ライトレイヤー

ライトレイヤーとは

3Dレイヤーに対して照明効果を付ける事が可能なレイヤー。3Dレイヤーをよ立体的にみせる事が可能です。

Tips
3Dレイヤーはライトの影響を受けるか受けないかをマテリアルオプションから変更する事が可能です。

ライトレイヤーの追加方法

タイムラインパネル

1. コンポジションを開く

2. レイヤーに重ならない部分で右クリックしライトを選択。
   

3. ライト設定から各種設定を選択。

Tips
メニューバーから [ レイヤーメニュー ] ＞ [ 新規 ] ＞ [ ライト ] からも追加可能

設定

ライトの種類

ライトの種類。光源をどうするかを選択します。

Tips
種類は平行、スポット、ポイント、アンビエントの4種類あります。

カラー

ライトの色を定めます。

強度

ライトの強さを定めます。

円錐頂角

ライトの種類がスポットの場合に有効です。光源を中心にした円錐の頂角を定めます。大きくすればするほど、照らす範囲も大きくなります。

円錐ぼかし

ライトの種類がスポットの場合に有効です。大きくすればするほど、スポットライトが照らした時の輪郭が柔らかくなります。

フォールオフ

光の落ち方。ライトの種類がスポット、平行、ポイントの場合に有効です。ライトが離れるに従ってライトが暗くなるという設定をつけることができます。
* スムーズは半径とフォールオフの距離で指定した通りに光源の減衰が適用されます。
* 逆二乗クランプは実際の光源の減衰に近い処理です。

半径

ライトからどの位置で光の落ち方が始まるか定めます。

フォールオフの距離

ライトの強さが0になる（ライトが暗くなる）距離を設定します。

シャドウを落とす

チェックを入れるとシャドウを落とせるようになります。

シャドウの暗さ

シャドウの濃さを定めます。

シャドウの拡散

シャドウのボケ（拡散）具合を定めます。0%だとパッキリした影になります。

ライトレイヤーの種類

ライトレイヤーには4つの種類があります。

平行

一点から照らすライトです。太陽のような光源。

スポット

スポットライトです。懐中電灯やスポットライトのような光源。

ポイント

一点から照らすライトです。裸電球のような光源。

アンビエント

全体の明るさを調整するライトです。シャドウは発生しません。

使用例

テキストを照らす

1. レイヤーの3Dレイヤースイッチをオンにし位置を調整する。

1. 平面レイヤーの設定でシャドウを受けるにチェックを入れる。
   

2. テキストレイヤーの設定でシャドウを落とすにチェックを入れる。
   

3. ライトレイヤーを追加し、種類をアンビエントライトにする。
   

4. ライトレイヤーを追加し、種類をスポットライトにして、パラメーターを調整する。
   

5. 他のライトレイヤーも追加する。(今回はスポットライトを3つ使用)
   

6. カメラの回転軸にフレームを打つ。