フラクタルノイズ

基本情報

エフェクト名：フラクタルノイズ
英語名：Fractal Noise
カテゴリ：ノイズ&グレイン

エフェクトの特徴

• 煙のようなノイズを作ることができます >Tips 炎や煙などのシミュレート以外にも、テクスチャの作成、他エフェクトのマップとしても使われることが多く、非常に出番の多いエフェクトです

オススメのプロパティ

フラクタルの種類

17種類の中からノイズを選択できます

コントラスト

ノイズのコントラストを調整します
数値が大きいほど、コントラストが強くなります

複雑度

ノイズの複雑度を調整します
数値が小さいほど靄（もや）のような抽象的なノイズとなり、数値が大きいほど複雑になります

展開

設定した角度で、展開のサイクルを設定できます
キーフレームを打つことで、ノイズが変化しながら動くアニメーションを作成できます

展開オプション

• サイクル展開 チェックを入れると、展開で設定したサイクルを時間内でループするアニメーションを作成できます ループする回数は[サイクル(周期)]で設定します

Tips
類似エフェクトであるタービュレントノイズは、フラクタルノイズエフェクトを改良したもので、レンダリングが早くなるなどパフォーマンスが高いとされています。
ただし、タービュレントノイズエフェクトにはサイクル展開がないため、ループアニメーションを作成する場合はフラクタルノイズエフェクトを使用しましょう。

使い方例

流線を作ります

効果

疾走感のある効果線を作ることができます

手順

1. コンポジションに平面レイヤーを作る
2. 平面レイヤーを選択し、メニューバーから[エフェクト]＞[ノイズ&グレイン]＞[フラクタルノイズ]に進み、エフェクトを適用する
3. コントラストを任意の数値に設定する
4. 明るさを任意の数値に設定する
5. プロパティ内の[トランスフォーム]＞[スケールの幅]を、任意の数値に設定する
6. プロパティ内の[トランスフォーム]＞[スケールの高さ]を、任意の数値に設定する
7. 複雑度を任意の数値に設定する
8. 展開のストップウォッチをクリックし、キーフレームを打つ
9. 時間インジケーターを最終フレームまで動かし、展開を任意の角度で設定する
10. 展開オプションのサイクル展開にチェックを入れる

Tips
横方向の効果線を作る場合は、スケールの幅と高さの数値を逆転させてください。ディストーションの[極座標]エフェクトと組み合わせると集中線に変化させることもできます。