な編集もやるので、編集についてのノウハウも共有していきたいです。
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